ポケットWiFiが遅い7つの原因|簡単にできる対処法やおすすめの乗り換え先を紹介

ポケットWiFiが遅い原因は?速度を上げる秘訣はある?

ポケットWiFiは気軽にインターネット環境を得られる便利なサービスですが、「通信が遅い」と困ったことはありませんか?

ポケットWiFiが遅いと、WEB検索がサクサクできなかったり動画が途中で止まったりするので、ストレスを感じる人もいるでしょう。しかし、原因が分かれば対処可能です。

当記事では、ポケットWiFiが遅い原因と簡単にできる対処法を解説します。おすすめの乗り換え先も紹介するので、参考にしてみてください。

この記事のまとめ
  • ポケットWiFiが遅いときは接続機器や使用エリアをチェック
  • 電波が悪いならポケットWiFiの乗り換えもあり
  • 通信制限のないポケットWiFiを使うのもおすすめ

ポケットWiFiの通信が遅いときに考えられる7つの原因と対処法

ポケットWiFiの通信が遅いときに考えられる、7つの原因と対処法を解説します。

  • 原因①WiFiルーターや接続機器に不具合がある
  • 原因②エリア外で使用している
  • 原因③複数の端末を接続している
  • 原因④障害物が邪魔をしている
  • 原因⑤回線が混雑しやすい夜に使用している
  • 原因⑥速度制限にかかっている
  • 原因⑦電波干渉を起こしている

通信が遅い原因を理解すれば、それぞれの対策を行えます。詳しく解説するので、参考にしてみてください。

原因①WiFiルーターや接続機器に不具合がある

ポケットWiFiが遅い原因には、ルーターや接続機器の不具合が考えられます。機器が古いまたは届いたばかりの場合に、不具合が起こるケースが多いです。

故障でない限り、次の対処法で簡単に解決します。届いたばかりの機器が直らない場合は、契約した会社に連絡して交換してもらいましょう。

故意の破損でなければ、無料で交換してもらえます。

対処法①再起動・アップデート

WiFiルーターや接続機器の不具合なら、再起動・アップデートで解決する可能性が高いです。再起動は、電源の入れ直しで簡単にできます。

アップロードの方法は、各ポケットWiFiの公式HPを確認してみてください。

また同時に、スマホやパソコンの再起動も行いましょう。ポケットWiFiがインターネットに接続されやすくなります。

原因②エリア外で使用している

ポケットWiFiが利用している回線(docomo / au / Softbank / WiMAX2+)には、対応エリアがあります。

都市部で使えていたポケットWiFiが郊外で遅くなった場合は、エリア外が原因の可能性が高いです。

対処法②対応地域の確認・移動

エリア外で使えないときの対処法は、対応地域の確認と移動です。各回線の対応地域は、公式HPから確認できます。

  1. docomo
  2. au
  3. Softbank
  4. WiMAX2+

現在地がエリア外の場合は、場所を移動しましょう。対象エリアに移動すれば、通信環境が改善されます。

原因③複数の端末を接続している

複数の端末を接続していると、ポケットWiFiが遅い原因になります。パソコンやスマホ、タブレットなどの同時接続が、回線の混乱を招くのです。

家族で1つのポケットWiFiを使っていたり、仕事用のパソコンを接続したまま放置していたりしないか確認しましょう。

最近はテレワークの普及で、パソコン・スマホを接続する機会が多いです。自宅で回線が混雑し、通信が遅いと悩む人が増えています。

対処法③利用していないデバイスの接続を解除する

複数の端末接続が原因の通信不良が発生したら、利用していないデバイスの接続を解除しましょう。忘れているだけで、接続したままのデバイスがあるかもしれません。

また、複数の端末接続は無駄な通信量の消費も招きます。アプリ通知などによる少量消費ですが、もったいないので注意しましょう。

日頃から接続のオン・オフをこまめに行っておくと安心だよ。

原因④障害物が邪魔をしている

障害物が邪魔をしている可能性も考えられます。エリア内にもかかわらず通信が遅い場合は、障害物によって電波が遮られている可能性が高いです。

またコンクリートで建てられたマンションは、電波状況が悪くなりやすいので理解しておきましょう。

そして、WiMAXは障害物に弱い回線と言われています。

「WiMAX2+回線」を利用しているポケットWiFiは、特に注意してください。

対処法④ポケットWiFiを窓際に置く

障害物によって通信が遅いときの対処法は、ポケットWiFiを窓際に置くことです。窓際は電波が入りやすいので、最もアンテナが立つ場所を探してみてください。

また、電波は高い場所の方が受信しやすいです。一軒家に住んでいる場合は、2階・3階などで使うのをおすすめします。

一方、障害物を完全に避けるのは難しいです。その際は、ポケットWiFiとデバイスをできるだけ近づけて使いましょう。

原因⑤回線が混雑しやすい夜に使用している

インターネットを使う人が増える時間帯は、回線が混雑しやすくなります。なぜなら、インターネット回線は周囲の環境に左右されやすい性質を持っているためです。

また、下記の時間帯は回線が混雑しやすい時間と言われています。

  • 7:00~9:00(通勤・通学)
  • 12:00~14:00(お昼休み)
  • 15:00〜19:00(退勤・下校時間)
  • 21:00〜23:00(帰宅後)

