Apple「iPad」シリーズの、複数の新モデル登場が近づいているようです。これらのモデルの詳細について、Apple専門メディア「9to5Mac」が伝えています。
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「iPad」シリーズ新モデルが間もなく登場
スクープサイト「Supercharged」によると、Appleは今週、おそらく10月17日(火)に新しいiPadのアップデートを発表するとのこと。これについて「9to5Mac」も、「独自の情報源からこの報告を裏付けた」と主張しています。
この発表では、「iPad Air」と「iPad mini」、そしてベースモデルの「iPad」がリフレッシュされる見込みです。「9to5Mac」によれば、これは大幅なデザイン変更ではなく、チップセット変更などのマイナーアップデートになるとのこと。
現行モデルの第5世代「iPad Air」の発表からは約1年半、第6世代「iPad mini」の発表からは約2年が過ぎているため、アップデートのタイミングとしては最適です。また、ベースモデルの「iPad」はほぼ毎年アップデートされており、現行モデルの第10世代はちょうど1年前に発表されました。
「Supercharged」のレポートによると、第6世代となる「iPad Air」はM2チップに、第7世代となる「iPad mini」のチップはA16 Bionicにアップグレードされるとのこと。
The iPad Air will gain the M2 chip, an upgrade from the current M1 chip, while the upcoming iPad mini will feature the A16 Bionic chip. A rumor this week suggested that with the iPad mini, Apple is looking to address “jelly scrolling,” a phenomenon that causes displayed content to appear laggy and choppy.
— 引用:9to5Mac
訳:iPad Airは現行のM1チップからアップグレードされたM2チップを搭載し、次期iPad miniはA16 Bionicチップを搭載する。今週の噂によると、AppleはiPad miniで、表示されるコンテンツがもたついたり途切れたりする現象「ジェリー・スクロール」に対処しようとしているようだ。
第10世代「iPad」は、薄型ベゼルデザイン、新色、Touch IDサイドボタンなどが追加され、A14 Bionicチップを搭載していました。「9to5Mac」によれば、第11世代モデルでは、「iPad miniがA16を搭載するのであれば、ベースモデルのiPadもそうなる可能性は高い」とのことです。
なお、このアップデートはイベントではなくプレスリリース通じて発表される見込みです。日本時間での発表時刻は不明ですが、例年どおりであれば10月17日の深夜に発表される可能性が高そうです。