約2週間に渡って激戦が繰り広げられたセ・パ交流戦。近年稀にみる接戦はDeNAベイスターズが初優勝という劇的な幕切れを見せました。交流戦の興奮が冷めやらぬ中ですが、早くも新人王レースが盛り上がりを見せています! そこでこの記事では両リーグの新人王候補選手たちをご紹介していきます!
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目次
- 1. 新人王ってどんなタイトル?
- 2. パ・リーグの新人王候補はだれ?
- 2.1. メジャーからの逆輸入選手
- 2.2. 独立リーグ希望の星
- 2.3. 超一流になる可能性を秘めている
- 3. セ・リーグの新人王候補はだれ?
- 3.1. 松井秀喜選手の背番号55を継承!
- 3.2. 球界屈指の制球力が武器
- 3.3. 甲子園春夏連続優勝投手!
- 4. 新人王レースに注目!
新人王ってどんなタイトル?
新人王の正式名称は「最優秀新人」で日本野球機構による選手表彰の1つ。その年に最も活躍した新人に贈られます。
新人王の有資格者は以下を全て満たす選手です。
・支配下選手に初めて登録されてから5年以内
・投手として前年までの一軍での登板イニング数が30イニング以内
・打者として前年までの一軍での打席数が60打席以内
・海外のプロ野球リーグに参加した経験がない
一生に1度しかチャンスはありません。誰もが憧れるタイトルなのです!
パ・リーグの新人王候補はだれ?
昨シーズンはデビューから17試合連続無失点を記録した水上由伸選手が新人王に輝いたパ・リーグ。果たして今シーズンは誰が受賞するのでしょうか?見ていきましょう!
メジャーからの逆輸入選手
パ・リーグの野手でまず名前が挙がるのは日本ハムファイターズの加藤豪将選手です。アメリカカリフォルニア州出身。長いマイナー生活を経て2022年メジャー初安打を記録した苦労人です! 昨年秋のドラフト会議ではメジャーからの逆輸入選手として注目を集め、ドラフト2位で日本プロ野球入りを果たします!
今シーズン故障で開幕は出遅れたものの、5月25日の一軍デビューから10試合連続安打! 細身ながらパンチのある打撃が魅力的な選手です!
独立リーグ希望の星
オリックスバッファローズの茶野篤政選手も負けていません。独立リーグ出身。育成契約から這い上がり、今シーズン支配下登録を勝ち取りました。これまで61試合に出場。思い切りの良い打撃で打率2割6分7厘、1本塁打、19打点の好成績を残しています! まさに独立リーグ希望の星ですね!
超一流になる可能性を秘めている
パ・リーグの投手ではオリックスバッファローズの山下舜平大投手が頭一つ飛び出しています! 2020年のドラフト1位投手。1年目、2年目は2軍で着実に経験を積むと、高卒3年目で迎えた今シーズンは開幕投手に大抜擢! 開幕戦は6回途中1失点の好投も勝ち星に恵まれませんでしたが、2試合目からは無傷の5連勝! 通算284勝投手で中日ドラゴンズの監督も務めた山田久志氏には超一流になる可能性を秘めていると評価されました!
セ・リーグの新人王候補はだれ?
昨シーズンのセ・リーグ新人王は、WBCで世界一にも輝き、球界を代表する守護神に成長した読売ジャイアンツの大勢投手が受賞しました。果たして今シーズンは誰が新人王に名乗りを挙げるのでしょうか? 見ていきましょう!
松井秀喜選手の背番号55を継承!
セ・リーグの野手で新人王筆頭候補は読売ジャイアンツの秋広優人選手です。2020年ドラフト5巡目で入団した高卒3年目。身長200センチの日本人歴代最長身選手として期待を集めました。首脳陣が秋広選手へ寄せる期待の大きさは、あの松井秀喜選手が着けていた背番号55からも明らかですね!
今シーズンは5月下旬頃から3番打者として定着。持ち前の長打力とバットコントロールの良さを発揮し、打率3割2分1厘、51安打、4本塁打、18打点をマーク! 外野守備でも安定感を見せています!
球界屈指の制球力が武器
パ・リーグの投手で新人王有力候補は阪神タイガースの村上頌樹投手です。智弁学園高校時代にセンバツ優勝、東洋大学時代には大学日本代表に選出された逸材。2020年ドラフト5位で入団しました。
2021年に二軍で10勝1敗、防御率2割2分3厘を記録し、最多勝、最優秀防御率、最高勝率の三冠を獲得。着実に経験を積みました。今シーズンは一軍で10試合に登板し5勝3敗、防御率1割7分5厘の安定した成績。セ・リーグ歴代タイ記録ともなる開幕から31イニング連続無失点も記録しました!
村上投手最大の武器は球界屈指の制球力。奪三振率と与四球率の比率から算出するピッチャーの指標K/BBは両リーグ断トツの11.50を記録! 上原浩治投手や田中将大投手をしのぐ、史上最高の数値です!
甲子園春夏連続優勝投手!
読売ジャイアンツの横川凱投手も候補の1人です。中学時代にはボーイズリーグ選抜の野茂ジャパンに選ばれた経歴の持ち主。大阪桐蔭高校では根尾昂投手や藤原恭大選手など、現在プロで活躍する選手たちとともに甲子園春夏連続優勝を成し遂げました!
今シーズンは11試合に登板して3勝4敗、防御率3割4分7厘の成績。原辰徳監督から「タワーマン」と命名された、身長190センチの長身を生かした高い位置から投げ下ろすボールが強みです!
新人王レースに注目!
両リーグともだれが新人王を獲得してもおかしくないハイレベルな争いが繰り広げられています。ペナントレースも激戦ですが、新人王争いも見逃せませんね! 一生に1度しかチャンスのない新人王の座を射止めるのは果たしてどの選手なのでしょうか? 新人王レースから目が離せません!