エンゼルスの大谷翔平選手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたブレーブス戦に2番・指名打者で先発出場。大谷選手は2試合ぶりのマルチ安打をマークし、3打数2安打1四球で打率.307。ナ・リーグ本塁打王でブレーブスのマット・オルソン選手は、大谷選手について「彼はフリークだ。おそらく歴代最高の野球選手だろう」と称えました。オルソン選手は4番・一塁で出場し、第3打席に右翼席へ37号ソロを放ちました。
【MLB】大谷選手は“歴代最高”!! もう1人のHR王も大絶賛!!
目次
大谷選手、2試合ぶりのマルチ安打!
エンゼルスの大谷翔平選手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたブレーブス戦に2番・指名打者で先発出場。大谷選手は2試合ぶりのマルチ安打をマークしました。
1回の第一打席。大谷選手はファールで粘った後の7球目、高めに浮いたスプリットを弾き返し右安。これで大谷選手は7試合連続安打を記録しました。
4回先頭で回ってきた第二打席。3点を追いかける展開でチャンスをつくりたいところでしたが、三振に倒れました。
6回の第三打席、無死一塁の場面。大谷選手は初球を捉え右中間方向への安打を放ちチャンスを広げます。これで大谷選手は2試合ぶり、今季32度目のマルチ安打を記録。エンゼルスはこの回勢いに乗り3点を返しました。
8回の第四打席は四球を選び出塁。最終的にチームは12-5で大敗を喫したものの、大谷選手は3打数2安打1四球の活躍を見せました。
【大谷翔平選手の結果】
1️⃣右安
2️⃣空三振
3️⃣右安
4️⃣四球3打数2安打1四球
打率.307 39本 81打点 OPS1.084📊7試合連続安打&32度目のマルチ安打を記録し
打率ランキング3位に浮上!今季は打率3割台をキープし続けています👏#大谷翔平 #GoHalospic.twitter.com/IKZdnyrmKc
— ヒトトノヤ / MLB日本人選手速報 (@hitotonoya1_00) August 3, 2023
「歴代最高」もう1人のHR王が大谷選手を絶賛!?
今回の試合でチームは大敗を喫したものの、大谷選手は2試合ぶり今季32度目のマルチ安打を記録。対戦相手であるブレーブスのマット・オルソン選手は大谷選手は大谷選手のこれまでの活躍を絶賛しました。
オルソン選手はナ・リーグの本塁打、打点でリーグトップ(8日現在)。ア・リーグの大谷選手とともにHR王を目指すライバルです。オルソン選手は大谷選手の活躍に対して、「彼はフリークだ おそらく歴代最高の野球選手だろう」と絶賛。
また、米放送局「バリースポーツ・サウス」のインタビューでは「同地区に在籍していたときはよく彼の活躍を見ていたし、感心させられた 素晴らしい選手だ」と話しています。
オルソン選手は今回の試合に4番・一塁で出場。オルソン選手は4回の第三打席で37号の本塁打を放ちました。他の打席は左邪飛と申告敬遠を含む3四球。エンゼルスとの3連戦では6四球と勝負を避けられていますが、その中でも2本の本塁打を放ちHR王としての風格を見せています。
8日現在、本塁打数は大谷選手が40本、オルソン選手が39本と大接戦。フィールド上で仲良く会話する場面も見られ、お互いを高め合う存在となっているようです。
ナ・リーグHR王 オルソン選手とは?
今回、大谷選手を「歴代最高」と絶賛し話題となったマット・オルソン選手。オルソン選手のこれまでの経歴や活躍ぶりを解説していきます。
オルソン選手は1994年アメリカ・ジョージア州の出身。2012年のMLBドラフト1巡目追補(全体47位)でオークランド・アスレチックスから指名されました。オルソン選手はアスレチックス傘下のルーキー級からスタート。徐々に頭角を表し2016年にメジャーデビューしました。
2017年はAAAへの降格とメジャーへの再昇格を繰り返していましたが、2018年にはアスレチックスの一塁手として定着。この年、自身初のゴーグドグラブ賞を獲得しました。
2021年には選手間投票で控え選手としてオールスターゲーム初選出。一塁手として途中出場し、初出場を果たしました。
そんな長年アスレチックスで活躍したオルソン選手ですが、2022年にトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。ブレーブスとは2029年までの8年総額1億6800万ドルの契約延長に合意しました。
2023年6月24日のレッズ戦で通算200本塁打を達成。7月2日には選手間投票で通算2度目となるオールスターゲームに選出されました。
現在ナ・リーグトップの本塁打、打点を記録しているオルソン選手。リーグは異なりますが、今後も大谷選手との本塁打数争いに注目です!
大谷選手と仲良し談笑?
ナ・リーグトップの本塁打数を誇るブレーブスのオルソン選手。1日からエンゼルスとの3連戦でしたが、大谷選手と塁上で仲良く談笑する姿が話題となりました。
大谷選手は1日の試合。初回に通算126勝右腕モートン選手の内角低めカーブが左足を直撃。打席で思わず「あーっ」と絶叫しましたが、一塁に向かうと笑顔でオルソン選手と笑顔で会話。米放送局「バリースポーツ・サウス」はこの様子を「(2人合わせて)74本塁打」として公開しました。
SNS上では「大谷さんとオルソンの並びって癒しだなぁ」「イケメンできる男同士の仲良しって素敵」「今日は笑顔が見られて良かった」「大谷翔平が何か言ってオルソンが頷くこの感じよくあるよね」「2人のホームラン王」と多くのコメントが。
ライバルでもあり、仲の良い友人でもある大谷選手とオルソン選手。今後も両選手の活躍に目が離せません!
74 home runs in one 5-second video. pic.twitter.com/R8QoAGaIMw
— Bally Sports South (@BallySportsSO) July 31, 2023