MLBの公式サイトは2日(日本時間3日)、オールスター戦(11日)で投手として出場する選手を発表。エンゼルス・大谷翔平選手は3年連続投打の二刀流で選出されました。大谷選手はすでにファン投票によりDH部門での出場が決定。そして今回、選手間投票などで投手部門での出場も決定しました。昨季は二刀流で選出されるも登板は辞退。2年ぶり2度目となる二刀流での出場となるか注目が集まっています。
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目次
3年連続”二刀流”での選出!
MLBの公式サイトは2日(日本時間3日)、11日(同12日)にシアトルで開催されるオールスター戦にて投手として出場する選手を発表。エンゼルス・大谷選手は3年連続投打の”二刀流”で選出されました。
大谷選手はすでにファン投票によりDH部門で選出。そして今回、選手間投票などにより投手としても選出されました。投打の”二刀流”で選出されるのは3年連続。昨シーズンはスケジュールの都合上、登板は辞退し打者としての出場となりました。2年前は1番DH兼先発投手の二刀流として出場。今回、2年ぶり2度目となる二刀流での出場はなるのか、注目が集まっています。
Congratulations to Shohei Ohtani on his selection to the 2023 A.L. All-Star team as a pitcher!
大谷翔平
2023年アメリカン・リーグオールスター
投手として選出
おめでとう! pic.twitter.com/mxmePxJ4dG— Los Angeles Angels (@Angels) July 2, 2023
ネビン監督、大谷選手の二刀流での出場は「ショウヘイが決めること」
今回のMLBオールスター戦、大谷選手が3年連続で選出され、2年ぶり2度目となる投打の二刀流での出場に期待が高まっています。昨シーズンは、後半戦の開幕投手ということもあり登板は辞退することとなった大谷選手。今回は二刀流での出場となるのでしょうか。
エンゼルスのフィル・ネビン監督は今回の選出に対して「誇りに思っている 安定してローテーションを守り続けた とてもクールなことだ」と喜びのコメント。二刀流での出場に関しては「ダスティ(ベイカー監督)が決めることだ あとはショウヘイが決めること やりたいことを支持するし、チャンスを奪いたくない WBCと同じように選手にとっては忘れられない特別な機会 どんな決断でも私は楽しみだ」とし、大谷選手の考えを支持する意向を示しました。
大谷選手は4日(日本時間5日)のパドレス戦に投手としても出場。オールスター戦で投げるとなれば中6日となります。ネビン監督は「登板することは可能だろう (4日のパドレス戦から)1週間後だし、オールスター休暇が終わったら、すぐ登板させる予定だ でも、どうなるかは見守ろう 彼の判断次第だ」とコメント。14日(同15日)のアストロズ戦を考慮しつつも、オールスター戦での登板の可能性も明かしました。
注目のオールスター戦、開催地や選考方法は?
今回、大谷選手が3年連続で投打の二刀流で選出されたことが話題となっていますが、そもそもオールスター戦とはそのような試合なのでしょうか。今年の開催日や場所、選手の選出方法などを解説していきます。
オールスター戦は毎年7月に開催される試合。アメリカン・リーグとナショナル・リーグそれぞれが代表選手を選出し戦います。日本でもオールスター戦は行われており、今年も7月19日、20日の2日開催。一方MLBは、1959年から1962年の4年間を除き、1日での開催とされています。
今年のオールスター戦は7月11日(日本時間12日)。シアトル・マリナーズの本拠地であるT-モバイルパークで開催されます。7日からは「オールスターウィーク」とされ、マイナーリーグに所属する有望選手による”オールスター・フューチャーズゲーム”やア・リーグとナ・リーグを代表するスラッガーたちによるホームランダービーなども開催。アメリカの野球ファンたちが熱狂する1週間となります。
さて、気になるのは選手の選考方法。投手以外の先発出場選手はファン投票によって選出されます。ファン投票は2ラウンド制。投手以外の8ポジションに指名打者を加えた9つのポジションごとに投票が行われ、各リーグで上位2人に入ると2次ラウンドに進むことができます。2次ラウンドは決選投票。投票数が多い選手がオールスターゲームでのスタメンとなります。
その他の出場選手は選手間投票や大リーグ機構の推薦によって決定。各球団から最低1人は選出されるルールとなっています。
今年の顔ぶれ、日本人選手の出場は?
今年のオールスター戦、どのような顔ぶれとなったのでしょうか。
ア・リーグ注目は大谷選手のチームメイトであるマイク・トラウト選手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手。トラウト選手はこれで10度目となるスタメン出場。「ファンのおかげで本当にスペシャルで楽しみだ 息子も一緒に楽しみたい 本当に出場を楽しみにしていた」とコメントしました。
ナ・リーグでは今シーズンここまで打率0.336、本塁打21本、39盗塁をマークしているブレーブス・アクーニャJr.選手や最速160kmのストレートを持ち、ここまでリーグトップの155奪三振、10勝をマークしているブレーブス・ストライダー投手らが選出されています。
そしてもう一つ注目されたのが、大谷選手以外の日本人選手の選出。しかし今年は大谷選手のみの出場となりました。レッドソックス・吉田正尚選手やカブス・鈴木誠也選手らの出場も期待され第一次ファン投票ではノミネート。しかし、惜しくも二次投票で落選となりました。
日本人では大谷選手のみでしたが、注目の顔ぶれとなったオールスター戦。2年ぶり2度目となる投打の”二刀流”が見られるのか、注目です!
【MLB】吉田正尚、新人でオールスター選出ならず 高打率でRソックス牽引も…球宴メンバー発表(Full-Count)#Yahooニュースhttps://t.co/yHmXuJ44uk
— おり鵬 (@Oriho_ho) July 2, 2023