6月24日に行われた、J1第18節・京都サンガ対横浜FC戦で横浜FCの三田啓貴選手が出場0分退場をした事について、ブンデスリーガのシュツットガルトに所属する遠藤航選手が、DAZNの番組にゲスト出演した際に意見を述べていました。
出場0分退場はどのような形で起こったのか?また、遠藤航選手の見解は?過去に起こった様々な退場劇も紹介していきたいと思います。
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目次
- 1. 出場0分退場はどうして起こったのか?
- 2. 遠藤航選手の見解は?
- 3. 過去に起こった退場劇4選
- 3.1. 退場劇1 開始6秒退場事件
- 3.2. 退場劇2 家本主審人違いレッドカード事件
- 3.3. 退場劇3 スアレス選手の神の手!?事件
- 3.4. 退場劇4 ジダン選手頭突き退場事件
- 4. 退場はドラマを生むこともあるが、11対11対のサッカーが1番
出場0分退場はどうして起こったのか?
出場0分退場は、6月24日に行われたJ1第18節・京都サンガ対横浜FC戦で起こりました。
前半アディショナルタイム、スローインの判定をめぐってタッチラインでアップをしていた横浜FCのベンチメンバーが猛抗議をします。その中でも三田啓貴選手は副審に詰め寄り、激しく抗議をしていました。この抗議が乱暴な行為と判定され一発レッド。
ベンチメンバーが出場0分で退場となる珍しい事態となりました。
遠藤航選手の見解は?
DAZNの番組内で0分退場について司会のアナウンサーから聞かれた遠藤航選手は、
「海外だと、ゴール裏でアップする。ここ(タッチライン際)でこう、選手がアップしている状態がないので。たしかに、ちょっとこのウォーミングアップの場所は、Jリーグも考えたほうがいいのかな、みたいな」と発言。
海外とJリーグのアップをする場所が違うことで、今回のような退場劇が起こったのでは?との見解でした。スタジアムの設計もあるでしょうが、今後このような事が無いようJリーグでもウォーミングアップの場所を検討した方がいいかもしれません。
過去に起こった退場劇4選
ここからは、過去のサッカー界で起こった退場劇を紹介します。
これまで数々の退場劇があったサッカー界ですが、その中でも特に印象に残った退場劇を4つ選びました。
退場劇1 開始6秒退場事件
最初に紹介するのは、2009年J2第8節 東京ヴェルディ対サガン鳥栖戦で起きた退場劇です。
試合は、東京ヴェルディのキックオフでスタート。フォワードの大黒選手がバックパスをすると菅原選手がまさかのスルー。サガン鳥栖のフォワード池田選手が抜け出すとキーパーと1対1のチャンスに。するとたまらずスルーをしてしまった菅原選手は池田選手を後ろから倒してしまいます。
このプレーに審判は迷わずレッドカードを提示。試合開始6秒での退場劇でした。
退場劇2 家本主審人違いレッドカード事件
次に紹介するのは、2017年J2第28節 名古屋グランパス対FC町田ゼルビアで起きた退場劇です。
相手ゴール前に抜け出そうとした名古屋の青木選手が町田の深津選手と奥山選手に挟まれる形で倒されます。するとこの試合の主審である家本主審は決定機阻止としてレッドカードを提示。ここまでは普通の出来事ですが、何と家本主審は誰がファールをしたかが分かっていませんでした。副審に確認するも、副審も誰がファールをしたか分かりません。
誰かにレッドカードを出さなければいけない状況で家本主審は、全く関係ない町田の平戸選手にレッドカードを提示。抗議をするも判定は覆らずそのまま平戸選手が人違いで退場するという事件でした。
退場劇3 スアレス選手の神の手!?事件
続いて紹介するのは、南アフリカW杯準々決勝ウルグアイ対ガーナで起きた退場劇です。
1対1のまま迎えた延長戦で事件は起きました。ガーナの選手のシュートがキーパー不在のゴールに向かいますが何とスアレス選手は意図的なハンドでそのボールを弾き出します。もちろんそのプレーでスアレスは退場し、ガーナにPKが与えられます。しかし、ガーナはPKを外してしまい延長戦はそのまま終了。
PK戦でウルグアイ勝利となった試合でした。試合後にスアレス選手は「神の手だ」と語ったそうですが、元祖神の手マラドーナ氏からはあれは「彼の手だ」と言われたそうです。
退場劇4 ジダン選手頭突き退場事件
最後に紹介するのは、2006年W杯決勝フランス対イタリアで起きた退場劇です。
このW杯を最後に現役引退を表明していたジダン選手、現役最後の試合で事件は起きました。1対1で迎えた延長後半6分、衝撃的な映像が流れます。
ゴール前で言葉を交わしていたジダン選手とイタリア代表マテラッティ選手。その後ジダン選手はマテラッティ選手に近づいていき何と頭突きをくらわせます。試合会場はこの出来事に騒然となり、主審はジダン選手にレッドカードを提示。サッカー界のレジェンドであるジダン選手のラストゲームは退場で終わるという衝撃的な退場劇でした。
退場はドラマを生むこともあるが、11対11対のサッカーが1番
紹介してきたようにサッカーでの退場劇は印象に残る場面も多く、ドラマを生むことも本当に多くあります。
でも、やっぱりサッカーファンとしては11対11の状態で純粋に試合を楽しみたいですよね。
選手もファンもアツくなる事も多いスポーツですが、ぜひフェアプレーでこれからも我々サッカーファン達を楽しませてほしいと思います。