メンタリストDaiGo、名著『嫌われる勇気』に書かれている主張に物申す!? 暴論とまで言われるその主張とは?

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メンタリストのDaiGoさんが9月3日、自身のYouTubeチャンネル『メンタリストDaiGo』を更新。今回の動画は、名著である『嫌われる勇気』に登場するある主張に対して警鐘を鳴らすという内容でした。

DaiGoさんが「心理学的にというか、もはや普通に暴論」とまで言う危険な主張とは、一体何だったのでしょうか?

目次

世界的名著である『嫌われる勇気』に物申す!

今回の動画では、世界的名著である『嫌われる勇気』に書かれている、絶対に信じてはいけないある主張について話していました。

普通に読んでいればそれが暴論だと気づけるだろうけど、もし精神的に追い詰められている人が読んでしまうと、信じてしまう可能性があってとても危険だといいます。

その危険な主張というのは、『嫌われる勇気』の最後の方に登場する「あなたの不幸は、あなたが選んだもの」というものだ、と話していました。

現状維持を望み、不幸な環境も受け入れてしまう

まず否定する前に、DaiGoさんがこの主張について解説していました。

多くの人は、自分がもし現在不幸だと感じていたとしても行動せず、変わることはないんだといいます。それはなぜかと言うと、人は基本的には環境が変わることを恐れ、現状維持を望んでしまうからなんだそう。

だから、もし不幸だと感じていたとしてもその環境を変えない方が、変化に向き合わなくていいからむしろ楽に感じてしまう。つまり、人は自ら不幸になる道を人は選んでいるんだ、と主張しているんだろうとのことでした。

この主張を正しいとすると例えば人間関係や仕事など様々な事で悩んで、メンタルが落ち込み、自分は不幸だと感じている人に対して、「でもそれは、あなたが怠惰で楽をしたいから自ら不幸を選んでいるだけなんだよ」という話になってしまうと言います。

これは心理学的にというよりも、普通にただの暴論だ、とDaiGoさんは話していました。

暴論、だけど一部の人には正しい?

この主張が暴論だと言うことを分かりやすく話すと、例えば紛争地域に住んでいる人達の中には、その環境を不幸だと感じている人も少なくないかと思いますが、そういった人たちはもちろん望んでその環境にいるわけではないでしょう。

他には、先天的な病気や障害を持って生まれ、そしてそのことを不幸だと感じている人たちも、やはり自ら望んでそうなっているわけではないはずです。

自分で選んだわけではない不幸だって間違いなく存在するんだから、もしこの主張を正しいということにしてしまうと、望んでその環境にいるわけではない人たちに対する二次被害になりかねない、とDaiGoさんは話していました。

実は、自ら不幸を選んでしまう人もいる……

実は、本当に自ら不幸を選んでしまう人たちもいるんだといいます。動画の後半では、そういった自ら不幸を選んでしまう人たちの特徴を紹介していました。

後半部分も別の記事で紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!

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