【野球】スタートラインは10億円!? バウアー選手争奪戦勃発の可能性

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現在横浜DeNAベイスターズの首位争いに貢献している投手、トレバー・バウアー選手。そのバウアー選手の争奪戦が早くも始まっているようです! 過去にメジャーリーグで投手として最高峰のタイトルである、サイ・ヤング賞に輝いたことのあるバウアー選手の獲得を狙っているのはどの球団なのでしょうか? バウアー選手がどんな選手なのかをご紹介しながら、掘り下げていこうと思います!

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トレバー・バウアーってどんな選手?

まずはバウアー選手についてご紹介していきます! トレバー・アンドリュー・バウアー、32歳。アメリカ合衆国、カリフォルニア州ロサンゼルスノースハリウッド出身の投手です。投手としては特別に大きな体格というわけではありませんが、全身を使ったダイナミックな投球フォームが特徴。カーブやチェンジアップを得意とし、奪三振率が非常に高い投手です! 球速も速いことから、パワー系変化球投手とも言われています。
そんなバウアー選手ですが、自身の口から「下手くそだから」という言葉が出てくるほどバッティングは苦手なようです。ちなみにプロ野球選手でありながらユーチューバーとしても活動しており、現在のチャンネル登録者数は60万人を超えています!

メジャー1年目からなかなかの問題児?

バウアー選手がメジャーデビューを果たしたのは2012年6月。所属チームはアリゾナ・ダイヤモンドバックスでした。このシーズンの開幕前には、ベースボール・アメリカから球界全体で9位の有望株という評価を受けていましたが、制球難に苦しみ4試合でマイナー落ちとなってしまいます。
このような結果に納得がいかなかったのか、チームメイトを公然と批判したり、コーチらの指導に全く耳を貸さないなどの問題行動があったようです。

チームを変え再スタート!

2012年12月、クリーブランド・インディアンスへ移籍。翌年2013年も前年同様不振が続きましたが、初めて科学的トレーニングを取り入れた影響もあってか、2014年には先発ローテーションの一角に定着! 奪三振率も大幅に上がるなど、飛躍のシーズンとなりました!
その後2015年から2017年までの間に大きな成長を遂げ、2018年には自身初のオールスター選出! 更には防御率リーグ2位、奪三振数リーグ6位など好成績を記録し、キャリア最高のシーズンとなりました!
ところが2019年7月、カンザスシティ・ロイヤルズ戦で8敗目を喫し降板を告げられたバウアー選手は自身の投球への怒りが爆発。持っていたボールをバックスクリーンへ向け大遠投し、物議を醸しました。後に謝罪をしたバウアー選手ですが、感情を抑えるのが苦手な激しい性格はこの時も健在だったようですね。

日本プロ野球との出会いとタイトル獲得

2019年7月、シンシナティ・レッズへ移籍。オフに来日し、横浜DeNAベイスターズの練習施設である「DOCK」を訪れたことがきっかけで日本プロ野球でのプレーを熱望することとなります。2020年はコロナ過ということで短縮シーズンとなりましたが、最優秀防御率のタイトルを獲得! 更にリーグ2位の奪三振数、リーグ1位のWHIP(1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値)などの好成績を残し、サイ・ヤング賞を受賞しました!

日本移籍のきっかけとなった事件

2021年2月、ロサンゼルス・ドジャースと契約。新天地での更なる活躍を期待されたバウアー選手ですが、それから3か月後の5月、衝撃的な事件が起きてしまいます。バウアー選手がある女性に暴行を加えたとして捜査対象となっていることが、現地警察により明らかにされました。このことによりバウアー選手は制限リスト入り。MLBから2シーズンに相当する324試合出場停止処分を科されてしまいます。
女性からの告発に関しては証拠不十分での不起訴となり、バウアー選手が異議申立てを行ったとして、処分期間は194試合に軽減されましたが2022年は全休。ロサンゼルス・ドジャースからも解雇されています。この一連の騒動により、メジャーリーグ各球団がバウアー選手の獲得に難色を示したため日本への移籍となったようです。

驚きの年棒!

このような経緯もあり日本野球界に足を踏み入れたバウアー選手ですが、やはりその実力は折り紙付きです! 6月に負けなしの4連勝と大活躍! メジャーでの実績もあるバウアー選手、その年棒はとんでもないことになっていそうですが、今季横浜DeNAベイスターズが支払うとされている金額は基本給が約4億3000万円。プラス出来高約1億4300万円と言われています。
私たちから見たらもちろんとんでもない金額ですが、バウアー選手のメジャーリーグでの実績やこれまでの活躍から見ると実は破格の年棒のようです。これには理由があり、現在は横浜DeNAベイスターズでプレーしているバウアー選手ですが、ロサンゼルス・ドジャースとの契約は3年。その最終年である今年の年棒の約32億円はロサンゼルス・ドジャースが負担しています。これにより、横浜DeNAベイスターズは破格の年棒でバウアー選手と契約できているのです!

獲得に3つのチーム名が?

そんなバウアー選手ですが、来季は年棒が跳ね上がると予想されています! とあるスポーツライターの予想では「スタートラインが10億」とのこと。現時点で巨人、ソフトバンク、楽天の3チームが獲得調査を進めているようです。今後名乗りを上げるチームは更に増えると予想されることから、金額もどこまで吊り上がるかわかりません! 10億以上出してでも優勝を買えれば安いものということなのかもしれませんね!
来季のバウアー選手の所属チームと、今後の活躍に注目していきましょう!

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