前半戦32本塁打と2位のWソックス・ロベルト選手に6本差をつけてア・リーグ本塁打王を独走中の大谷翔平選手!しかし、大谷選手の本塁打王に暗雲が立ち込めるニュースが飛び込んできました。そこで今回は、ア・リーグ本塁打王争いの行方とエンゼルスのプレーオフ進出の可能性を紹介していきます。
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目次
- 1. マイク・トラウト選手が長期離脱!相棒不在で大谷選手が四球攻めの可能性大⁉
- 2. エンゼルスは現在ア・リーグ西地区第4位!大谷選手の本塁打王争いにも影響⁉
- 3. 大谷選手が四球攻めに?後半戦は本塁打王争いに不安が残る まとめ
マイク・トラウト選手が長期離脱!相棒不在で大谷選手が四球攻めの可能性大⁉
日本時間7月5日エンゼルスのマイク・トラウト選手が左手有鈎骨を骨折し、戦線復帰まで4週間から8週間を要する見込みと発表。トラウト選手は今シーズン主に3番センターで出場しており、主に2番や4番で出場していた大谷翔平選手の前後を打っていました。そのため、大谷選手の打席では前半戦にも増して四球が増える可能性が濃厚!そこで本項では、エンゼルス打線の特徴と大谷選手・トラウト選手の前半戦を振り返っていきます。
32 HR’s before the All-Star break! 🦄🌟@Angels | #GoHalos pic.twitter.com/vGW62CFVc5
— Bally Sports West (@BallySportWest) July 9, 2023
エンゼルスは実は打線強力?エンゼルス打線の特徴はいかに⁉
エンゼルス打線はチーム内のOPS(出塁率と長打率を足した値)が高い大谷選手・トラウト選手・ウォード選手を上位打線に据え、4番に2019年シーズンに打点王に輝きOPSも非常に高いレンドン選手を据える強力打線です。この強力打線は今シーズン日本時間6月25日のロッキーズ戦で、3回に球団タイ記録となる1イニング13得点を含む25点を奪い勝利したゲームに象徴されます。
今シーズンのマイク・トラウト選手と大谷翔平選手の成績は?
今シーズン前半戦終了時点でのトラウト選手は、打率.263・本塁打18・打点44とまずまずの成績。また、大谷選手は打率.302・本塁打32・打点71に加え安打数103・盗塁数11とほとんどの打撃部門でエンゼルス内トップの成績を残しています。そのためトラウト選手が離脱した今、プレーオフを目指す各チームは大谷選手1人を抑えるべく四球攻めに至ると十分想像できるでしょう。ちなみに、エンゼルスの投手部門でも防御率・勝利数・奪三振数で大谷選手がトップとまさに漫画のような活躍ぶりです。
エンゼルスは現在ア・リーグ西地区第4位!大谷選手の本塁打王争いにも影響⁉
前半戦を45勝46敗・借金1のア・リーグ西地区4位で終えたエンゼルス!ア・リーグ西地区首位のレンジャーズまで7ゲーム差と少し差が開いていますが、地区優勝やプレーオフ進出の可能性はまだまだあるという印象!そこで本項は、MLBプレーオフのルールからエンゼルスのプレーオフの可能性を探っていきます。
THE 2021 MLB PLAYOFFS ARE SET 😤 pic.twitter.com/TkkpY33yud
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 3, 2021
MLBプレーオフの仕組みは?エンゼルスにも可能性有り⁉
MLBプレーオフはどのような仕組みなのでしょうか?それを理解するためには、まずMLBのリーグ構成を知る必要があります。MLBのリーグ構成は、アメリカンリーグ(ア・リーグ)15球団とナショナルリーグ(ナ・リーグ)15球団の2リーグ制です。さらに各リーグにでは、5球団ずつ東地区・中地区・西地区に分かれてプレーオフを目指したリーグ戦が行われています。
では、どのような結果であればMLBプレーオフに進出するのでしょうか?MLBプレーオフの出場資格は以下のチームです。
・ア・リーグ地区優勝3チーム
・ア・リーグ勝率トップ3(地区優勝チームを除く)
・ナ・リーグ地区優勝3チーム
・ナ・リーグ勝率トップ3(地区優勝チームを除く)
上記のようにMLBプレーオフは、各リーグ勝率上位12球団によるトーナメント戦が行われます。ちなみにMLBでは、プレーオフの第1ラウンドをワイルドカードゲーム・第2ラウンドをディビジョンシリーズ・第3ラウンドをリーグチャンピオンシップ・第4ラウンドをワールドシリーズと呼ばれていることも有名です。
プレーオフに進出するには大谷選手がカギ⁉大谷選手の本塁打王の行方は?
現在、勝率.495でア・リーグ西地区4位のエンゼルス!では、エンゼルスがMLBプレーオフに進出する可能性はあるのでしょうか?前項で紹介した通り、プレーオフ進出には地区優勝かア・リーグでの勝率トップ3に入る必要があります。前半戦終了時点で、各地区の首位チーム(東地区:レイズ・中地区:ガーディアンズ・西地区:レンジャーズ)を除く勝率は以下です。
1.オリオーズ(東地区):勝率.607
2.アストロズ(西地区):勝率.549
2.ブルージェイズ(東地区):勝率.549
4.ヤンキース(東地区):勝率.538
5.Rソックス(東地区):勝率.527
6.マリナーズ(西地区):勝率.506
7.エンゼルス(西地区):勝率.495
7.ツインズ(中地区):勝率.495
このように東地区勢が多くいるものの、西地区のアストロズとマリナーズがエンゼルスの上位につけていることがわかります。このことから西地区での戦いがそのままプレーオフに繋がる可能性が高く、エンゼルスにも十分可能性があると言えるでしょう。しかし、エンゼルス・大谷選手へのマークがより一層強化されることは既定路線!そのため大谷選手は、徹底マークと四球攻めの一点集中をどう対処していくかが本塁打王とプレーオフ進出へのカギだと言えるのではないでしょうか。
大谷選手が四球攻めに?後半戦は本塁打王争いに不安が残る まとめ
今回は、相棒のマイク・トラウト選手が長期離脱から大谷翔平選手への四球攻めの可能性について紹介しました。2021年シーズンの後半戦にも今シーズンと同じ状況から四球攻めが増え本塁打が激減した経験を持つ大谷選手。しかしエンゼルス・ネビン監督は大谷選手の四球攻めは想定内としたうえで、大谷選手は2021年の経験から同じようにはならないと全幅の信頼を寄せている模様!後半戦も大谷選手から目が離せませんね!
All-Star smiles 😃#GoHalos x #AllStarGame pic.twitter.com/HJzMOWSh2v
— Los Angeles Angels (@Angels) July 10, 2023