タイのバンコクで開催された『VALORANT(ヴァロラント)』の公式大会「VCT Ascension Pacific(VCTアセンションパシフィック)」に関する情報を紹介します。
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目次
- 1. VCT Ascension Pacificとは?
- 2. VCT Ascension Pacificのルール・形式
- 3. 出陣!日本代表のグループステージ
- 3.1. グループステージ一戦目:Bonkers戦
- 3.2. グループステージ二戦目:Orangutan戦
- 3.3. グループステージ三戦目:Bleed eSports戦
- 3.4. グループステージ四戦目:Dplus KIA戦
- 3.5. グループステージの結果
- 4. 激戦!仕上がり切ったプレイオフ
- 5. 運命の決勝戦
- 6. これからの日本代表も応援していこう!
VCT Ascension Pacificとは?
VCT Ascension Pacificは、6月28日(水)から7月9日(日)の間にアジアとオセアニア地域のChallengers(予選)を勝ち上がった10の代表チームが国際リーグ「VCT Pacific」への二年間の出場権をかけて戦う大会です。日本からは、ロシア・フィリピン・日本の3ヵ国からメンバーを構成する「SCARZ」が出場しています!
VCT Ascension Pacificのルール・形式
グループステージは、10チームをGROUP ALPHA(グループアルファ)とGROUP OMEGA(グループオメガ)の2つのグループに分けて総当たり戦を行います。そして、その総当たり戦が終了したときの各GROUP上位3チームがプレイオフに出場できるルールです。
プレイオフは、負けると即敗退のシングルエリミネーション形式になります。一回負けたら敗退というプレッシャーがかかる選手たちの気持ちを考えると胃が痛くなりますね。
出陣!日本代表のグループステージ
ここからは今大会の結果をまとめていきます。皆さんが気になるのはやはり”日本代表はどこまで勝ち進んだのか”ということですよね!そこも含めて見ていきましょう!
グループステージ一戦目:Bonkers戦
初陣となるBonkers戦では、バインドでJemkin選手がレイナを巧みに使いこなしてラウンド取得に大きく貢献しました。Allen選手が1v2の局面を複数回勝ち切る場面など、個人技も光ったこの試合は2-0でSCARZが勝利!
グループステージ二戦目:Orangutan戦
勝ちの流れに乗りたいOrangutan戦。1MAP目からJemkin選手がシェリフACEを見せつけて勢いに乗り、前半ラウンドを8-4で折り返し。後半はフェイクのどの練度の高い戦術を多く披露し、13-6で圧倒します。
2MAP目は持ち前の少人数戦の強さを発揮したSCARZが12-10で取り切り、2-0で二試合連続でストリート勝ちを収めました!
グループステージ三戦目:Bleed eSports戦
勝てばプレイオフ確定の重要なBleed eSports(以下BLD)戦。BLDのSCARZ対策の練度が高く、1MAP目のフラクチャーは13-5という大差で敗北してしまいます。後がない2MAP目はOTまでもつれこむ大接戦!
しかし最後はSCARZが取り切りBLBの無敗記録をストップさせました!運命の3MAP目もOTまで耐えたSCARZでしたが、最後はBLDが押し切って1-2でBLDの勝利。BLBがプレイオフ進出を確定させました。
グループステージ四戦目:Dplus KIA戦
最後の関門、韓国代表Dplus KIA。ファンから不安の声も多々あがる中迎えた1MAP目。なんと10-2という驚異的なスコアで前半を折り返します!後半は盛り返されるものの、13-6で1MAP目を取得。
2MAP目もSCARZが終始圧倒し、強豪相手に2-0で勝利!筆者もここまで圧倒するとは思ってなかったのでかなり驚きました!この結果により、プレイオフへの進出が確定です!
グループステージの結果
シンガポール代表の「Bleed e Sports」には1-2と惜しくも敗れたものの、それ以外のチームには2-0で勝利するという安定感を披露し「SCRAZ」らしさを存分に見せつけたグループステージになりました。
個人のパフォーマンスも高く思わず声が出るようなプレイが非常に多く、筆者も見ていて、とても楽しかったです!
激戦!仕上がり切ったプレイオフ
ここからはプレイオフに進出したSCARZを見ていきましょう!
プレイオフ一回戦:Fancy United Esports戦
1MAP目は、Kr1stal選手のACEなどの活躍が光り次々とラウンドを取得していきます。ラストはエコラウンドながらも早いスピード感で相手を圧倒し13-9で勝利を収めました!
2MAP目はFancy United Esportsがかなり奇抜なオフメタ構成を披露し、OTまでもつれ込み大接戦を繰り広げます。17-15まで続いたこの試合はSCARZが勝ち切り、2-0で準決勝へ進出しました!
プレイオフ準決勝戦:NAOS Esports戦
1MAP目の前半、NAOS Esports(以下NAOS)の戦い方を一方的に押し付けられてしまい9-3という大差で折り返します。しかしSCARZは後半で驚異の修正力を見せ、13-11で逆転勝利を収めました!
2MAP目は惜しくも敗れたものの、3MAP目はやられたことをやりかえすように13-3という大差で勝利してBLBへのリベンジマッチへ!
運命の決勝戦
リベンジマッチとなったBLB戦。1MAP目は先にマッチポイントを握られる展開になり、sScary選手の1v4クラッチで1MAP目を取得されます。2MAP目も2-13と完璧に抑え込まれ、流れに乗ったまま3MAPも8-13とストレート負けを喫しました。
今大会通してのsScary選手の活躍が目立っており、決勝でもかなりのパフォーマンスを出していましたね。
これからの日本代表も応援していこう!
今大会では日本代表が決勝まで進出する大躍進を見せ、日本のTeir2シーンは強いということをアジアに見せつけた結果になりました!結果は2位という一番悔しい負け方にはなりましたが、これからもAscensionに出場する日本代表を全力で応援していきましょう!
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