エンゼルス・大谷選手は日本時間5月28日、マーリンズ戦に3番・投手で先発出場しました。投手としては6回6安打2失点の好投を見せましたが、打撃では4打数無安打。9回同点の場面では三直に倒れ、ベンチに戻るとヘルメットを叩きつけて怒りを露わにしました。フジテレビ「めざまし8」に出演した元大阪府知事の橋下徹氏は「あれくらいいいんじゃないですか」とコメント。「道具を大切にするべき」との声がある一方で持論を展開しました。
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目次
- 1. 大谷選手ヘルメット叩きつけ「最低限進塁した形で…」
- 2. マーリンズに3連敗 大谷選手のバットも振るわず
- 3. 橋下氏「あれくらいいいんじゃないですか」感情むき出しの大谷選手にコメント
- 4. 橋下徹氏、過去にはダルビッシュ有選手にもコメント
大谷選手ヘルメット叩きつけ「最低限進塁した形で…」
エンゼルス・大谷選手は5月27日(日本時間28日)、本拠地エンゼルスタジアムでのマーリンズ戦に3番・投手で先発出場しました。
投手としては6回を投げ6安打2失点の好投。勝利投手の権利を得るも救援投手が打たれ、6勝目とはなりませんでした。
打撃では4打数無安打と振るわず。1-1の同点で迎えた9回サヨナラの場面では三直に倒れ、ベンチに戻るとヘルメットを叩きつけ怒りを露わにしました。「勝ち切るならやっぱりあの回だったかなという。あの回打って、最低限、進塁した形でもう決めるしかなかったとは思います」と悔しさを滲ませました。
大谷翔平がサヨナラ機凡退11打席連続無安打で、珍しくヘルメットたたきつける「決めるしかなかった」 #野球 #baseball #yakyu https://t.co/pLE3mVefcv pic.twitter.com/FeQUaobJWL
— スポーツ報知 プロ野球取材班 (@hochi_baseball) May 28, 2023
マーリンズに3連敗 大谷選手のバットも振るわず
エンゼルスは5月27日からマーリンズとの3連戦に臨みました。その前のレッドソックスとの3連戦は全勝。勢いそのままにマーリンズ相手にも勝ち越しで終えたかったところでしたが、結果は3連敗。本拠地エンゼルスタジアムでの3連戦だったこともあり、非常に悔しい結果となりました。
27日の試合は安打数がマーリンズ16、エンゼルス10と打撃戦となりましたが、エンゼルスはチャンスを生かせず6-2で敗北。28日は初回からマーリンズに先制点を許すも2回には同点に。そして5回には勝ち越されるも6回に2点を奪い返して逆転。点を取られては取り返す激しい攻防が続きましたが惜しくも敗北。29日の3戦目は3回に本塁打、6回にタイムリーヒットを浴びるもエンゼルス打線が機能せず2-0の零敗となりました。
大谷選手は3連戦での12打席中1安打5三振と振るわず、悔しい結果に。対マーリンズ戦の打率は0.83と対チーム別打率では自身ワーストの打率となりました。大谷選手は28日の試合後「個人的にはやることをやるしかない。自分にできることをまずやっていくというのが、チームに対して一番勝つ確率が上がる作業かなと思います」と冷静にコメント。
本塁打数、打点、盗塁数でチーム内トップ、投手としても防御率、勝利数、奪三振数でトップを誇る大谷選手。リーグ優勝へ向け、これからの巻き返しに期待です!
橋下氏「あれくらいいいんじゃないですか」感情むき出しの大谷選手にコメント
5月28日の試合で大谷選手が自軍ベンチにヘルメットを叩きつけ、普段冷静な大谷選手が怒りを露わにしたことが話題となりました。
フジテレビの情報番組「めざまし8」でもこの話題が取り上げられ、出演していた元大阪府知事の橋下徹氏がコメント。橋下氏は「ヘルメット叩きつけるって、あれくらいいいんじゃないですか」と感想を語りました。これに対し、社会学者の古市憲寿氏は「橋下さんからしたら日常茶飯事じゃないですか」と指摘。橋下氏は「しょっちゅうやってるよ、あれくらいで(注目されるのは)かわいそうだと思うけどね」と返しました。
このやりとり後、西岡孝洋アナウンサーは「(大谷選手は)やんちゃな一面があるんですけど、やっぱり道具を大切にするという部分もあるじゃないですか。そういった意味ではちょっと感情を珍しくあらわにしたシーンではありましたよね」とまとめました。
橋下徹氏 大谷翔平のヘルメット叩きつけに「あれくらいいいんじゃないですか」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース https://t.co/HhkVvrFoSs
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) May 29, 2023
橋下徹氏、過去にはダルビッシュ有選手にもコメント
強気な発言で話題になることも多い橋下氏。今回大谷選手のヘルメット叩きつけ行為にコメントしていましたが、過去にはダルビッシュ有選手の家庭を想う発言に反省する場面もありました。
3月20日の「めざまし8」でWBC日本代表のダルビッシュ選手の言葉を紹介。その中で、高木豊氏の公式Youtubeに登場したダルビッシュ選手は「家族のことが頭にあった 家庭を回すっていう時の自分の戦力を考えるとすごく痛い オフは(家事・育児は)フィフティ・フィフティ。自分が抜けると戦力ダウン」などと家庭に対する想いも語りました。
これに対し、出演していた橋下氏は「あれだけ仕事をして、あれだけやってる人が家庭内、フィフティ・フィフティで家事育児、しっかりやってる。現代社会の鑑」と敬意を表しました。また、「僕は昭和のダメな父親で、仕事を理由に家事育児全くやらなかった。ダメなんです」と反省する場面も見られました。
大谷選手の活躍をはじめ、野球界での明るい話題が増えることに期待です!