ソフトバンクグループとOpenAIは月21日（現地時間）、米国内でAIインフラを構築する新会社「Stargate Project」を設立し、今後4年間で総額5,000億ドルを投資すると発表しました。
新会社では、まず1,000億ドルの投資を即時に開始。テキサス州ですでにインフラ構築が始まっており、今後は全米で新たな拠点の建設地を検討していく予定になっているとのことです。
Stargateの初期出資者にはソフトバンクグループ、OpenAI、Oracle、そしてMGXが名を連ねています。会長にはソフトバンクグループの孫正義氏が就任し、財務管理を担当。そのうえでOpenAIが運営を担当します。
主要テクノロジーパートナーとしてはArm、Microsoft、NVIDIA、Oracle、そしてOpenAIが参画。とくにOracle、NVIDIA、OpenAIは、コンピューティングシステムの構築・運営で緊密に連携していくとのこと。
このほかOpenAIはMicrosoftとの既存のパートナーシップも強化し、クラウドプラットフォーム「Azure」の利用を拡大。AIモデルのトレーニングや新サービスの開発を進めていくとしています。
