【胸キュン】大人向け!? おすすめの恋愛小説・恋愛マンガ

2023.08.10

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恋愛小説や恋愛マンガ魅力を、誰もが一度は感じたことがあると思います。読んだ時のドキドキする瞬間や心が高鳴る瞬間、それがまさに「胸キュン」です。大人になるにつれ、恋愛もまた深みを増すため若い頃とは違い、物語の中に描かれるリアルな情熱や感情が心にしみわたるものとなります。

本記事では、そんな大人の読者の皆さんに向けた恋愛小説をご紹介します。大人の視点から楽しめる作品にはリアルな恋愛描写が散りばめられ、登場人物たちの喜怒哀楽がリアルに感じられることでしょう。

現実世界での大人の恋愛を反映させた作品や、胸が締め付けられるような切ない関係、そして胸が高鳴る禁断の恋。そんな様々な要素が詰まった作品たちを通じて、大人のための胸キュンを存分に味わっていただければと思います。

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1. 小説・奥田亜希子『求めよ、さらば』
2. 小説・綾瀬まる『花に埋もれる』
3. マンガ・吉井ユウ『青島くんはいじわる』
4. マンガ・ハルノ晴『あなたがしてくれなくても』
5. マンガ・森本梢子『高台家の人々』
6. 【まとめ】現実逃避か、自分を見つめ直すか、小説を読んで何を思いますか？

小説・奥田亜希子『求めよ、さらば』

あなたの「愛」は、本当にあなたが感じたものですか？令和最強の恋愛小説。

第2回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」受賞作品。

理想の夫だったあの人は、私を、愛してはいなかった――。
三十四歳、結婚して七年、子供なし。夫には、誰にも言えない秘密がある。

【感想】
とある夫婦の妻サイド夫サイドの目線で語られる物語で不妊治療、夫の失踪、2人の思い、誰にでもあり得る物語で自分に落とし込み感情移入する人多いと思う作品です。

小説・綾瀬まる『花に埋もれる』

彼氏よりもソファの肌触りを愛する女性。身体から出た美しい石を交わし合う恋人たち。憧れ、執着、およそ恋に似た感情が幻想を呼び起こし、世界の色さえ変容させる――イギリスの老舗文芸誌「GRANTA」に掲載された「ふるえる」から、単行本初収録となるR-18文学賞受賞作までを網羅した、著者の原点にして頂点の作品集。

【感想】
なんとも幻想的な短編集。だけどそれに違和感を感じさせない世界館流れるような文体で物語の中に引き込まれます。表紙も好き。

体内に出来る美しい石の交換、してみたかったなぁ。

マンガ・吉井ユウ『青島くんはいじわる』

「あと3日で35歳になる私が、まさか9歳も年下の男の子に振り回される事になるなんて──。」独身を満喫する雪乃は今日も仕事終わりに立ち飲み屋でいつもの豚足を頼んで至福の時を過ごすはずだった……のに…妹の結婚式に彼氏同伴で行かなければならなくなり、店でたまたま遭遇した会社の“王子”こと青島(26)にダメ元で結婚式に同席して欲しいと懇願したところまさかの『OK』!!どうやらモテる青島は女除けとして雪乃を選んだらしいのだが……。いじわるなのになぜか気になる王子様男子との協定恋愛関係の行方は──!?

【感想】
王道の少女マンガのような設定に安心感を感じられる作品。

絵が見やすく、ほのぼのとした雰囲気もありますが9歳年下の「イケメン彼氏」と付き合うにはそれはそれで悩みもあり…。「その気持ち、わかる！　うちの彼氏はこんなにイケメンじゃないけど笑」なんて苦笑いしながら読む人いそうです。

作者は「もっと早く話せばいいのに〜！」とヤキモキする部分も。

マンガ・ハルノ晴『あなたがしてくれなくても』

吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ、“セックス”だけが足りていなかった。ひょんなことから、会社の先輩である新名誠（36歳）と飲むことになったみちは、つい酒の勢いでセックスレスの悩みを打ち明けてしまう。すると新名は驚いた顔をして、「うちもレスなんだよね…」と寂しそうに笑った――…。

【感想】
ドラマ化もされ、すごく話題になっていました。

2組の夫婦の葛藤を描いており、どの人物の立場から見ても深く考えさせられる物語。

原作はまだ連載中でドラマは独自の最終回を迎えていましたね。この結末をどう捉えるか？　原作はどうなるのか？　ファン同士で語り合いたくなる作品。