今や海外のチームでも中心選手となり、さらに日本代表でもスター選手となっている三苫薫選手。そんな三苫選手がNHK総合サンデースポーツで川崎フロンターレの中心だった中村憲剛さんとの対談が実現しました。そこで中村憲剛さんは三苫選手は”コレ”ができるからすごく成長していると語りました。その”コレ”とはいったい何なのでしょうか?書いていきたいと思います。
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目次
- 1. 中村憲剛さんも絶賛!三苫選手は”コレ”ができるすごい人!
- 2. 普通のドリブラーと三苫選手のドリブルの違い
- 3. 三苫選手はドリブルを使い分けることができている?
- 4. 野球の神と呼ばれた落合博満さんもこう語った
- 5. ちなみに三苫選手は中村憲剛さんのような選手になりたかったらしい
中村憲剛さんも絶賛!三苫選手は”コレ”ができるすごい人!
先日、NHK総合「サンデースポーツ」にて、中村憲剛さんと三苫薫選手の対談が行われた。中村憲剛さんは育成時代からの三苫選手を見てきており、そのときから三苫選手は自分のことをよくわかっており、「自己分析」ができていると語ります。
自己分析ができているおかけで、常に進化を続けており、海外の強力なリーグでも結果を残せているのだと語り、成長を続けていっていることは素晴らしいことだと中村憲剛さんは話しました。
普通のドリブラーと三苫選手のドリブルの違い
中村憲剛さんは三苫選手のドリブルと普通のドリブラーの違いについてこう語っています。まず、普通のドリブラーは前屈姿勢で突破を図ることが多いらしい。しかし、三苫選手のドリブルは直立姿勢のままで突破を図るのです。
結果、顔が上がったままドリブルを仕掛けてくるので、それに気を取られて距離を空けるとサッと抜かれ、距離を詰めるとパッと抜いてくるのだとか。一瞬のスキを突くことができるのでしょう。
あの中村憲剛さんですら練習などで対峙したときに無理だと感じたといいます。
三苫選手は相手を見ながらドリブルをしているわけではない
対談のなかで、中村憲剛さんに相手のどこを見ながらドリブルを仕掛けているのかと聞かれ、どこを見ているかわからない、ぼんやりと相手を見ていると三苫選手は話しました。
相手の顔を見ているわけではなく、かといって体を見ているわけでもない。ただ、ボールも見なければいけない。その辺を間接視野を使って相手も見ながらチェックしているのです。
その後の状況もチェックしているという、なんとも高度な技術で相手を見ているようですね。
三苫選手のドリブルは少年時代のポジションでさらに成長した?
実は、三苫選手は少年時代のポジションはボランチだったと話していました。ボランチの時に経験したのは周りを見る意識、ファーストタッチを考えてしないといけないということ。
これにより、ボランチからサイドハーフにポジションが変わったとき、ドリブルをする前に周りを見ながらする意識がついたと語りました。そこからドリブラーになったとき、活かすことができているようです。
三苫選手はドリブルを使い分けることができている?
三苫選手は対談の中で、ドリブルをドリブルと見せないような意識をしていると語っています。その対談の中で、自分がボールを持った時に相手は自分がドリブラーという意識をもって対峙してくるはず。そこであえてドリブルをせず、クロスなど違う選択肢を出すとのこと。
このようなプレーを随所で出すことで、相手の目線をだますことができ、足を止めさせたり重心を変えさせることができるのだといいます。その結果、相手に読めないと思わせることができ、ドリブルの成功率も上げることができるのでしょう。
三苫選手はいわゆる頭脳戦のようなことを行っている、相手の嫌がることをし続けることに重きを置いているとも語ります。
今後のビジョンとしてプレミアリーグで数字を残すことを掲げた
三苫選手は中村憲剛さんにビジョンを聞かれ、次のW杯までに確実に中心選手になること、毎試合結果を残せる活躍ができる選手になることを明かしました。
そのためにまずはプレミアリーグで数字を残すことを目標にあげています。攻撃の選手でもあるので得点は2桁に乗せたいとも。
さらに自分はまだまだ成長できるとも感じているらしく、チームに貢献できる選手、このような選手にあこがれて、子供たちにも日本代表を目指してもらいたいため、そんな選手になりたいと明かしました。
野球の神と呼ばれた落合博満さんもこう語った
サンデースポーツに出演している野球の神と呼ばれた落合博満さんも自己分析できる人は成長できると語っています。自己分析ができる人はそのチームにとって何が必要か、自分の長所は何か、それをうまいこと組み合わせて試合に臨むことができるだろうと。
逆に自己分析ができない人はダメだとも語りました。
ちなみに三苫選手は中村憲剛さんのような選手になりたかったらしい
元々、フロンターレの下部組織でプレーしていた三苫選手は、中村憲剛さんを「フロンターレのアイドル」だと語っています。中村憲剛さんのプレーもそうだが人柄も昔から憧れていたのだという。そのような選手になりたかったと語りました。
その中で、現在はサッカー選手として海外でもプレーしており、対談で中村憲剛さんと話していることは不思議なようで、人生面白いなとも感じていると語っています。
三苫選手は十分日本のスターになっていると思いますが、本人はまだまだと感じているのでしょう。これからも長く活躍することを願って。