コンビニのお弁当の定番といえば「のり弁当」ですよね。白身魚フライとちくわ磯辺揚げ、のりとおかかを使ったごはんがボリュームたっぷりなのに、良心的な価格が魅力です。今回はコンビニ3社の「のり弁当」を食べ比べてみました。
コンビニ3社 「のり弁当」を徹底比較
食欲の秋がやってきました〜。コンビニのお弁当の定番といえば「のり弁当」ですよね。白身魚フライとちくわ磯辺揚げ、のりとおかかを使ったごはんがボリュームたっぷりなのに、良心的な価格が魅力です。今回はコンビニ3社の「のり弁当」を食べ比べてみました。
3社の「のり弁当」が集合!
上から反時計回りに、セブンの「海苔弁当」、ファミマの「明太海苔弁当」、ローソンの「これがのり弁当」です。どの「のり弁当」も定番惣菜である、ちくわ磯辺揚げと白身魚フライ、コロッケが乗っていますが、それ以外は各社とも個性を発揮しています。
最強の「のり弁当」に輝くのはどのコンビニでしょうか。
セブン−イレブン「海苔弁当」
中身をチェックしてみた
公式サイトには「白身フライ、ちくわ磯辺揚げ、ソース付けしたコロッケなどの定番の具材を盛りつけた海苔弁当です。」という記載があります。
セブンの「海苔弁当」は一見コンパクト。ちくわ磯辺揚げが小さめなので、その分白身魚フライの存在感がたっぷり。その他には、コロッケ、ナポリタン、人参とこんにゃくの煮物、大根の醤油漬けなど全6種類の具材が盛り付けられています。ナポリタンがレトロな雰囲気。
いただきます
惣菜の大きさで判断すると、白身魚フライがメインのよう。フィッシュバーガーや練り物などによく使用されている魚「ホキ」がふわっと揚げられています。身は厚みがあって柔らかくホクホクした食感。淡白な味わいに、濃厚で酸味のあるタルタルソースがマッチしていておいしいっ。
ちくわ磯辺揚げは醤油で味付けされているのでそのままパクリ。肉厚で表面はカリカリ、中身はソフトで優しいお味。小さくても満足感があります。
ごはんは国産米使用。海苔は小さめだけどしっかり醤油味がついています。海苔の下にはまんべんなくおかかがまぶされていてホッとする味わいです。具材とのバランスもいい感じ。
カロリーと栄養成分
カロリーは737kcalです。たんぱく質20.2g、脂質22.1g、炭水化物117.0g(糖質111.7g、食物繊維5.3g)、食塩相当量3.4g。
ファミリーマート「明太海苔弁当」
中身をチェックしてみた
公式サイトには「明太子、白身魚フライ、ちくわ磯辺天、玉子焼、コロッケなどを盛り合わせた海苔弁当です。」という記載があります。
斜めに横たわるちくわ磯辺揚げがインパクトありすぎ。フライはやや小さめ。海苔の上に乗った赤い明太子が印象的です。コロッケと玉子焼、味付けごぼう人参などが添えられています
いただきます
若干小さめな白身魚のフライ。こちらもホキが使用されています。衣が厚手でふっくら上がっていてクリーミーなタルタルソースとよく絡みます。
メインとなるちくわ磯辺揚げが登場! 青のりの爽やかな香りが鼻をくすぐります。大きいけれど、薄手で食べやすく歯ごたえたっぷり。
ファミマも国産米を使用。黒々した海苔の下にはおかかがふわっ、上にはジューシーな辛子明太子が乗っていて味変が楽しい。
カロリーと栄養成分
カロリーは749kcalです。たんぱく質16.9g、脂質21.7g、炭水化物122.5g(糖質119.7g、食物繊維2.8g)食塩相当量3.3g。
ローソン「これがのり弁当」
パッケージと中身をチェックしてみた
公式サイトには「これがシリーズの定番人気メニューである「のり弁」の竹輪磯辺揚げを更に美味しく改良して発売します。」という記載があります。
白身魚フライもちくわ磯辺揚げも巨大! コロッケと唐揚げ、玉子焼、きんぴら、辛子明太子など7種の惣菜が盛り付けられていて豪華。ひときわ大きなサイズ感と「これがのり弁当」というユニークなネーミングに期待が高まります。
いただきます
別添のタルタルソースをたっぷりかけていただきます。大きくて厚みがあり箸で持つとずっしり。塩味が効いた白身魚に甘みがある濃厚なタルタルソースは相性が抜群。口の中で溶け合って、幸せな気分に。
どどーんと大きな磯辺揚げは、厚手で噛みごたえがあって満足感あり。醤油は別添されていますが、かけずに素材本来の風味を味わうのがおすすめ。食べごたえのある唐揚げも入っていて特別感があります。
惣菜の種類に合わせてごはんの量もたっぷり。海苔とフレーク状になった醤油おかかが層になったごはんは炊き加減が絶妙。辛子明太子とともに飽きずにペロッと食べ進められちゃいます。
カロリーと栄養成分
カロリーは807kcalです。たんぱく質28.0g、脂質33.9g、炭水化物100.8g(糖質94.1g、食物繊維6.7g)食塩相当量3.83g。
比較:100gあたりの価格は?
