Bリーグ西地区で圧倒的な強さを誇る琉球ゴールデンキングス。遂に、今シーズン、チャンピオンシップで千葉ジェッツふなばしを下し、2022-23シーズンの優勝を勝ち取りました。そんな琉球ゴールデンキングスは、Bリーグ発足以降、タイトルを獲得できておらず、今シーズン初めて優勝というタイトルを獲得しました。そこで今回は、琉球ゴールデンキングスのシーズンやチャンピオンシップでの戦いやチャンピオンに輝いた理由を解説していきます。
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目次
- 1. 琉球ゴールデンキングスについて
- 2. 今シーズンの戦いぶり
- 3. プレーオフでの戦い
- 4. 初優勝を勝ち取れた要因は?
- 5. チャンピオンシップMVP アレン・ダーラム選手の活躍
- 6. まとめ
琉球ゴールデンキングスについて
琉球ゴールデンキングスは、沖縄県沖縄市を拠点にしており、B1リーグ西地区に所属しているチームです。チームカラーは、ゴールド・スチールブルー・パールレッドの3色。2007年に創設され、現在までに、bjリーグで4度の優勝を勝ち取ったことのある名門チームです。
今シーズンの戦いぶり
今シーズン、琉球ゴールデンキングスは、48勝12敗の勝率.800で西地区1位・B1リーグ全体で2位の成績を収めました。開幕戦で2連勝を挙げると、その後も連敗することなく勝ち星を積み重ねていき、西地区6連覇を達成し、チャンピオンシップの出場権を獲得。
琉球ゴールデンキングスは、ホームゲームに強く、ファンの応援の力を味方につけ、26勝4敗という圧倒的な強さで、他のチームを引き離す力を見せてくれました。ホームゲームでこれだけの成績を残してくれると、ファンも嬉しくて、応援に行く機会も増えそうですね。
そして、琉球ゴールデンキングスは、東の強豪チームである千葉ジェッツふなばし・アルバルク東京・同じ西地区で強豪の島根スサノオマジックとの試合も、僅差で勝利するなど、強豪としての意地を見せてかれたシーズンでした。
プレーオフでの戦い
琉球ゴールデンキングスは、B1リーグで8チームだけが進めるチャンピオンシップの出場権を獲得。初戦となる準々決勝の対戦相手は、同じ西地区で3位の成績を収め、ワイルドカードでチャンピオンシップの出場権を得た名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。
両者譲らない一進一退の攻防を制し、2連勝で準決勝進出を決めました。準決勝の対戦相手は、中地区を2位で突破した横浜ビー・コルセアーズ。この試合も、琉球ゴールデンキングスが圧倒的な強さを見せつけ、2連勝で決勝進出を決めました。
そして、決勝戦の相手は、B1リーグのチャンピオンに輝いた実績を持つ、千葉ジェッツふなばし。初戦は、延長戦にもつれる波乱の展開の中で琉球ゴールデンキングスが逃げ切り、勝利を掴むと2戦目も、1戦目の勢いを活かし、勝利。2連勝で優勝を決めました。
初優勝を勝ち取れた要因は?
琉球ゴールデンキングスが、初優勝を勝ち取れた要因は、チームの団結力とベンチの選手のレベルの高さです。レギュラーシーズンから、常に選手を成長させる為に、多くの出場機会を与え、レベルを高めてきたとのこと。
その成果が、レギュラーシーズンだけではなく、チャンピオンシップのどの試合でも発揮され、勝利を掴み取りました。特に、決勝戦の2戦では、ベンチ入りの選手だけで90得点をマーク。この数字は、千葉ジェッツふなばしの4倍以上をマークする記録です。
普段からチーム全員が試合に勝つことを意識して取り組んでいるからこそ、こういった大舞台でも力を発揮し、優勝することができたのだと感じました。また、琉球ゴールデンキングスは、1人のマンプレーでゴールを生み出すのではなく、パスを回し全員で点を取り、守備ではチーム一丸となって得点を防ぐことができるチームです。
その為、個人でタイトルに輝いている選手は、ほとんどおらずチーム全員で戦っている事がわかりますね。この強さが、今シーズンの琉球ゴールデンキングスの強さです。
チャンピオンシップMVP アレン・ダーラム選手の活躍
今シーズンのチャンピオンシップでMVPに輝いたのは、途中出場で1試合平均20得点をマークしたアレン・ダーラム選手です。今シーズンは、レギュラーシーズンから途中出場する機会が多く、1試合平均15得点をマーク。
そして、チャンピオンシップでは、6試合すべてに途中出場し、1試合平均20得点をマーク。また、アレン・ダーラム選手は、得点を取るだけではなく、力強いドリブルで相手選手を抜き去り、ディフェンスリバウンドでチームのピンチを救い、勝利に貢献。
特に、チャンピオンシップの決勝戦では、チーム最多の26得点をマーク。攻守に渡り活躍を続けたアレン・ダーラム選手の今後の活躍が楽しみです。
まとめ
Bリーグ発足以降、西地区で初めての優勝を飾った琉球ゴールデンキングス。レギュラーシーズンから、圧倒的な強さを見せ、西地区で1位。そして、チャンピオンシップでも、1試合も落とす事なく、6連勝でチャンピオンの栄光を手に入れました。
チームの団結力と個人の能力の高さを活かしたチーム構成で、他を寄せ付けない強さを見せた、琉球ゴールデンキングス。この後のシーズンで、再び優勝を勝ち取る事が出来るか、注目です。