アップルは9月10日のスペシャルイベントにて、iPhoneやMacで利用できる「Apple Intelligence」機能について発表しました。
提供は10月から。日本語対応は来年
Apple Intelligenceは10月にリリースされるiOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1から提供が開始されます。
まずはアメリカにて英語でリリースされ、12月にオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、英国に追加。
日本語、中国語、フランス語、スペイン語は来年に対応予定です。来年のいつかは明らかにされていません。
作文ツール
メール、メモ、Pages、他社製アプリなど、文章作成においての書き直し、校正、要約を利用できます。
写真アプリ
メモリー機能により、ユーザーは説明を入力するだけで見たいムービーを作成できるようになります。
さらに自然言語を使って特定の写真を探せるほか、ビデオ内の検索がよりパワフルになり、クリップの中の特定の瞬間を探せるようになっています。
そのほかクリーンアップツールを使って、写真の背景にある不要な対象物を特定して削除できます。いわゆる“消しゴムマジック”です。
メモアプリと電話アプリ
電話音声の録音、書き起こし、要約を利用できます。
電話アプリで通話中に録音が開始されると参加者に自動的に通知が届き、通話が終了すると重要なポイントを思い出せるようにApple Intelligenceが要約を生成します。
その他
このほか通知の要約、Eメールの内容を理解して緊急のメッセージを上部に表示するメールの優先メッセージ、各Eメールの要約表示、メールのスマートリプライなどが提供されます。