X(旧Twitter)が、新たに音声通話とビデオ通話サービスを開始したようです。米テックメディア「The Verge」が報じています。
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Xに「通話機能」が追加される
「The Verge」によれば、プラットフォームの「何人かのユーザー」が、音声通話とビデオ通話に関する通知を受け取ったとのこと。
X, the platform previously known as Twitter, is rolling out audio and video calls. Several users on the platform, including some of us here at The Verge, have received a notification when opening the app, stating: “Audio and video calls are here!”
— 引用:The Verge
訳:以前はTwitterとして知られていたプラットフォーム、Xが音声通話とビデオ通話を展開している。私たちThe Vergeの ユーザーを含む、 この プラットフォームの何人かのユーザーは、アプリを開くとこう書かれた通知を受け取った:「音声通話とビデオ通話が登場」
X上でも、一部のプレミアム・ユーザーが音声通話機能が追加されたことを報告しています。
To enable video and voice calls on :Go to Settings > Privacy & Safety > Direct Messages > Enable Audio & Video Calling
— 引用:@cb_doge
訳:Xでビデオ通話と音声通話を有効にするには:設定 > プライバシーと安全 > ダイレクトメッセージ > 音声通話とビデオ通話を有効にする。
アプリの設定内には「音声通話とビデオ通話を有効にする」トグルが新たに追加されています。音声通話とビデオ通話は「アドレス帳に登録されている人」「フォローしている人」「認証済みのユーザー」が選択できます。通話はDMからかけることができるとのこと。
通話を受け取りたくない場合は、トグルスイッチをオフにして機能を無効化することが可能です。ただし、この項目は一般ユーザーには無く、機能を受け取ったユーザーが他のユーザーに通話をかけられるのかどうかはまだ不明です。
Xは正式にはこの機能を発表していませんが、同社公式アカウントはこの機能が登場する少し前に「ready for it…?(準備はいいか?)」と投稿していました。
「The Verge」は、XのCEOであるイーロン・マスク氏が、Xを「スーパーアプリ」にするという目標の一環として、プラットフォームに音声通話やビデオ通話を追加することを以前からほのめかしていたと指摘しています。マスク氏は最近、この機能はiOS、Android、Mac、PCで利用可能で「電話番号は必要ない」と述べていました。
Xがどの程度広く音声通話やビデオ通話を展開しているのか、有料ユーザー以外が利用できるのかはまだ不明です。なお先月、ハッシュタグの発明者である専門家のクリス・メッシーナ氏は、Xのコードが、ユーザーが通話機能を使うにはプレミアムに加入にしなければならないことを示唆していることを発見しています。
マスクは以前、すべてのユーザーにプラットフォームへのアクセス料を課すことについても言及していました。現在ニュージーランドとフィリピンでは、新規ユーザーから年1ドルを請求するテストが開始しています。