重さは公表されていないので、手許の秤で内容量を計測し、100gあたりの価格を計算してみました。※器の重さは差し引いています。
セブン:内容量409-24=385g・価格496.80円
ファミリーマート:内容量326-16=310g・価格498円
ローソン:内容量383-18=365g・価格549円
画像は左からセブン・ファミマ・ローソンの順に並んでいます。
内容量 | 価格 | 100gあたりの価格 | |
---|---|---|---|
セブン-イレブン | 385g | 496.80円 | 129.03円/100g |
ファミリーマート | 310g | 498円 | 160.64円/100g |
ローソン | 365g | 549円 | 150.41円/100g |
比較:具材
セブン:6種類(白身魚フライ、ちくわ磯辺揚げ、コロッケ、ナポリタン、こんにゃく人参ごぼう炒め、大根の醤油漬け)
ファミマ:6種類(白身魚フライ、ちくわ磯辺揚げ、コロッケ、玉子焼、ごぼう人参、辛子明太子)
ローソン:7種類(白身魚フライ、ちくわ磯辺揚げ、コロッケ、鶏唐揚げ、玉子焼、きんぴら、辛子明太子)
比較:白身魚フライ
セブン:ホキを使用。厚みがあってやわらか、ホクホクした味わい。塩味がほんのり。タルタルソースは濃厚で爽やかな酸味。
ファミマ:ホキを使用。ふわっとしていて。ホロホロほどける。タルタルソースはマヨネースっぽさが強くてクリーミー。
ローソン:魚の種類は不明。分厚くてボリューミー。別添のタルタルソースはたまごの風味が豊かで淡白な白身にマッチ。
比較:ちくわ磯辺揚げ
セブン:小さめ。衣は厚手でカリカリ。ソフトな食感。醤油で味付け済み。
ファミマ:ちくわは薄手で歯ごたえあり。磯の香りがほんのり。
ローソン:厚手でソフトなちくわ。控えめな味付け。醤油は別添。
比較:コロッケ
セブン:じゃがいもの味を活かしたコロッケ。ソースがどっぷり。
ファミマ:優しい味わいのポテトコロッケ。甘いソースで味付け。
ローソン:挽肉入コロッケ。ソースレスで素材自体を楽しめる。
まとめ
さて、最強の「のり弁当」はどのコンビニでしょうか。
まずコスパですが、100gあたりの価格は、セブンは129.03円、ファミマは160.64円、ローソンは150.41円という結果に。コスパが最も高いのはセブンです。見た目に反して、最も量が多くて最安値。
せっかく食べるなら、自分の好みの食材がたっぷり食べられたほうが幸せですよね。白身魚のフライが好きならセブン、ちくわの磯辺揚げが好きならファミマ、両方大好きというならローソンがおすすめです。
フライもちくわもボリュームがあって、さらに唐揚げまで入ったローソンが最強! と言いたいのですが、セブンとファミマが500円以内なのに対し、ローソンは549円とちょっとお高めなんですよね。
個人的には白身魚フライが大きくて、500円以内で収めるのが理想なので最強ののり弁当はセブンとさせていただきます!
参考にして、あなたの最強「のり弁当」を見つけてくださいね。
セブン-イレブン | ファミリーマート | ローソン | |
---|---|---|---|
商品名 | 海苔弁当 | 明太海苔弁当 | これがのり弁当 |
内容量 | 385g | 310g | 365g |
価格 | 496.80円(税込) | 498円(税込) | 549円(税込) |
栄養成分 | たんぱく質20.2g 脂質22.1g 炭水化物117.0g (糖質111.7g、食物繊維5.3g) 食塩相当量3.4g |
たんぱく質16.9g 脂質21.7g 炭水化物122.5g (糖質119.7g、食物繊維2.8g) 食塩相当量3.3g |
たんぱく質28.0g 脂質33.9g 炭水化物100.8g (糖質94.1g、食物繊維6.7g) 食塩相当量3.83g |
カロリー | 737Kcal | 749kcal | 807kcal |
※個人の感想を含みます。同じコンビニでも地域やお店によって違いがあるので、実際はお店で確かめてくださいね。
公式サイト:セブン-イレブン|海苔弁当
公式サイト:ファミリーマート|明太海苔弁当
公式サイト:ローソン|これがのり弁当