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メジャーリーグで、シーズンを通して最も活躍した投手に贈られるサイ・ヤング賞。今シーズン、日本人投手も奮闘し、サイ・ヤング賞獲得に向けての票を獲得できるか、注目を集めていました。そんな中、サイ・ヤング賞受賞投手がア・リーグ、ナ・リーグのそれぞれの受賞投手が発表されましたが、日本人投手の受賞には至りませんでした。そこで今回は、サイ・ヤング賞を受賞した投手2人と、好成績を残した2名の投手は、何票獲得できたのか、解説していきます。
目次
今年のサイ・ヤング賞は誰が受賞した?
今回のサイ・ヤング賞で、日本人投手の受賞はありませんでした。これまでに、サイ・ヤング賞を受賞した日本人選手はおらず、今シーズン活躍した2投手には、獲得の可能性があるのではないかと言われていましたね。
そんな中、今シーズンのサイ・ヤング賞を受賞した投手が発表されました。ア・リーグでは、ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コール投手が悲願の初受賞。そして、ナ・リーグでは、サンディエゴ・パドレスのブレーク・スネル投手が5年ぶり2回目の受賞を果たしました。
ア・リーグは、ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コール投手
今シーズン、ア・リーグで文句なしの成績を残したニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コール選手は、サイ・ヤング賞の投票で、満票の1位票を獲得。防御率リーグ1位・勝利数リーグ3位タイ・奪三振数リーグ3位・勝率リーグ1位とどの成績を取っても、リーグトップ3に入る成績を残しています。
そんなゲリット・コール選手は、過去2回サイ・ヤング賞の得票数で2位を獲得する悔しい思いをしており、今回の受賞は悲願の達成とのこと。今回の受賞について、ゲリット・コール投手は、とても誇らしく思う。幼い頃からずっと達成したかったと語っており、嬉しい気持ちが溢れていました。
ナ・リーグは、サンディエゴ・パドレスのブレイク・スネル投手
ナ・リーグのサイ・ヤング賞は、サンディエゴ・パドレスのブレーク・スネル投手が、28票の1位票を獲得し、2度目の受賞を果たしました。今シーズン、ブレーク・スネル投手は、14勝9敗・防御率はメジャーリーグトップの2.25・リーグ2位の234奪三振の圧倒的な成績をマーク。
今回2度目の受賞となったブレーク・スネル投手は、史上7人目の両リーグでの受賞とのこと。今回、受賞の発表を受け、ブレーク・スネル投手は、もう一度取れたことは、驚きであると語っていました。メジャーリーグで他の選手を引き寄せない防御率をマークしたブレーク・スネル投手は、サイ・ヤング賞に相応しい投手と言える活躍ぶりでしたね。
千賀滉大投手が日本人ルーキー投手4人目の得票を獲得!
今シーズンから、ニューヨーク・メッツに移籍した千賀滉大投手は、29試合に登板し、12勝7敗・リーグ2位の防御率2.98・202奪三振をマークし、新人王の最終候補にノミネートされるなど、実力を評価されていました。そんな千賀滉大投手は、サイ・ヤング賞の投票で、3位票を3票・4位票を3票獲得し、計15ポイントのリーグ7位。日本人ルーキー投手が得票を集めたのは、史上4人目とのこと。
この結果に、アメリカメディアやファンからは、納得いかない声が多く寄せられていました。千賀投手は、4・5・6位の選手より活躍していた。や、余裕でトップ5位以内。など、もっと評価されるべきだという声が多かったです。千賀投手に対しては、ルーキーイヤーながらこれだけの成績を残したのだから、もっと評価し、上位に入賞されるべきだと感じた人が多いのかもしれませんね。
大谷翔平選手は、サイ・ヤング賞の得票0
今シーズン、大谷翔平選手は、投手として23試合に登板・10勝5敗・防御率3.14・167奪三振をマークする成績を収めるも、サイ・ヤング賞の得票数は0でした。昨シーズン、82ポイントを獲得し、初めてサイ・ヤング賞のランキング入りを果たしていたこともあり、今シーズンは、サイ・ヤング賞獲得もあり得るのではないかと言われていたとのこと。しかし、今シーズンは、大谷翔平選手の記録を遥かに上回る記録を残した投手がおり、その投手に多くの得票が集まりましたね。
大谷翔平選手は、シーズン後半故障の影響で離脱してしまい、10勝止まり。昨シーズンの15勝と比べると、物足りない成績となってしまい、サイ・ヤング賞の得票が集まらなかったのかもしれませんね。大谷翔平選手は、投手としての復帰は、2025年以降と言われており、再びサイ・ヤング賞の得票を得て、受賞することはできるのか、注目していきましょう。
まとめ
今回は、サイ・ヤング賞を獲得した投手と日本人で最も活躍した2人の投手の得票数について、解説しました。今シーズン、サイ・ヤング賞を獲得した2人の投手は、リーグで他の投手を引き寄せない成績を残していましたね。
その投手に負けないくらいの実力を発揮した千賀滉大投手と大谷翔平投手には、来シーズン以降、サイ・ヤング賞を受賞できるよう、頑張って欲しいですね。