10月23日、総務省は楽天モバイルに繋がる電波である「プラチナバンド」を割り当てると発表しました。楽天モバイルがプラチナバンドを獲得したことによって、今後どのような変化があるのでしょうか?
今回の記事では、これから楽天モバイルを快適に使うための活用術を元携帯ショップ店長の私が解説します。
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プラチナバンドが使えるようになるまで、楽天モバイルをどのように活用したらいいのか?
楽天モバイルはプラチナバンド使用の認定を受け、下記のようにコメントしています。
700MHz帯(プラチナバンド)を活用したモバイルネットワークの構築を開始し、より高品質な通信環境の実現を目指します。開設計画においては、各種準備作業日程等を考慮し期日を設定しておりますが、できるだけ早期の運用開始を目指して準備を進めてまいります。
— 引用:楽天モバイル
楽天モバイルは早急にプラチナバンドを利用できるように準備をするようです。しかし、いきなり全国で利用できるようになるワケではありません。おそらく、東京や大阪などの都市から徐々にエリアを拡大していくことになるでしょう。
そのため現時点では、楽天モバイルを快適に使うための工夫が必要です。そこで契約前、契約中のパターンに分けて、おすすめテクニックを解説します。
【契約前】ホームページ以外からも情報を収集する
楽天モバイルのホームページを見ると人口カバー率99.9%と記載されています。99.9%といわれるとスゴく繋がりそうな気がしますが、実際はまだまだ不安定です。特に、地下や高い建物、あとは電車などの移動も苦手です。
私が住んでいる場所も中心地は繋がりやすいですが、田舎に行くにつれて電波の繋がりが悪くなることがあります。
そのため、楽天モバイルの契約を検討している人は、ホームページだけで情報を収集するのではなく、周りで実際に楽天モバイルを利用しているユーザーから話を聞くようにしましょう。その方がしっかり繋がるのであれば、あなたが契約しても大丈夫です。
もし、家族一斉で楽天モバイルに乗り換えようとしているのであれば、一斉に契約せず、まずは代表者一人が申し込みましょう。このような工夫をすればネットが繋がらないというリスクを最小限にできます。
【契約中】5G通信をオフにする
楽天モバイルは、他社同様に5Gの提供をしています。しかし、快適に使えるレベルでは決してありません。楽天モバイルユーザーに「主に何の通信で利用していますか?」というアンケートをとってみたところ、圧倒的多数が4Gを利用していました。
そんな5Gですが、時々、微弱に繋がることがあります。下記画像のように5Gに接続していますが、アンテナが一本も立っていないことがあります。この状況で通信をすると、遅くて使い物になりません。
微弱な5Gに繋がることにストレスを感じる方は、本体の設定で4Gしか繋がらないようにしましょう。この設定はAndroid、iPhone共に切り替えられます。
今後、5Gが普及したタイミングで5Gの受信をオンにするのがオススメです。
今後の楽天モバイルはどうなるのか?
楽天モバイルは念願のプラチナバンドを獲得しました。今後、楽天モバイルはユーザーを獲得するために新たなキャンペーンなどを開始する可能性が高いです。楽天モバイルのキャンペーンも随時確認していきましょう。
ただ、心配事もあります。それは、プランや手数料の値上げです。実際、ドコモ、au、ソフトバンクは、徐々にプランや手数料を値上げしています。引き続き楽天モバイルには「MNOで最安値のネット使い放題」「楽天リンクによる電話かけ放題」「事務手数料0円」などを維持して欲しいところです。
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