恵比寿にある和食の名店「賛否両論」のオーナーシェフで、テレビでもおなじみの笠原将弘さんが9月21日、自身のyoutubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」を更新しました。
笠原シェフが弟子の若手スタッフとまかない料理のガチ対決をします! 同チャンネルでも大好評の人気シリーズ第3弾となる今回のテーマ食材は「豚こま」です。安くて身近な豚の小間切れを使って、お互い自慢のまかない料理を披露します。果たして勝負の行方は?!
笠原シェフが弟子とガチ料理対決!
同企画「まかない世代闘争」の過去2回は、当然ながら笠原シェフが全勝しています。しかし判定で「笠原シェフに忖度しているのでは?」という疑念を持たれ「そんな忖度するような会社じゃないですよ」「俺なんかみんなからひどい扱い受けてますからね」と疑惑に納得がいかない笠原シェフ。
そこで今回は採点方式を変更しどっちが作った料理か分からない状態で3名のスタッフが審査をします。「これでもし苦情来たら恐ろしいハンデつけていいよ」と笠原シェフから強気な発言も飛び出します。
勝つ自信は「まぁまぁ」あるという弟子の雄剛君が先行を選び、まかない料理スタート! 料理は「豚こまの照り焼き」を作ります。料理の説明や質問に答えながらの作業に「声が小さい」といじられながらも、技術や手際はさすが名店のスタッフです。ほかのスタッフからも普段から丁寧な仕事ぶりを評価されており、自身も「昔から作り慣れている」という照り焼きが見事完成しました。盛り付けを含め画面からも食欲をそそられる一品です。
意外な勝負の行方とは?!
一方後攻の笠原シェフは自身の「48のまかない技の一つ」だという「豚ねぎ生姜焼き」で対抗します。豚肉に下味をつけながら料理を開始しますが、全ての工程についてよどみなく説明を入れていきます。なぜこの切り方にするか、なぜこの工程が必要か、プロの裏技などを丁寧に分かりやすく料理の知識や技術、エピソードを飄々と話し続けながらあっという間に仕上げます。見事としか言いようがありません!
いよいよ判定です。3名のスタッフが登場し誰が作ったかは知らされず、先ずは笠原シェフの料理Aを実食。「お米がすすむ生姜焼き」「後のせの生姜がすごい爽やかで効いてる感じ」と高評価です。次に温めなおした弟子の雄剛君の料理Bを試食。「さっきより濃いめで肉の存在感もあった」「玉ねぎも半生ぐらいな感じなので食感が小気味よい」とこちらも好評です。
AとB美味しいと思った方の札を挙げ、票数の多かった方が勝利となります。結果は笠原シェフが2票、雄剛くんが1票で笠原シェフが見事勝利しました! この結果を受け笠原シェフは「良かった、ほっとしたよ」としながらも、弟子に1票入ったため「危ないよもう、ギリギリだもんね」と意外な結果にちょっと焦っていた笠原シェフでした。
弟子の丁寧な仕事ぶりに称賛の声溢れる
勝利の要因は「生姜と七味の風味が伝わった」「B(弟子)は味が濃い。一口ならいいが食べ続けるにはA」とのこと。最後に笠原シェフも弟子の料理を試食します。良い所を褒めながら温かく適格なアドバイスをする姿に、優しい人柄が見受けられました。
チャンネルの視聴者からは「雄剛君、丁寧な仕事で良き」「雄剛くん包丁捌きや手捌きがミニマスターみたいですね」「雄剛定食ご飯が進みます。とても丁寧な仕事をされますね。立派な料理人になられる事でしょう」と弟子の雄剛くんへ称賛のコメントが寄せられました。
面白トークに料理の知識・技が学べる大人気チャンネル
テレビでもファンの多い笠原シェフ。同チャンネルでは、バラエティ番組で培われた面白トークと料理人歴30年以上の知識やテクニックを惜しげもなく披露しています。
献立も奇をてらったものではなく、定番メニューからアレンジメニューまで料理下手でも真似できるものばかり。今回作成した二品も材料とレシピが概要欄に掲載されています。ぜひ動画とともにご覧くださいね!