メジャーの大舞台で投打二刀流の快進撃を続ける大谷翔平選手。今シーズン、投手としては15試合に登板、打者では25HRとホームランランキングで首位を独走中です!しかし現在、所属するロサンゼルス・エンゼルスは主力選手のケガが相次ぎ緊迫した状況です。レンドン選手、ネト選手、ウルシェラ選手と3人の内野手をケガで欠く中、大谷選手はじめ出場した選手たちが奮闘しています!今回は、負傷者リスト入りとなった選手について、復帰の見込みなど詳しく見ていきましょう。
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目次
- 1. エンゼルスの現在の順位は?
- 2. 大谷選手は打撃好調!
- 3. 相次ぐケガでの戦線離脱
- 3.1. 頼れる4番が負傷者リスト入り
- 3.2. ショートのネト選手も
- 3.3. さらにウルシェラ選手は骨折
- 4. 投手も負傷者リスト入り
- 4.1. 過去には大谷選手も
- 5. チームを救う活躍に期待!
エンゼルスの現在の順位は?
ドジャースとの連戦は2連敗を喫したエンゼルスでしたが、6/25ロッキーズとの試合は25-1と大勝!エンゼルスはここまで42勝36敗、直近10試合は5勝5敗とし順位は西地区2位となりました。首位レンジャーズとのゲーム差は6.0です。直近のレンジャーズとの4連戦は、大谷選手は打者として4HR、6/22先発投手として登板し勝利するなど投打で活躍、対戦成績は3勝1敗と勝ち越しています。
大谷選手は打撃好調!
大谷選手は6/13から6/19までの全7試合に出場、打率.435、6HR、12打点と大活躍を見せ、週間最優秀選手(MVP)に選出されました。投手としては6/15レンジャーズ戦に先発登板、6回2失点と力投を見せ、チームも勝利!まさに投打二刀流で躍動した1週間となりました。大谷選手が週間MVPに選ばれるのはこれで5度目となり、イチロー氏と並ぶ日本人選手として最多受賞です。
相次ぐケガでの戦線離脱
しかし、チームはケガで主力選手が続々と戦線離脱する事態に……。4番を務めていたレンドン選手、若手有望株のネト選手、内野の複数ポジションをこなしチームを支えたウルシェラ選手とケガが相次いでいます。
頼れる4番が負傷者リスト入り
アンソニー・レンドン内野手は6/16レンジャーズ戦の第1打席で左手首付近に死球を受けました。交代はせず試合を続けましたが、打席では見送り三振やバントとバットは振らず。検査の結果、骨に異常はなかったものの左手首の腫れが引かず、10日間の負傷者リスト入りとなりました。レンドン選手は5月にも左脚付け根をケガしていて、今シーズン2度目の負傷者リスト入りです。監督のコメントでは「手首の状態は良くなってきている」とありますが、復帰時期は未定となっています。
ショートのネト選手も
昨年のドラフト1巡目(全体13位)でエンゼルスに加入したルーキー、ザック・ネト選手。ショートに定着した直近の12試合では3HR、6月の月間打率.355と打撃が好調でした!6/14レンジャーズ戦に出場したネト選手は、左脇腹の痛みで途中交代。その後、10日間の負傷者リスト入りとなりました。脇腹痛はスイングや投球で体をひねる動作の多い野球選手に多い故障です。完治には時間がかかるとされており、ネト選手に関しても復帰は未定となっています。
さらにウルシェラ選手は骨折
ケガで離脱したレンドン選手に代わりサードで出場していたジオ・ウルシェラ選手。6/15レンジャーズ戦で一塁ベースに向かった先で転倒し、その後は途中交代となりました。検査の結果、骨盤骨折と診断され手術の必要はないですが6週間の休養とさらに6週間のリハビリが必要となり、今シーズンの復帰は難しい状況です。
投手も負傷者リスト入り
大学時代に最速170キロをマークし話題となったベン・ジョイス投手は、6/10マリナーズ戦に6回から登板した際に右手に違和感を感じ、この日は8球で緊急降板。検査の結果、尺骨神経炎と診断されました。神経の問題で靭帯は損傷なしとのことですが、復帰は未定とのこと。
先発ローテーションへの定着を期待されたホセ・スアレス投手は5/7レンジャーズ戦で、左肩に違和感を感じ3回で途中降板。MRI検査を行ったところ、肩の炎症と判明し、1か月間投球ができなくなりました。手術の必要はなく、現在リハビリ中のスアレス選手ですが、復帰時期は7月頃との見立てです。
過去には大谷選手も
大谷選手も渡米した2018年6月に右肘の内側側副靱帯を損傷し、10日間の負傷者リスト入りとなりました。さらに新たな損傷が判明した大谷選手は靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を選択、手術を行います。
翌年リハビリを行っていた大谷選手は、打者に専念し出場を続けていましたが、左膝を痛めました。9月に受けた左膝蓋骨の手術では全治まで8週間から12週間とされたため、残りのシーズンは欠場することに。2度の手術を経て、2020年7月に復帰登板を果たしました!しかし、8月に負傷した際に右屈曲回内筋群の損傷と診断され、投手としての登板は2回のみでシーズンを終えています。
チームを救う活躍に期待!
メジャー挑戦後、数年にわたりケガを経験している大谷選手はインタビューで「選手が一番悔しいと思う」と離脱した選手の気持ちを慮っていました。中心選手としてチームをけん引する大谷選手。メジャーリーグの試合数は日本と比べても多く、スケジュールも過酷なものです。大谷選手には残りのシーズンをケガなく走り抜けてもらいたいですね。また、ファン投票の結果、大谷選手は7/11オールスター戦に3年連続3度目の出場を決めました!チームでの活躍はもちろん、オールスター戦にも期待を込めて、引き続き応援していきましょう!