PlayStation4、PlayStation5、Nintendo Switch、XBOX ONE、XBOX SERIES X/S、Steam、スマートフォン対応ソフト『遊戯王マスターデュエル』にて、2023年12月5日(火)より適用されるリミットレギュレーション(禁止制限)における新たなカードが公開されました。
なぜかダイアが制限に
KONAMIのマルチプラットフォーム向けゲーム『遊戯王マスターデュエル』にて、2023年12月5日(火)に実施されるリミットレギュレーション(禁止制限)が発表されました。
これにより、以下に記載するカードが規制対象となります。なお規制の適用に関しては、ランク戦での利用頻度から枚数判断をしているとのこと。
また規制については、現状の環境下における「対策が困難な状況を作り出す」場合や「早期決着によりデュエルの駆け引きの要素が著しく損なわれる」場合の是正が目的になっているようです。
今回は禁止カードが0枚、制限カードが2枚ですが、準制限カードが8枚と多め。なお、無制限に解除されたカードは2枚となっています。
『遊戯王マスターデュエル』のルール上、1回のデュエル(3デュエル1試合のマッチ戦ではない)では回避できない地雷デッキとなっていた「神碑(ルーン)」に最後の通告と言わんばかりの制限。とうとう「神碑の泉」が制限カードとなってしまいました。
そして「斬機サーキュラー」から召喚権なしで展開できる「斬機」デッキのカードである「斬機ダイア」も制限カードに。しかしなぜか初動の「斬機サーキュラー」ではなく、「斬機ダイア」のほうが制限になっており、ダメージを受けたのは「斬機」デッキのみ。「サイバース」デッキには、ほぼノーダメージと言える結果になっています。
一方で準制限カードになるカードは多く、上記のサイバースデッキを意識してなのか「サイバネット・マイニング」が準制限に。
また、環境で暴れ回っている「ピュアリィ」デッキのカードである「ピュアリィ」「ピュアリィ・デリシャスメモリー」が準制限に。異常な耐性を持つ「エクスピュアリィ・ノアール」に戦闘破壊耐性を付与するだけでなく、素材になると攻守を上げてしまう「ピュアリィ・デリシャスメモリー」は、ゲームバランスを損なうカードと判断されたのでしょう。ただし、この程度の制限では「ピュアリィ」デッキが環境にとどまるのは必然。今後の動きが気になるところです。
そして「白銀の城の火吹炉」も準制限カードに。こちらは「ラビュリンス」デッキで後攻0ターン目から動くために使われるカードで、「白銀の城の竜飾灯」とは異なり自身を特殊召喚するため、こちらに規制が入ったものと思われます。
制限カードから準制限カードになった「嵐征竜-テンペスト」は、「焔征竜-ブラスター」の無制限化を追いかける形に。このまま「巌征竜-レドックス」「瀑征竜-タイダル」との差は開いていくばかりなのか……?
ついに無制限となった「十二獣ドランシア」にも注目。かつて環境を席巻したカードも、もはや今となっては脅威ではないということなのでしょうか……。ちなみにOCGではまだ禁止カードのままだったりします。
【適用予定日】
2023年12月5日(火)
■新たな制限改訂の対象となるカード
※今回の改訂でデッキに投入できる枚数が減ったものは青文字、増えたものは赤文字で表記しています。
【新たに禁止となるカード】
- 該当カードなし
【新たに制限となるカード】
- 神碑の泉(無制限→制限)
- 斬機ダイア(無制限→制限)
【新たに準制限となるカード】
- サイバネット・マイニング(無制限→準制限)
- 嵐征竜-テンペスト(制限→準制限)
- 強欲で貪欲な壺(無制限→準制限)
- クイック・リボルブ(無制限→準制限)
- 混沌領域(無制限→準制限)
- ピュアリィ(無制限→準制限)
- ピュアリィ・デリシャスメモリー(無制限→準制限)
- 白銀の城の火吹炉(無制限→準制限)
【新たに無制限となるカード】
- 十二獣ドランシア(制限→無制限)
- LL-コバルト・スパロー(準制限→無制限)
分解ボーナスが適用
今回の制限改訂で、過去に作成したカードに分解ボーナスが適用されることが発表されました。
対象となるのは、今回制限対象となったカード。制限で使える枚数が減った分だけ、分解する際にクラフトポイントに+20ptのボーナスがつきます。
対象期間は、リミットレギュレーションの適用後なので、今分解しないように気をつけましょう。
※分解可能カードが対象となります。
※分解するカードの表面加工に関係なく+20ptとなります。
【適用期間】
2023年12月5日(火) 10:00 〜 2024年1月10日(水) 12:59
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