対処法⑤通信制限のないポケットWiFiを使う

ポケットWiFiの中には、夜の時間帯に通信制限を設けている会社があります。インターネットを快適に利用したいなら、通信制限のないポケットWiFiを使いましょう。

通信制限がかかると、おおむね128kbpsまで遅くなります。動画視聴やビデオ通話は難しいので、契約前に「夜間の通信制限」について把握しておくと安心です。

原因⑥速度制限にかかっている

ポケットWiFiが速度制限にかかっていると、多くの場合128kpbs程度になります。インターネットを快適に使うためには10〜30Mpbs必要なので、「ポケットWiFiが遅い」と感じるかもしれません。

ポケットWiFiを利用する際は、日頃から残量確認が必要です。大容量・無制限プランでも、「◯日10GB」など通信制限があるので注意してください。

残量は、端末画面や専用アプリから確認できるよ。

対処法⑥使用量に応じたポケットWiFiを契約する

通信制限にかからないためには、使用量に応じたポケットWiFiを契約することが大切です。下記は通信量の目安です。

通信容量目安
10GB動画視聴 / 40時間
サイト閲覧 / 30,000回
50GB動画視聴 / 約200時間
ビデオ通話 / 約160時間
100GB動画視聴 / 約400時間
ビデオ通話 / 約300時間

動画視聴があまりない場合は、10GB〜20GBでも足ります。一方、動画視聴やビデオ通話を楽しみたい場合には、100GBや無制限などの大容量プランがおすすめです。

原因⑦電波干渉を起こしている

電波干渉を起こしている場合も、通信速度に影響があります。電波干渉は簡単に言うと電波の渋滞であり、これにより通信が遅くなります。

ポケットWiFiでよく使われるのは、2.4GHz周波数帯です。2.4GHz周波数帯は多くの家電製品で使われているので、電波干渉が起きやすくなります。

対処法⑦周波数帯を5GHzに変える

電波干渉によって通信が遅くなった場合は、周波数帯を5GHzに変えてみてください。

2.4GHzメリット
・障害物に強く電波が広範囲まで届く
デメリット
・多数の製品で使われる周波数のため、電波干渉を受けやすい
5GHzメリット
・WiFi専用の周波数で電波干渉を受けにくい
・通信速度が速い
デメリット
・障害物に弱い
・対応していない機器がある

周波数の切り替えは、デバイスの「WiFi設定」から行えます。ポケットWiFiのSSIDとパスワードを確認しておきましょう。

対処法⑧クレードルを使う

5GHzの周波数帯に対応していなかったり、周波数を変えても通信が安定しなかったりする場合はクレードルの使用がおすすめです。クレードルとは、WiFiルーター専用のスタンド型拡張機器を指します。

本来ポケットWiFiとインターネットは無線接続されていますが、通信が不安定になりやすいです。速度が遅いと感じたら、クレードルを使った有線接続を試すと改善されるかもしれません。

接続方法は下記のとおりです。

  1. ポケットWiFiをクレードルにセットする
  2. クレードルとデバイスをLANケーブルで接続する

クレードルは4,000円前後で購入できるので、通信が遅い場合に試してみてください。

電波が悪いと悩む方へおすすめのポケットWiFi3選

電波が悪いと悩む方へ、おすすめのポケットWiFi3選を紹介します。

  • Broad WiMAX:データ容量が無制限のプランがある
  • Mugen WiFi:大容量かつ数日単位での通信制限がない
  • どこよりもWiFi:階段式の料金設定で幅広い使用量に対応

どのポケットWiFiも、電波や通信速度に定評があります。使いやすいプランも充実しているので、参考にしてみてください。

Broad WiMAX:データ容量が無制限のプランがある

  • 超高速インターネット
  • WEB申込みで初期費用20,743円が0円
  • データ無制限でたくさん使える(3日15GBの通信制限あり)

Broad WiMAXは、超高速インターネットが無制限(3日15GBの通信制限あり)で使えるポケットWiFiです。5Gにも対応しており、快適なインターネット環境を得られます。

契約期間の縛り・利用回線などが異なる3つのプランから選べますが、中でも「ギガ放題プラス(2年)プラン」がおすすめです。下り最大2.7Gbpsの高速インターネットを使えます。

初回最大3ヶ月、月額2,999円で使えてお得です。3ヶ月以降は4,634円で、無制限プランとしては業界最安値級となっています。

さらにBroad WiMAX公式HPからWEB申し込みすると、通常時20,743円かかる初期費用が0円になります。

速さと安さにこだわりたい人は、Broad WiMAXがおすすめです。

【辛口】Broad WiMAXの口コミ・料金・キャンペーン等を徹底解説【辛口】Broad WiMAXの口コミ・料金・キャンペーン等を徹底解説

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Mugen WiFi:大容量かつ数日単位での通信制限がない

