現在セ・リーグで5位と苦しんでいる東京ヤクルトスワローズ。去年のセ・リーグ王者とは打って変わって不調となかなか浮上のきっかけをつかめていませんが、それでも高津監督は試合を捨てているわけではないようです。チームとしてできることをコツコツとこなすことできっかけを作ろうとしているのかもしれません。
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目次
- 1. 今年のヤクルトは苦しんでいる。現在の成績などを紹介!
- 2. それでも試合を捨てているわけではない!チームとしてできることを!
- 3. それでもチームは苦しい…。22日の試合は逆転負けをくらう。
- 4. 高津監督の「次期指揮官」の話も出てきているようで…。まだ早い気も。
今年のヤクルトは苦しんでいる。現在の成績などを紹介!
去年・おととしとセ・リーグを制覇したヤクルトスワローズですが、今年は打って変わってシーズンは不調に陥っています。現在の成績は47勝62敗2引き分けで借金は15と苦しいシーズンに!シーズン序盤こそ強さを見せ、今年もヤクルトが優勝かと言われていましたが、5月以降は絶不調に陥ります。
5月は引き分けを挟んで12連敗を喫するなど、最下位にも転落!ヤクルトの主砲であり、WBCでも決勝戦でホームランを放った村上選手が不調、リードオフマンの塩見選手もコンディション不良などで二軍スタート、ヤクルトのスター選手・山田選手も不調と野手陣に得点力が激減したことが大きいでしょう。
さらに、投手陣も去年までの安定感は感じられず、要所要所で失点がかさんでいることも大きいのでしょう。
それでも試合を捨てているわけではない!チームとしてできることを!
それでもチームとしてできることを高津監督はやろうとしています!22日の巨人戦では0-1の6回1・3塁のチャンスでバッターボックスにはヤクルトの正捕手・中村悠平選手が入り、巨人先発・山崎伊織投手が投げたシュートをピッチャー横に転がすスクイズを決行!3塁走者・長岡選手が生還する見事なスクイズとなり、チームは同点に追いつきました。
このスクイズに真中満さんは「中村は最高のバントで、長岡も見事なスタート。中村はバントが上手。高津監督も信頼をもってセーフティスクイズのサインを出したと思います」と振り返っています。
この一方で、守備側であった巨人軍はこのスクイズは防げなかったのか?真中さんは「1塁にランナーがいて、ファーストはピッチャーが投げてからしか前に出られない。いいコースのバントになれば、ピッチャーが捕るしかない。山崎投手の体勢もよくなかったので、いいボールが投げられなかった」と解説しました。
それでもチームは苦しい…。22日の試合は逆転負けをくらう。
22日の試合は4-1とリードするも、8回に逆転を許してしまいます。結果的に4-8と、悔しい敗戦に。
なお、この試合にて巨人の鈴木康平選手が移籍後初勝利を飾りました。
高津監督の「次期指揮官」の話も出てきているようで…。まだ早い気も。
ここ10試合で9個の死球を与えているヤクルト投手陣と、ケガや不調などでなかなかベストメンバーが集まらない野手陣になっているヤクルト。すでに3連覇が絶望的な状況でこのようなときに上がるのが「監督交代」の話題です。
今季は連勝をしても、その後大きな連敗をしてしまったり、負け始めると歯止めが利かない状態となっているヤクルト。その中には「高津監督は采配に柔軟性がない」「気に入った選手しか使わない贔屓采配」という声も上がるなど、高津監督に不満を持つ声もちらほらと聞かれるようになったのです。
村上選手は不調でも出場機会を与え、去年ゴールデングラブ賞を取った長岡選手も、打率2割前半でも使い続けた高津監督!村上選手は結果が出てきましたが去年よりも雲泥の差で、長岡選手は守備は一流でも打撃はまだまだと厳しい声も出ています。
早く退任してほしいという声がネット上でも出てきているのですが、高津監督は昨シーズンの途中で2年契約を結んでおり、2024年までは契約が残っており、それにセ・リーグを連覇している監督を今年の成績だけで変えるのはあまりにも早い気が!今年はWBCの影響もあり、コンディションを合わすのは難しい状況であったことも事実でしょう。
もちろん、ファンが見たいのはチームが勝つところ!監督交代で風向きが変わるのであれば「あり」な選択肢かもしれませんが、今シーズンが終わるまでは待ってみるのもいいのかもしれません。