現在、ドコモ本家の通信が不安定になっています。例えば、平日夕方の大阪駅ホームではMNOであるにもかかわらず1.5Mbps程の通信速度しか出ないことがあります。
そこで今回は、回線が混み合う場所と時間帯でドコモ本家であるahamoと、ドコモ回線を使用している格安SIM「日本通信」の通信を比較してみます。
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ahamoとドコモ系格安SIM「日本通信」の通信速度を比較
今回はドコモが提供している「ahamo」と人気ドコモ系格安SIM「日本通信」の通信速度を比較していきます。
まず最初に、人通りが少なく回線が安定している場所で両社のベースの通信速度を測定しました。
測定の結果、ahamo(左)のダウンロードが40.5Mbps/Pingが59、日本通信(右)のダウンロードが57.8Mbps/Pingが40でした。人通りが少ない場所では両社共に安定して通信ができるようです。
次は人通りがやや多い京都駅の新幹線のりばで調査をします。
ahamoの通信速度はダウンロードが2.60Mbps/Pingが118でした。通信速度が一気に不安定になったことが分かります。
全く同じ場所で日本通信の通信速度を測定したところダウンロードが8.70Mbps/Pingが42でした。MNOから回線を借りているMVNOの方が安定しているという結果になりました。
最後に最も人口密度が高いであろう京都駅のホームで調査をします。
ahamoの通信速度を調査したところ、まさかのエラーにより測定することができませんでした。通信を測定出来ないほどの不安定さなのでしょう。
一方、日本通信は測定することが可能でした。ただ、ドコモ回線の不安定さの影響は受けているようで測定の結果、ダウンロードが1.19Mbpsと悪い結果になってしまいました。
今回の「ドコモ本家」と「ドコモ系格安SIM」の通信速度の比較では、格安SIMの日本通信の方が安定して通信ができるという結果になりました。現在、ドコモ本家を契約していて通信に不満があるユーザーは格安SIMや他社回線を利用している通信会社に乗り換えるのも選択肢としてはアリでしょう。
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