今までワールドカップやオリンピックなどでなかなか勝利を掴むことができなかった日本ですが、今年のFIBAワールドカップでは沖縄という日本の舞台で5戦3勝という輝かしい成績を残しました! これには胸を熱くさせた現地の方も多かったのではないでしょうか。そんな日本のバスケを支える若き選手・河村勇輝選手の試合前ルーティンに注目が集まります。賞賛されるそのルーティンや河村選手の活躍などについてご紹介していきますね。
目次
- 1. 河村勇輝選手の試合前ルーティンとは?
- 1.1. 最年少記録をつくった河村勇輝選手!!
- 1.2. 河村選手の試合前ルーティンにリスペクト殺到!?
- 2. BリーグにてMVP獲得!!
- 3. 漫画のような逆転劇!! ワールドカップでの活躍
- 4. 日本バスケを担う若き司令塔!!
河村勇輝選手の試合前ルーティンとは?
ワールドカップ終了後Bリーグは第3節まで終了していますが、Bリーグ公式Xおよび公式インスタグラムの投稿に注目が集まりました。その投稿とは河村勇輝選手の試合前ルーティンの動画です。横浜BCに所属する河村選手はファンも多く、BリーグではMVPや新人王など6冠を獲得しています。この獲得にも河村選手が行っているルーティンが関係しているのでしょうか!? 河村選手のポイントやどのようなルーティンを行っているのかについてご紹介していきます!
最年少記録をつくった河村勇輝選手!!
河村選手は18歳という若さでBリーグに出場したことで最年少出場記録を作り上げた選手です。現在は横浜BCに所属しており、ポジションはポイントガード。ポイントガードは最も試合中にボールに触れる機会が多いポジションのため重要視されることが多いです。得点へつなげるために考えて動いたり指示したりするポジションなので、コート内の司令塔とも。そのため、河村選手は通称「日本を勝利へ導く司令塔」と呼ばれることもあります。
そんな河村選手の魅力はやはりスピード力のあるドリブルとパスメイクです。バスケにおいて高身長とは言えない河村選手ですが、自身の身長を活かしたスピードでチームを勝利へと導きます。河村選手自身の得点能力も高いため、今後も日本を引っ張っていける若き選手ですね!
河村選手の試合前ルーティンにリスペクト殺到!?
ファンたちからリスペクトが殺到しているのは河村選手の試合前ルーティンです。河村選手はマウスピースを付けるとまず、コートに向かって深々と一礼します。しっかりと数秒間頭を下げ、コートに入ってからはチームメンバーとハンドシェイク。相手ベンチにも挨拶をし、審判たちとグータッチをします。次に相手チームメンバーとも体を合わせて挨拶、最後にもう一度相手ベンチに挨拶をしていました。
この行動からわかる河村選手の礼儀正しさやスポーツマンシップに、リスペクトするファンたちが殺到したとのこと。このルーティンには勝利の女神も微笑みたくなりますよね! 河村選手のこの行いが、チームメンバーを一つにして周りを味方につけているのかもしれません。
河村勇輝の試合直前ルーティーン🙏#COURTSIDE_B #Bリーグ pic.twitter.com/U7QIcaqR7D
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) October 24, 2023
BリーグにてMVP獲得!!
2022-2023シーズンからプロバスケ選手として出場している河村選手は、史上初のMVPと新人賞のW受賞をしています。トロフィーを受け取りビデオレターを冷静に見ていた河村選手でしたが、家族からのコメントを読まれると思わず目に涙を浮かべていました。そして家族や関係者たちに感謝の言葉を述べています。
また、河村選手はMVPと新人賞の他にもアシスト王・ベストファイブ・MIP(レギュラーシーズン最優秀インプレッシブ選手)・ココロたぎる賞と合わせて6冠を手にしていました。W受賞だけでも素晴らしいですが、さらに輝かしいプロデビューとなった河村選手! 「実力が評価されたと思わず、これからのバスケを引っ張ってほしいなど自分なりの解釈をします。」と謙虚な姿勢も見せていました。
【👑Congrats👑】#河村勇輝 選手
MVP受賞!
その他にも、アシスト王・新人賞など、6つのアワードを獲得。
会場を沸かすプレーの数々で何度もチームを救い、クラブ初の大舞台へと導いた。”河村勇輝”が日本バスケットボール界を新たなステージへ導く。
おめでとう!@KawamuraYuki #TeamASICS pic.twitter.com/YzVAQk8ABc
— ASICS Japan (@ASICS_JP) June 2, 2023
漫画のような逆転劇!! ワールドカップでの活躍
5戦3勝と好成績をワールドカップで残した日本。格上でもあるフィンランドやベネズエラに逆転勝利した瞬間は胸を熱くしたファンたちで溢れました。パリオリンピックへのチケットをつかみ取った日本ですが、今回の逆転劇には河村選手の活躍も大きく貢献しています。27日に行われたフィンランドとの試合。第1Qではリードしていた日本ですが、第2Qでフィンランドに10点差をつけられてしまいます。
差は縮まらず始まる第4Q。ここで河村選手が魅せてきました。まずは3Pシュートにより反撃のゴングを鳴らします。そこからフリースローを決めて再度3P! どんどんリードを広げていく日本は最終98-88で見事逆転勝利に成功しました。反撃のゴングを鳴らした河村選手は25得点をあげています。この歴史的な勝利はバスケ界にさらに火を灯したのではないでしょうか!
日本バスケを担う若き司令塔!!
次に目指すはパリオリンピックでの勝利。ここで勝利をつかみ取るためにはチームの団結力や若き司令塔の力が必要です。ワールドカップにて響かせた勝利の雄叫びを次回はパリで披露してくれるのではないでしょうか。日本のバスケ界を揺るがす歴史を作ってくれる河村選手は、今後も華やかな結果を残してくれることでしょう。試合前ルーティンに表れるその礼儀正しさ・謙虚さでぜひ今後もファンたちを魅了してほしいですね!