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安くゲーミングPCを買うには、いくつかコツがあります。ただ闇雲に購入しようとすると、思いのほか損をしてしまっていることも。
この記事ではゲーミングPCを安く買うためのコツと、おすすめの安いゲーミングPCを紹介します。
コスパに優れたゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
目次
ゲーミングPCを安く買うためのコツ・選び方
価格の安いゲーミングPCを選ぶときの注意点や選び方を紹介します。
安いゲーミングPCを選ぶ上で重要なのは、以下の4点です。
- 性能に直接関係のない要素は排除する
- ゲーミングPCが安いタイミングを狙う
- しっかり商品を確認する
- コスパの高いパーツを使う
それぞれ詳しく解説していきます。
性能に直接関係のない要素は排除する
ゲーミングPCを安く買うためには、PC性能に直接関係のない要素は排除するようにしましょう。
以下の様なゲーミングPCは、性能とは関係のないところにコストがかかっている可能性が高いです。
- 小型PC
- ゲーミングチームやインフルエンサーとのコラボレーションモデルPC
- LEDなどの装飾が綺麗で、見た目が華やかなPC
例えばコラボPCの場合、コラボモデルではない同じ性能のゲーミングPCが1万円ほど安く購入できたりします。
他にも人気の「白いゲーミングPC」といったモデルは、同じ性能の他PCと比較して価格が高い傾向があります。
とくに小型ゲーミングPCには要注意。小型のゲーミングPCは、さまざまなパーツの小型化にコストがかかっています。
また小型ゲーミングPCは廃熱が難しく、廃熱にもコストがかかっています。そのため、小型ゲーミングPCは通常のゲーミングPCと比べてコストが高いことが多いです。
ゲーミングPCを安く買いたいのであれば、直接PC性能と大きく関係のない要素はできる限り排除し、より安く買うように努めましょう。
ゲーミングPCが安いタイミングを狙う
ゲーミングPCを安く買うコツとして、安いタイミングを狙うのも一つの手です。
ゲーミングPCは値段の上下が非常に激しく、季節や年によって価格が大きく変化します。
例えば、2021年ではマイニングブームにより、グラフィックボードの在庫がかなり少なくなり、価格が今よりも2倍近くなっていたことがありました。
このように、一部のパーツの価格が非常に高騰しているタイミングは安く買うには適していません。
もちろん安い時期もあり、1月・4月・8月・12月あたりはPCショップで割引率の高いセールが行われていることが多くあります。
少しでも安く手に入れたい方は、これらのセールを狙って購入するのもおすすめです。
しっかり商品を確認する
続いての安く買うコツは、「しっかり商品を確認する」です。
商品数が多いPCショップでは、同じような性能・構成のゲーミングPCでも、価格に大きく差があることがあります。
20万円のPCと、同じ性能で18万円のPCがあれば、もちろん後者を選びますよね。全く一緒でないにしても、ほぼ同程度の性能のPCで価格差が大きくある場合もあります。
意外とこのようなことがPCショップではあるため、しっかり商品を確認してPC選びをすることはとても重要です。
とくに、PCショップの「人気ランキング順で表示」「おすすめ順で表示」として確認していると見落としやすいです。「価格順で表示」をし、自分の目でしっかり確認して選ぶようにしましょう。
コスパのいいパーツを選ぶ
コスパの良いパーツを選ぶことも、ゲーミングPCを安く買うためには重要です。
例えば、CPUは最近ではIntelよりも比較的価格が落ち着いているRyzenを使用するといった工夫をしましょう。
ほかにも、グラフィックボードやCPUを最新世代のものではなく、一世代前のものを選ぶのもいいですね。世代が古ければ古いほどPCパーツは安くなる傾向があります。
ただし安ければ安いほど性能が悪いだけでもありません。RTX3060Tiのように、世代が古くても優秀なPCパーツが多く存在します。
安いおすすめゲーミングPC4選
最後に、安いおすすめのゲーミングPCを4つ紹介します。
【10万円前後でおすすめ】GALLERIA RM5R-G60S
OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィックボード | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 99,980円(税込) |
特長 | しっかりゲームが遊べる中で最安クラスのゲーミングPC |
GALLERIA RM5R-G60Sは、まともにゲームが遊べるゲーミングPCの中でも最安レベルで購入可能なゲーミングPCです。
このPC以下の価格のゲーミングPCもありますが、それらはCPUやメモリ、グラフィックボードがより低いグレードの商品が多く、遊べるゲームも少ないです。
ある程度まともにゲームを遊びたいのであれば、最低でもこのゲーミングPCの予算10万円は見ておいたほうが良いでしょう。
GALLERIA RM5R-G60Sの性能としては、CPU・メモリ・グラフィックボード全てゲームをするにおいて最低限必要なレベルを満たしたスペックとなっています。
CPUは2022年発売モデル、グラフィックボードも2019年発売と最新世代のものではありませんが、VALORANTやLeague of Legendsといった軽いゲームを快適に動かせる性能をしています。
原神やPUBG・FF14やApexといった中程度の重さのゲームも、設定を少し調整することで快適にプレイが可能です。
もちろんゲーム以外の一般的な使い道も問題なく動作します。しかし、やはりタルコフやサイバーパンクといった重量級のゲームを遊ぶにはスペックが不足しすぎているため、遊ぶことはできません。そのため、用途としては、比較的軽めのゲームを遊ぶためのPCとなります。
とにかく予算を抑えたい人に、おすすめのゲーミングPCです。
