ソニーは5月、「PlayStation 5」のタイトルをリモートでプレイできるクラウド携帯ゲーム機「Project Q」を発表しました。
詳細はほとんど明かされていないこのデバイスですが、今回新たに実機らしき端末の動画がリークされています。
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ソニーのクラウド携帯ゲーム機「Project Q」が流出
「Project Q」は、8インチの液晶ディスプレイ（1080p、60fps）を備えており、コントローラー部分はDualSenseと同じ機能やボタンを備えています。
Twitterユーザーの@Zuby_Tech氏は、このデバイスの動画と画像を複数リークしています。
PlayStation Project Q Leaks:#PlayStation #ProjectQ https://t.co/gyFrsW7xkN pic.twitter.com/0R0yQIdr0I
— @Zuby_Tech (@Zuby_Tech) July 22, 2023
同氏がリークした実機の見た目は、ソニーが公式発表した外観とほとんど一致しています。「Project Q」には中央に大きなディスプレイがあり、任天堂のJoy-ConのようにDualSenseコントローラーが半分に分割されて左右に取り付けられています。
こちらはスクリーン部分を分解した様子。
興味深いのは、「Project Q」のソフトウェアの一部が写り込んでいる点です。テックメディア「9to5Mac」はこの動画から、「Project Q」はクアルコムのチップセットを搭載したAndroid上で動作していると分析しています。
初期のソフトウェアには、典型的なAndroidランチャーとアプリドロワー、3ボタンナビゲーション、そして多くの一般的なAndroidテストアプリがある。また、Snapdragonチップを示す「QCテスト」アプリもある。クアルコムは以前、Androidゲームの文脈で自社のチップについてソニーと話したことがあると述べた。
— 出典：9to5Google
最終的なソフトウェアがどうなるかは不明ですが、Androidの搭載により、このデバイスで行えることの可能性は広がりそうです。「Project Q」のメインは「PlayStation 5からのストリーミング」ですが、Androidが搭載されることで、単体でのゲームプレイや外部のクラウドゲーミングのサポートなども出来るようになるかもしれません。
