8/29読売ジャイアンツは登録抹消2名と出場選手登録2名を公表しました。岡本和真選手、梶谷隆幸選手が特例2023での登録抹消となります。逆転でのAクラス浮上をかけ、負けられない広島カープとの一戦を前に、打撃好調な両選手の登録抹消に驚いた方もいるかもしれません!岡本選手、梶谷選手に適用された特例2023とはどういったものなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
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目次
- 1. 特例2023とは
- 1.1. 通常の登録抹消との違い
- 1.2. 代替選手にも同じルールが適用
- 1.3. 選手入れ替え緩和策は今季限りで廃止へ
- 2. 頼れるキャプテン岡本選手の離脱
- 2.1. 8月の岡本選手は絶好調!
- 3. ケガから復帰した梶谷選手
- 3.1. 梶谷選手の今シーズンの活躍
- 4. 出場登録された2人の活躍に期待!
- 5. 熱いプレーに期待を込めて!
特例2023とは
特例2023とは、日本野球機構(NPB)が新型コロナウイルス感染対策として実施している特別な対応策のことです。新型コロナ流行により、2020年から実施されています。プロ野球12球団に感染者、または感染を疑われる選手が出た場合に選手の入れ替えを柔軟に行うことができる制度です。
通常の登録抹消との違い
ケガや成績不振などの理由で登録抹消された場合は、抹消日から10日間は再登録はできません。しかし、特例2023が適用された登録抹消は違います。感染が疑われる選手がその後、感染の事実がないことが判明すれば10日間という期間を経ずに再登録が可能となるのです!感染の事実がなければ、翌日には再登録が可能となります。
代替選手にも同じルールが適用
球団は感染が疑われる選手の登録抹消に伴い、代わりの選手を指定することができます。年間143試合という長丁場を戦うチームが選手不足に陥らないよう、選手間の入れ替えが緩和されたものといえますね。万が一、代替選手に発熱などの症状が出て登録抹消となってしまった場合にも、特例2023は適用されます。
選手入れ替え緩和策は今季限りで廃止へ
2023年5月8日に新型コロナは「5類感染症」へ移行し、声出し応援解禁、観客フル動員となり、コロナ前の状況に戻りつつあります。プロ野球12球団と日本野球機構は、これまで実施してきた特例のうち、登録抹消に関する選手入れ替え緩和策を今シーズン限りで廃止することを決めました。出場選手登録・外国人選手登録・ベンチ入り人数の増加については、今後検討するとしています。
頼れるキャプテン岡本選手の離脱
巨人の4番、さらに今シーズンはキャプテンとしてチームを引っ張る岡本選手。ホームラン争いでは34本とリーグトップを独走中です!岡本選手は2014年のドラフト会議で巨人から1位指名を受け入団しました。2018年6月、4番に抜擢されると全試合に出場!一時は不調に苦しみましたが、4番打者として定着しました。この年、22歳で史上最年少の打率3割・30本塁打・100打点という偉業を達成しています!
8月の岡本選手は絶好調!
岡本選手は8/1〜8/6の6試合で8本のホームランに11打点と波に乗っています!8/3東京ドームのヤクルト戦では、2試合連続2本のホームランを放ちました。さらに、8/6マツダスタジアムの広島戦では1試合に3本のホームラン!岡本選手は8月の月間本塁打を12本とし、6年連続30本塁打というプロ野球史上9人目の快挙を達成しました!巨人では19年連続の王貞治氏、7年連続の松井秀喜氏に次ぐ3人目となります。
ケガから復帰した梶谷選手
2020年オフにFA権を行使してDeNAから巨人へ移籍した梶谷隆幸選手。移籍後はケガが重なり、2021年秋には腰椎椎間板ヘルニアの手術、復帰を目指していた矢先に左膝の故障が見つかり、さらに手術を受けました。2022年は公式戦出場はなく、育成契約に変更となります。しかし、2軍キャンプに参加した梶谷選手はわずか5カ月で支配下復帰!4年契約の3年目、再出発を切りました!
梶谷選手の今シーズンの活躍
4/1中日戦に1番・レフトでスタメン出場した梶谷選手は632日ぶりとなるヒットを打ちました!6/10ソフトバンクとの交流戦では3安打で今シーズン初、そして2年ぶりとなる猛打賞を獲得。4月・6月と2度の二軍落ちはありましたが、ここまで81試合に出場した梶谷選手は62安打17打点、打率.297とし、上位打線として活躍を見せています!
出場登録された2人の活躍に期待!
岡本選手、梶谷選手に代わり昇格となった2人の選手について、見ていきましょう。
松田宣浩選手はプロ18年目となる40歳のベテラン選手です。昨年秋にソフトバンクを退団後、巨人と契約を交わします。イースタンリーグでは48試合に出場、打率.234、2本塁打、20打点と活躍を見せ、4月以来の一軍復帰となりました!
岡田悠希選手は、2021年ドラフト会議で巨人から5位指名を受け入団した大卒2年目の23歳です。7/22に一軍昇格を果たしましたが、5試合に出場し14打数2安打と成績が振るわず、スタメン落ちに。再昇格に向けアピールを続けた結果、今回の出場選手登録となりました!
熱いプレーに期待を込めて!
今回は新型コロナの流行によって実施されている特例2023という制度について、特例2023が適用された岡本選手、梶谷選手のこれまでの活躍も詳しく見てきました。なお、両選手は現時点で1軍に復帰しています。
また、特例2023の一部ルールは、来シーズンには廃止するとの決定もありましたね。これからも読売ジャイアンツを応援していきましょう!