【15万円前後でおすすめ】ILeDEs-M7P5-AR57X-SASXB
OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 141,700円(税込) |
特長 | 15万円以下でも幅広くゲームが遊べるコスパに優れたゲーミングPC |
ILeDEs-M7P5-AR57X-SASXB は、コストパフォーマンスに優れたミドルレンジのゲーミングPCです。
CPUには、10〜20万円代のゲーミングPCの中でもコスパの高いRyzen 7 5700Xを採用。
グラフィックボードには1世代前でありながら、いまだに人気の高いRTX3060Tiを搭載しています。
ゲームでは、APEX・SF6といった中程度のゲームを快適に遊べる性能です。もし100fps以上のフレームレートの出るゲーミングモニターがあるのであれば、144fpsなどの高フレームレートも期待できます。
サイバーパンクなどの最重量級のゲームはRTX3060Tiでもやはり厳しいですが、タルコフのような重量級ゲームであればRTX3060Tiでもプレイ可能。
しかし、重量級のゲームはCPU・グラフィックボードのほかにもメモリを多めに使用することが多いです。重量級のゲームもプレイするのであれば、メモリを32GBにカスタマイズしておいたほうが良いでしょう。
全体的に、コストもできる限り抑えつつゲームを幅広く楽しみたい人にとっておすすめのゲーミングPCと言えるでしょう。
【20万円前後でおすすめ】GALLERIA RM5C-R47
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5-13400F |
グラフィックボード | GeForce RTX 4070 12GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 197,800円(税込) |
特長 | 20万円以下では最高性能のグラフィックを誇るミドルハイなゲーミングPC |
GALLERIA RM5C-R47は、グラフィック性能の高いゲーミングPCです。
価格は20万円以下に抑えながら、重量級ゲームもプレイできるRTX4070を搭載しています。この価格帯でRTX4070を搭載しているPCの数は少ないため、非常にコストパフォーマンスに優れたPCと言えるでしょう。
しかし、コストを抑えるためか、RTX4070ほどのグラフィックボードが載ってるにもかかわらず、メモリは16GBとやや低い印象を受けるPC。RTX4070のグラフィック性能を活かす重量級ゲームも楽しみたいのであれば、メモリを32GBにカスタマイズすることをおすすめします。
【25万円前後でおすすめ】ILeDEs-M7P5-AR57X-ULSXB
OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィックボード | GeForce RTX 4070 Ti 12GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
価格 | 239,800円(税込) |
特長 | どんなゲームも軽々プレイできるハイスペックゲーミングPC |
ILeDEs-M7P5-AR57X-ULSXB は、25万円以下のゲーミングPCの中でも性能が非常に高いおすすめのゲーミングPCです。
CPUにはコスパが高いとお馴染みのRyzen 7 5700Xが採用され、グラフィックボードにはハイエンドグラフィックボードのRTX4070Tiが採用されています。RTX4070と比較してもかなりパワーアップしているRTX4070Tiは、前世代のRTX3090Tiよりも性能が高く、非常にパフォーマンスに優れたグラフィックボードです。
RTX4070Tiほどのグラフィックボードであれば、サイバーパンクやスターフィールドのような最重量級ゲームも快適に遊べるほどのパワーがあります。もちろん軽〜重量級ゲームをより高いグラフィック設定で遊ぶこともできるため、より上の環境でゲームをプレイしたい方にもおすすめです。
ただし、ここでも気になるのがやはりメモリ。パフォーマンスを活かしたいのであれば、32GBにカスタマイズすることを推奨します。
とは言え、メモリは後からでも増量が可能なため、とりあえず16GBのままにしておき、後からアップグレードするという選択肢もあります。
まとめ
PC名 | GALLERIA RM5R-G60S | ILeDEs-M7P5-AR57X-SASXB | GALLERIA RM5C-R47 | ILeDEs-M7P5-AR57X-ULSXB |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 5 4500 | Ryzen 7 5700X | Core i5-13400F | Ryzen 7 5700X |
グラフィックボード | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB | GeForce RTX 3060 Ti 8GB | GeForce RTX 4070 12GB | GeForce RTX 4070 Ti 12GB |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD | 1TB SSD |
価格 | 99,980円(税込) | 141,700円(税込) | 197,800円(税込) | 239,800円(税込) |
特長 | しっかりゲームが遊べる中で最安クラスのゲーミングPC | 15万円以下でも幅広くゲームが遊べるコスパに優れたゲーミングPC | 20万円以下では最高性能のグラフィックを誇るミドルハイなゲーミングPC | どんなゲームも軽々プレイできるハイスペックゲーミングPC |
ここまで安いゲーミングPC選びのコツと、おすすめの安いゲーミングPCを紹介してきました。
ゲーミングPCを安く購入する場合、セールの時期や性能に関係のない要素を排除するなどを意識し、よりコストを抑えて購入しましょう。