MLBエンゼルス所属の大谷翔平選手は8月7日(日本時間8日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われるジャイアンツ戦のスタメンに名を連ねました。4試合振りとなる41号ホームランに期待がかかります! 試合を前にジャイアンツの指揮を執るゲーブ・キャプラー監督が報道陣の取材に応じました。大谷選手にも言及していますよ! そこでこの記事ではキャプラー監督の経歴と、取材で残したコメントをご紹介していきます。
【MLB】元巨人の監督も大絶賛!! 大谷選手は“世界屈指”!!
目次
- 1. キャプラー監督ってどんな選手だったの?
- 1.1. ワールドシリーズ進出に貢献!
- 1.2. 日本球界に挑戦!
- 1.3. MLBに復帰するも思うような成績を残せず……
- 1.4. まさかの現役復帰を発表!
- 1.5. 左キラーとして活躍!
- 2. キャプラー監督が報道陣に向けて語ったこととは?
- 2.1. 世界最高の選手だ
- 2.2. エンゼルスの打線は1番から9番まで強力
- 3. 大谷選手の活躍から目が離せない!
キャプラー監督ってどんな選手だったの?
キャプラー監督の選手時代をご紹介していきます。日本のメディアではあまり取り上げられないため、どんな選手だったのかご存じでない方も多いのではないでしょうか?見ていきましょう!
ワールドシリーズ進出に貢献!
キャプラー選手はカリフォルニア州ロサンゼルス出身。1995年のMLBドラフト57巡目でタイガースから指名され、プロ入りを果たします。メジャーデビューは1998年。1999年には130試合に出場し、打率2割4分5厘、18本塁打を記録しました。
その後はレンジャース、ロッキーズへトレードで移籍。毎年100試合以上コンスタントに出場し、選手としてのキャリアを積んでいきます。2003年途中でレッドソックスへ移籍するとサウスポーへの相性の良さと外野を全て守れるユーティリティーさが評価され、出場機会がさらに増加。2004年には136試合に出場し、打率2割7分2厘、6本塁打、33打点を記録。チームのワールドシリーズ出場に大きく貢献しました!
日本球界に挑戦!
2004年11月、大きな転機が訪れます。読売ジャイアンツと契約し、日本球界への挑戦を発表したのです! ジャイアンツは当時センターラインの補強が課題でした。キャプラー選手の高い守備力が首脳陣に評価されたのですね!
しかしキャプラー選手は環境の変化に苦悩します。開幕当初はセンターで出場していましたが、打撃不振や持病の腰痛の悪化で6月4日に登録抹消。そのまま契約解除となりました。日本での成績は38試合の出場で打率1割5分3厘。非常に厳しいものとなりました。
MLBに復帰するも思うような成績を残せず……
日本で思うような結果を残せなかったキャプラー選手は帰国し、古巣レッドソックスへ復帰します。しかしアキレス腱断裂などの故障の影響もあり、出場機会が減少。2006年オフに現役を引退しました。
まさかの現役復帰を発表!
一度はユニフォームを抜いだキャプラー選手でしたが、2007年ブルワーズと1年契約を結び、まさかの現役復帰を発表します! 現役への思いを捨てきれなかったのかもしれませんね!
2008年は98試合に出場し、打率3割1厘、8本塁打という成績を残しています。一度現役を引退した選手とは思えない優秀な成績ですね!
左キラーとして活躍!
2009年はレイズへと活躍の舞台を移したキャプラー選手。左投手との相性の良さで対左キラーとして活躍します! シーズンを通しての左投手との成績は打率3割4厘。長打率は5割7分7厘でした!
この活躍に対してレイズのGMを務めるアンドリュー・フリードマン氏は「(キャプラー選手ほど)左投手に打ってつけの選手はいないし、守備も素晴らしい。チームに欠かせない人材となっていますし、チームにいるだけで、若手に手本としてよい影響を与えている。」とコメント。非常に高く評価しているようですね!
2010年もレイズでプレーしますが、厳しいポジション争いで出場機会を減らし、シーズン終了後にフリーエージェントに。2011年ドジャースとマイナー契約するものの結果を出せず、現役を引退しました。
キャプラー監督が報道陣に向けて語ったこととは?
キャプラー監督が取材で残したコメントをご紹介していきます。エンゼルスの主軸である大谷選手を強く意識しているようです! 見ていきましょう!
世界最高の選手だ
バッター大谷選手について、キャプラー監督は「球界最高の選手だ」と非常に高く評価しています。さらに「打席内容が素晴らしいだけではない。特大のホームランを打つパワーがあるだけではない。理由は1つではないのだ。オールラウンドな選手だから。全てがハイレベルだ」とコメント。べた褒めですね!
エンゼルスの打線は1番から9番まで強力
キャプラー監督は2021年に最優秀監督賞に輝いた経歴の持ち主。優秀な指揮官の目でエンゼルス打線を分析しています。「過去グリチック選手が我々相手の試合でしてきたことは周知のとおりだ。その選手が9番を打っている。エンゼルスの打線は1番から9番まで強力だ」とコメント。
リチック選手は2019年に31本のホームランをマークするなど、MLB通算183本のホームランを誇る右の長距離バッター。そのグリチック選手が9番にいるのですから、キャプラー監督が警戒するのも無理はないですね。さらに「当然のことながら大谷選手のことは常に頭にある。彼の打席がいつ回ってくるかは常に意識している」と続けました。
大谷選手の活躍から目が離せない!
最優秀監督賞を獲得したキャプラー監督からも注目される大谷選手。それだけ抜きんでた活躍をしていることの証ですね! 大谷選手の活躍から目が離せません!