現行の「iPad Air」は10.9インチですが、Appleは近々12.9インチモデルの発売を計画していると噂されています。この新型「iPad Air」について、発売が近づいていることを示すリークが複数登場しています。
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12.9インチ「iPad Air」の発売時期がリーク
ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏は、12.9インチの「iPad Air」のディスプレイが12月末から出荷されると述べています。ヤング氏によれば、これはAppleがこのモデルを「予想より早く」発売することを示しているとのこと。
12.9” iPad Air panel shipments started in December…
— 引用:@DSCCRoss
訳:12.9インチ「iPad Air」パネルの出荷は12月から…
Appleが大型の「iPad Air」の開発を進めているという噂は以前からあります。経済紙記者のマーク・ガーマン氏は、Appleは新しい11インチと12.9インチの「iPad Air」の発売時期を3月に予定しているとリークしていました。
» Apple’s iPad plans for next year could be a lot less confusing
同氏によれば、12.9インチ「iPad Air」はM2チップを登載するとのこと。また、現在「iPad Pro」で利用可能なものと同じ「Magic Keyboard」でも動作するとしています。
次期「iPad Air」は、12.9インチディスプレイにM2チップ登載と「ほぼProモデル」なスペックとなりそうです。とくに大画面のiPadが欲しかったユーザーにとっては、コスパの非常にいいモデルといえるでしょう。
一方Appleは、次世代「iPad Pro」でさらに差別化をはかるとされています。ガーマン氏によれば、次世代「iPad Pro」ではM3チップの登載のほか、有機ELディスプレイを初めて登載するとのこと。
また、テックメディア「Wccftech」は、「iPad Air」はProMotionに対応しない点や、「iPad Pro」のみが有機ELディスプレイ登載によるベゼルの縮小などの恩恵を受けると指摘しています。
Another difference is that the iPad Air will likely miss out on ProMotion technology, making the iPad Pro lineup the only one to support a high refresh rate panel. Thanks to the OLED upgrade, Apple could take the design of the iPad Pro models to the next level by incorporating slimmer bezels on the 11-inch and 12.9-inch models.
— 引用:Wccftech
訳:もうひとつの違いは、iPad AirがProMotionテクノロジーを搭載しない可能性が高いことで、iPad Proのラインナップは高リフレッシュレートのパネルをサポートする唯一のものとなる。OLEDのアップグレードのおかげで、Appleは11インチと12.9インチモデルにスリムなベゼルを取り入れることで、iPad Proモデルのデザインを次のレベルに引き上げることができるだろう。
ヤング氏は「iPad Pro」向けの有機ELディスプレイの出荷時期について、1月になると述べています。これらのリークを見る限り、少なくとも来年始めにiPadシリーズに複数のモデルが登場することには期待できそうです。