格安通信プランとして圧倒的な人気を誇るドコモの「ahamo」。しかし、6月から提供されるUQモバイルの新プラン「コミコミプラン」はahamoよりも快適に利用できるかもしれません。今回は、コミコミプランとahamoの違いについて解説します。
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「ahamo」と「コミコミプラン」を徹底比較
2023年6月1日から受付を開始するUQモバイルの「コミコミプラン」は月間20GBのデータを利用できて月額3,278円です。一方ドコモの「ahamo」は、月間20GBのデータを利用できて月額2,970円です。基本料金だけで比べると「ahamo」の方が308円お得です。
しかし「コミコミプラン」は基本料金の中に10分かけ放題が含まれており、「ahamo」より無料通話が長めになっています。(ahamoは5分かけ放題が含まれています)
さらに「コミコミプラン」であれば余ったデータ容量を繰り越すことも可能。また、データ容量を使い切った場合も「ahamo」同様1Mbpsで利用し続けられます。
サービスを受ける点でも「コミコミプラン」と「ahamo」には違いがあります。UQモバイルは店舗で受付できますが「ahamo」の場合は原則オンライン対応のみです。このようにUQモバイルの「コミコミプラン」はたった308円の高いだけで、内容ではahamoを大きく圧倒しています。
ただ「ahamo」にも強みはあります。それは初期費用の安さです。「ahamo」は事務手数料が0円ですが、「コミコミプラン」は3,850円かかります。
通信品質にも違いあり
ここ数ヶ月、主に大都市などの混雑エリアで「ドコモ回線が繋がりにくい事態」が発生しています。実際に検証したところ「ahamo」の通信がドコモ系格安SIMよりも不安定になることがありました。下記動画で詳しく検証しています。
ドコモは2023年夏までに通信速度低下の解消を目指すとのことです。一方KDDIが運営するUQモバイルの通信では、そのような問題は発生していません。
今回、解説したUQモバイルの新プラン「コミコミプラン」が「ahamo」を意識していることは間違いないでしょう。もし「ahamo」から「コミコミプラン」に乗り換えるユーザーが増えたら「ahamo」がプランを改定する可能性もあります。
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