日本時間6月15日(現地時間6月14日)、テキサス州アーリストンで行われたエンゼルス対レンジャース戦。大谷翔平選手は2試合ぶりの21号2ランホームランを放ちました! ア・リーグホームランランキングでトップに立つ特大の一発です! そこでこの記事ではレンジャース戦を振り返りつつ、大谷選手が残した記録について解説していきます!
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目次
- 1. レンジャース戦を振り返る!
- 1.1. 冷静にボールを見極め7打席連続出塁!
- 1.2. 厳しい攻めに大谷選手が声を上げる!
- 1.3. 11試合連続ヒットを記録!
- 1.4. スライダーを打ち損じる……
- 1.5. 左中間スタンドへ特大の21号2ランホームラン!
- 2. 大谷選手の勢いが止まらない!
- 2.1. 打率3割復帰が目前に!
- 2.2. 今世紀初の快挙を成し遂げる可能性も?
- 3. 21号ホームランは歴史に名を刻む一打だった?
- 3.1. 左バッターの逆方向弾打球速度史上1位!
- 3.2. 一体いくつの方法で私たちを驚かせるのか
- 4. 日本人史上初ホームラン王獲得に期待!
レンジャース戦を振り返る!
レンジャース戦を振り返っていきます。今シーズンも二刀流として活躍を続ける大谷選手ですが、この試合も全打席フル回転です! 見ていきましょう!
冷静にボールを見極め7打席連続出塁!
1回1アウトで回ってきた第一打席。相手はドジャースのサウスポー、アンドリュー・ヒーニー投手です。2021年途中までエンゼルスに所属していた大谷選手の元同僚。今年4月10日のロイヤルズ戦ではア・リーグ記録に並ぶ9者連続奪三振を記録した投手です!
元同僚で手の内が知られているヒーニー投手に対しても大谷選手は冷静そのもの。落ち着いてフルカウントまでボールを見極め、1度もバットを振ることなくフォアボールで出塁。この出塁で一昨日からなんと7打席連続出塁としました!
厳しい攻めに大谷選手が声を上げる!
3回1アウトで迎えた第2打席。ヒーニー投手は厳しい攻めを見せます。あわやデッドボールの内角へのボールに大谷選手が声を上げる場面も見られました。最終的にはフルカウントで投じられた外角へのストレートを見直して三振。第2打席はヒーニー投手に軍配が上がりました。
11試合連続ヒットを記録!
4回2アウト1塁で迎えた第3打席。ヒーニー投手との対戦はまたもやフルカウントまでもつれ込みます。そしてフルカウントから投じられた外角へのストレートを鮮やかにレフト前へ流し打ち! 11試合連続ヒットとしました!
スライダーを打ち損じる……
7回ノーアウトランナーなしで迎えた第4打席。相手はジョシュ・スボーツ投手に変わります。2015年ドラフト2巡目でプロ入り。最速99マイルのストレートとスライダー、カーブが武器の投手です。
大谷選手はカウント1ボール1ストライクから投じられたスライダーを打ち損じ、2塁ゴロに倒れました。
左中間スタンドへ特大の21号2ランホームラン!
9回1アウト2塁で迎えた第5打席。相手はサウスポーのウィル・スミス投手。2019年にはオールスターゲームに選出され、2021年にはワールドシリーズ制覇に貢献した実績十分の投手です!
しかし大谷選手は動じません。カウント1ボールから投じられたストレートを打ち返し左中間スタンドへ! ホームランランキングでトップに立つ特大の21号2ランホームランとなりました!
大谷選手の勢いが止まらない!
レンジャース戦で21号ホームランを放った大谷選手。打撃成績は6月に入ってから上昇傾向です! 見ていきましょう!
打率3割復帰が目前に!
大谷選手の調子が上がっていることは数値にも表れています。5月末時点での打率は2割6分9厘でした。これがレンジャース戦終了時点で2割9分9厘まで急上昇! 直近4試合マルチ安打をマークしていることもあり、5月15日以来となる打率3割復帰が目前にまで迫ってきました!
今世紀初の快挙を成し遂げる可能性も?
大谷選手は直帰5試合でなんと4本のホームランを放っています! 完全にホームラン量産体制に入っていますね!
現時点でア・リーグホームランランキング2位のアーロン・ジャッジ選手とは2本差。仮に大谷選手がホームラン王に輝いた場合、エンゼルスでは2000年のトロイ・グロス選手以来、今世紀初の快挙となります!
21号ホームランは歴史に名を刻む一打だった?
大谷選手の21号ホームラン。実は記録的な一打だったのをご存じでしょうか?ご紹介していきます。
左バッターの逆方向弾打球速度史上1位!
メジャーリーグ公式サイトは「ショウヘイ・オオタニが左打者で最もハードな逆方向弾を放つ」の見出しで記事を掲載しました。
この記事によると、レンジャース戦で大谷選手が放った21号ホームランの打球速度は116.1マイル(約186.8キロ)。これは2017年にレンジャース(当時)所属のジョーイ・ギャロ選手が記録した113マイル(約181.8キロ)を抜き、左バッターが逆方向へ放ったホームランとして史上最速でした!
一体いくつの方法で私たちを驚かせるのか
またもや歴史に名を刻んだ大谷選手。メジャーリーグ公式サイトは「ショウヘイ・オオタニは一体いくつの方法で私たちを驚かせることができるのだろうか? それを数えようとすることは可能だが、それはおそらく無駄な行為であり、常に不足することになるであろう」と指摘。大谷選手の活躍はメジャーのメディアの想像をはるかに超えているようですね!
日本人史上初ホームラン王獲得に期待!
今シーズンもリアル二刀流で世界を驚かせ続ける大谷選手。この調子で日本人史上初となるホームラン王獲得にも期待が高まりますね! 大谷選手の活躍から今後も目が離せません!