AppleのAR/VRヘッドセット「Reality Pro」は、6月5日から行われるWWDC23で発表されることが確実視されています。このヘッドセットについて、これまでのリークをもとにした最新の予測CGが公開されています。
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Apple「Reality Pro」最新デザイン予測
最初にAppleのAR/VRヘッドセットについて詳細にレポートした「The Information」は、後期プロトタイプのデザインなど、予想される仕様について詳細にレポートしました。このレポートでは、ヘッドセットのプロトタイプの画像をもとにしたスケッチが公開されています。
しかし登場が間近となった現在、詳細な仕様について様々な情報が登場しています。これらをもとに、テックメディア「9to5Mac」と3Dデザイナーのイアン・ゼルボ氏が共同で予測CGを制作し、公開しています。
This is Apple Reality Pro based on patents, reports, and more (concept) I can’t wait for #WWDC23 ! pic.twitter.com/aYdLSnRdRr
— Ian Zelbo (@ianzelbo) May 31, 2023
フレームの形状はスキー用ゴーグルに似ており、AirPods MaxやApple WatchをほうふつとさせるAppleらしく薄くスマートなデザインです。
この新しい形状に加え、ゴーグルには2つの物理的なボタン、右側にはApple Watchのようなデジタルクラウンが搭載されています。「9to5Mac」によれば、これは「Reality Dial」と呼ばれると噂されているとのこと。
VRとARの表示を切り替えるために存在し、サイドボタンはソフトウェアでの機能に使われると思われます。
— 出典:9to5Mac
前面には、ユーザーの表情を映し出すスクリーンが前面に搭載されるという噂もあります。
ヘッドセットにはバッテリーを搭載せず、バッテリーパックをヘッドセットに接続した状態で常時装着するスタイルになるそうです。右側面の留め具は外すことができ、充電器を兼ねています。
内蔵ディスプレイは非常に高性能です。ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏には、マイクロOLED、対角1.4インチ、4K解像度、5000nit以上の輝度というスペックをリークしています。
このデザインはこれまでリークされてきた中でもかなりリアリティのあるものに見えますが、あくまで予測であり、実物をもとにしたものではない点には注意が必要です。WWDC23の開催はまもなくですが、Appleが何年も準備してきたものがようやく見れるのは楽しみです。