サッカー日本代表の2次予選の対戦カードが決まり、大きな注目を集めていましたね。そんな日本代表の対戦国の中には、世界ランキングでは下位なものの、かつてワールドカップ出場経験国や手強い相手も多く、アウェイ戦では苦戦するのでは?という意見もありました。そこで今回は、日本代表が対戦する国々と2次予選突破に向けての戦い方について解説していきます。
【サッカー】日本代表、W杯2次予選の対戦相手が決定!! W杯出場経験国との試合も
目次
- 1. ワールドカップ2次予選の組み合わせが決定!
- 1.1. ワールドカップ出場経験のある国と同組!
- 2. アウェイ対戦時には、中立国での対戦もあり得る?
- 3. 出場国の枠が広がった事で、戦い方に注意が必要?
- 4. 日本代表が、2次予選を突破するために必要な事とは?
- 5. まとめ
ワールドカップ2次予選の組み合わせが決定!
ワールドカップ2次予選で日本代表は、北朝鮮・シリア・ミャンマーvsマカオの勝者と同組です。今年の11月から2次予選が開幕し、来年の3月と6月に2試合ずつ控えています。
そして、この予選の中で2位までに入れば、ワールドカップ最終予選進出とAFCアジアカップの出場権を獲得できる重要な試合です。日程がタイトの中、果たしてどんな成績を残してくれるのか、楽しみですね。
ワールドカップ出場経験のある国と同組!
今回の日本代表の対戦相手には、ワールドカップ経験国である北朝鮮と同組です。過去の対戦成績では、8勝7敗4引き分けと互角の戦いが続いているとのこと。他のチームとの対戦成績は、日本が圧倒的な強さで勝っていますが、北朝鮮には、苦戦を強いられています。
未知な部分が多い為、どのような奇襲を仕掛けてくるかわからない部分が多く、対応が難しくなるとのこと。在日Jリーガーがいるものの、表舞台に情報が出てこない為、北朝鮮の情報が全くわからないという状況。ですが、世界ランク20位の日本代表であれば、この状況を打破できる力を持っているはずです。2次予選を首位で突破できるよう、頑張って欲しいですね。
アウェイ対戦時には、中立国での対戦もあり得る?
今回、日本と同組になったシリアと北朝鮮とのアウェイ戦では、国内紛争などで政情不安定なシリア。新型コロナウイルスの関係で外部との関係を遮断している北朝鮮とアウェイで対戦する場合、中立地で対戦する可能性もあるとのこと。中立地の開催となると、コンディション調整などが難しくなり、厳しい戦いとなります。
また、入国審査が厳しい国などもある為、サッカー以外の部分でストレスがかかってしまう場合もあるとのこと。場合によっては、無観客での試合となる為、普段と違う場面でのサッカーとなると、選手は調子を崩してしまう恐れがあります。ワールドカップ最終予選進出に向けて、厳しい戦いが予想される日本代表。今回の出来事を乗り越えられた際には、今よりも強い日本代表になると思います。
出場国の枠が広がった事で、戦い方に注意が必要?
今回のワールドカップから、出場国の枠が32から48に拡充した事で、アジアの出場枠も広がり、4.5から8.5に変更。8カ国は、最終予選を勝ち抜いたチーム、残りの1枠は、大陸間プレーオフに進出し、勝ち抜いたらワールドカップ出場となります。ただし、ワールドカップ出場国の枠が広がった事で、戦い方は難しくなるとのこと。
理由としては、ヨーロッパや南米などで強豪国の出場が多くなる中で、日本はアジア最上位の為、対戦相手が下位のチームになってしまいます。その中で戦っていても、他の地域との格差は広がっていき、両者にとって良いことなのか?と日本代表の吉田麻也キャプテンが提言しています。他の地域の国との差が広がり、結果的に日本代表は、ワールドカップでベスト16の壁を乗り越えられません。果たして、今回の予選では、どの様な戦いで日本代表を成長させていくのか、森保監督の采配に注目していきましょう。
日本代表が、2次予選を突破するために必要な事とは?
日本代表が2次予選を突破する為には、チーム力の底上げが必要です。今回の予選では、下位チームとの対戦になる為、当落線上にいる若手選手を多く起用する事で、チームの底上げに繋がっていきます。そして、普段海外でプレーしている日本代表選手は、所属チームでレベルアップを図ってもらうことで、全体のレベルが上がりますね。
このように、普段と違う戦い方をする事で、チームのレベルアップに繋がると感じました。ワールドカップ開幕まで3年近くある中で、今回の2次予選は、大きなトライができる大事な予選となります。果たして、森保ジャパンは、ワールドカップ2次予選で、どんな起用をし、チームのレベルアップを図るのか、注目です。
まとめ
今回は、サッカー日本代表が挑むワールドカップ2次予選の対戦国と突破に向けての戦い方などを解説しました。8大会連続のワールドカップ出場を目指す日本代表は、2次予選で下位チームとの対戦となりますが、未知数の敵が多く、簡単に勝てる試合ではありません。
長距離の移動やコンディション調整の難しさ、タイトなスケジュールなど問題点が多くあります。ですが、日本代表がこれまで培ってきた強い団結力。そして、1人1人が高いモチベーションを持って戦う事が出来れば、乗り越えられます。果たして、日本代表は、難敵揃う2次予選を突破できるか、注目して観戦していきましょう。