今年9月に登場する見込みの「iPhone 15」シリーズのカメラについて、詳細なリークが登場しています。
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「iPhone 15」は4800万画素カメラを搭載、ただしサイズは小さめ
アナリストのミンチー・クオ氏やジェフ・プウ氏などからの報告では、「iPhone 15」の標準モデルのカメラは、「iPhone 14 Pro」と同様に4800万画素にアップグレードされるとされています。
Will Semi is the indirect biggest beneficiary of the upgrade of the wide camera CIS of two iPhone 15 standard versions to 48MP. The cooperation between Smartsens and Huawei will become closer.
— 出典:@mingchikuo
今回、この新カメラについての情報が、中国SNS「Weibo」への投稿から明らかになりました。リークしたのは中国系メーカーの情報筋である「Digital Chat Station」という人物。同氏は中国系のAndroidスマホや、iPhoneのカメラ技術に関する様々なリークを的中させてきた実績があります。
テックメディア「MacRumors」が共有した今回のリークによると、これらの標準モデルは4800万画素カメラにアップグレードされるものの、引き続き1/1.5インチと、Proモデルよりも小さい積層型CMOSイメージセンサー(CIS)を搭載するとのこと。
とはいえ、「iPhone 14」と「iPhone 14 Plus」に搭載されていたのは1/1.9インチサイズの1,200万画素センサーだったため、「iPhone 15」のセンサーは27%大きくなることになります。画質とセンサーサイズの向上により、標準モデルの撮影能力は大幅に向上しそうです。
「Digital Chat Station」によれば、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」には、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」と同じ1/1.28インチの4800万画素センサーが搭載されるのこと。同氏は今年5月に、Proモデルのセンサーサイズ増加は2024年(iPhone 16 Pro)で起こり、1/1.28インチから1/1.14インチに増加すると報告しています。
センサーサイズは大きくなればなるほど、より多くの光を取り込めるようになり、特に低照度下での画質が向上します。その分カメラの大きさは増大しますが、ダイナミックレンジと色精度なども向上するため、より質の良い写真を撮影しやすくなることが特徴です。