2024年に登場する見込みの「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」にテトラプリズムの望遠レンズが搭載され、ズーム機能が向上すると、著名アナリストのミンチー・クオ氏がリークしています。
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「iPhone 16 Pro」にも望遠カメラが登載されるとのリーク
Appleは「iPhone 15 Pro Max」に新しいテトラプリズムレンズシステムを導入し、初めて光学5倍ズームを可能にしました。一方、この技術は「iPhone 15 Pro」には追加されていません。
この制限はスペースの制約によるもので、搭載できるのはPro Maxのみと噂されていましたが、歩留まりも要因の一つだった可能性があるそうです。
クオ氏によると、レンズサプライヤーのLarganが2023年第3四半期に「iPhone 15 Pro Max」用のテトラプリズムハードウェアを生産していた時、生産歩留まりは40%だったそうです。一方、歩留まりは70%以上に改善されているとのこと。
Apple’s urgent spec upgrades led to a production yield of only about 40% in 3Q23, resulting in negative gross margins and dragging down 3Q23 EPS. However, my latest survey indicates that Largan has now improved the yield to 70% or more significantly, making the tetraprism lens assembly profitable and materially accretive to EPS in 4Q23.
— 引用:@mingchikuo
訳:Appleの緊急のスペックアップにより、3Q23の生産歩留まりは40%程度にとどまり、粗利益率がマイナスとなり、3Q23のEPSの足を引っ張った。しかし、私の最新の調査によると、Larganは現在、歩留まりを70%以上に大幅に改善させており、テトラプリズムレンズアセンブリは黒字となり、4Q23のEPSに実質的にプラスとなる。
テックメディア「MacRumors」は、Appleは「iPhone 16 Pro」のサイズを6.1インチから6.3インチに拡大する計画だと指摘しています。これによりカメラハードウェアのためのスペースが広くなるとのこと。
このサイズアップと歩留まりの向上により、Appleはテトラプリズムレンズを「iPhone 16 Pro」にも登載できるようになるとのこと。
Appleが2024年にテトラプリズムレンズに改良を加える計画があるかはまだ分かっていません。「MacRumors」によれば、Appleはもっと焦点距離の長い「超望遠カメラ」に取り組んでいるという噂もあるそうですが、詳細は不明とのことです。