  • 月間100GBが実質3,438円
  • 3日◯GBの通信制限なし
  • 30日間のお試しで安心

Mugen WiFiは、月間100GBの大容量を提供しているポケットWiFiです。下り最大150.0Mbpsなので、インターネットを快適に使えます。

また、Mugen WiFiには3日◯GBなどの通信制限がありません。そのため、週末にまとめて動画視聴を楽しみたい人でも安心です。

最大10,000円のキャッシュバックキャンペーンが魅力で、実質3,438円で使えます。キャッシュバック適用は、契約後に送られる2度のメールから申請するだけなので簡単です。

Mugen WiFiは通信速度に定評があり、動画視聴やビデオ通話でもストレスを感じません。30日間は全額返金してもらえるので、気になる人は気軽に試してみてください。

数日単位の通信制限が煩わしい人はMugen WiFiがおすすめです。

【徹底解説】Mugen WiFiの評判・口コミを調査!特徴や料金についてわかりやすく解説【徹底解説】Mugen WiFiの評判・口コミを調査!特徴や料金についてわかりやすく解説

Mugen Wifiの公式サイトを見る

どこよりもWiFi:階段式の料金設定で幅広い使用量に対応

  • 段階定額制で無駄なくお得
  • 最高120GB使える
  • 通信速度に不満があれば0円

どこよりもWiFiは、段階定額制で無駄なく使えるポケットWiFiです。5GB・20GB・50GB・100GB以上の中から、その月に使った分だけ料金が発生します。容量が余らないので、無駄なくお得に利用できます。

通信容量2年間の縛りあり / 縛りなし
5GB900円 / 1,400円
20GB1,900円 / 2,400円
50GB2,900円 / 3,400円
100GB3,400円 / 3,900円

どこよりもWiFiは、月間最大120GB使えます(1日4GBの通信制限あり)。2年契約のプランなら3,400円で最大120GB使えるので、他社のポケットWiFiより安いです。

通信速度は下り最大150.0Mbpsで、ストレスなくインターネットを楽しめます。大手3回線(Softbank / au / docomo)を利用しており、対応エリアが広い点も魅力です。

またどこよりもWiFiは、電波状況や通信速度に不満がある場合に0円で解約できます(2年契約プランのみ)。

通常の初期契約解除は解約金のみ0円ですが、どこよりもWiFiでは下記すべてが無料です。

  • 解約金
  • 初期費用
  • 月額料金

対象は、端末到着7日以内の手続き・20日以内の端末返送した場合です。不具合を感じたら、早めに連絡しましょう。

大容量を安く使いたいなら、どこよりもWiFiがおすすめだよ。
【徹底解説】どこよりもWiFiを選ぶメリット、デメリット、評判までをわかりやすく解説【徹底解説】どこよりもWiFiを選ぶメリット、デメリット、評判までをわかりやすく解説

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ポケットWiFiが遅いと悩む方からよくある質問

ポケットWiFiが遅いと悩む方からの、よくある質問に回答します。

  • 電波の強いポケットWiFiはある?
  • ポケットWiFiの電波を強化する方法はある?
  • 安定性を求めるなら固定回線のほうがいい?

上記を理解すれば、ポケットWiFiの選び方がわかります。それぞれ解説するので、参考にしてみてください。

電波の強いポケットWiFiはある?

ポケットWiFiの電波は、回線や利用場所によって異なります。そのため、「〇〇ポケットWiFiが強い」と一概には言えません。

ただし、3大キャリアの回線を使用するポケットWiFiは、比較的不便さを感じにくいです。

3大キャリアの回線は、Mugen WiFiをはじめとする多くのポケットWiFiが採用しています。電波の強さを重視する方は、サービス比較時に確認してみてください。

ポケットWiFiの電波を強化する方法はある?

ポケットWiFiの電波を物理的に強化する方法はありません。

ただし、前述した「ポケットWiFiが遅いときの対処法」が改善策になります。

不具合を感じたら、まずは再起動や利用場所の移動などを試してみてくださいね。

安定性を求めるなら固定回線のほうがいい?

通信環境の安定性を求めるなら、固定回線(光回線)が最適です。光回線は「光の信号」を用いた通信方式で、最速・安定の通信環境を得られます。

ただし、光回線は住宅によって設置できない場合があります。光回線を使うためには「光回線工事」が必要だからです。工事不可の住宅では、光回線は使えません。

デメリットを把握した上で光回線を検討したい人は、下記の記事を参考にしてみてください。コスパのよい光回線や選び方などを紹介しています。

光回線のメリットとデメリットは?他の回線との違いを徹底解説 コスパ最強の光回線はどれ?人気な光回線を安い価格で契約する方法

まとめ:簡単な対処法で改善しない場合はポケットWiFiの変更も検討しよう

ポケットWiFiは、利用状況によって遅く感じることがあります。原因を理解し、適切な対処法を試すことが大切です。

多くの場合、再起動や移動で改善されます。故障の場合は、契約している会社に問い合わせてみましょう。

また当記事で紹介したポケットWiFiは、通信速度や使い勝手に定評があります。安くて気軽に使えるので、乗り換えも検討してみてください。

ポケットWiFiは、外出先でも使える便利なサービスです。評判のよいポケットWiFiを利用して、快適なインターネット環境を整えましょう。

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