まもなく発表されるiPhoneの新「iOS 17」について、目玉機能の存在がリークされています。
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iPhoneに「スマートディスプレイモード」が登場するとのリーク
経済紙記者のマーク・ガーマン氏によると、iOS 17にはスマートディスプレイモードが登場する可能性があるとのこと。これは、iPhoneをただ置いておくのではなく、充電しながらスマートディスプレイのように利用出来るというものです。
Apple、iOS 17でロックされたiPhoneをスマートディスプレイ化する計画
Apple Inc.は、iOS 17ソフトウェア・アップデートで提供される新機能の一部として、カレンダーの予定、天気、通知などの情報をスマートホームのディスプレイのように表示するiPhone用の新しいインターフェースを計画しています。
— 出典:Bloomberg
これは、Googleが先日発表した「Pixel Tablet」が備えている機能とよく似ています。ガーマン氏によれば、この機能はiOS 17の主要な新機能の1つになる可能性があるとのこと。
ガーマン氏は、この機能はiPhoneが水平になったときにのみ作動すると述べています。また同氏は専用充電器などが存在するとは述べていないため、この機能はiPhone単体で使えるものかもしれません。
これについてテックメディア「Android Authority」は、同様の機能はPixelスマホにもあったと指摘しています。
2018年、GoogleはオリジナルのPixel Standを発売しました。Qi規格を通じてあらゆるスマホを充電できるものでしたが、Pixelスマホとの相性は抜群でした。充電中、Pixelはスマートディスプレイモードに切り替わり、Googleアシスタント、ウィジェット、フォトフレームなどにタッチフリーでアクセスできるようになります。続いて発売されたPixel Stand(2021)は、同じ機能をより速い充電速度で引き継いでいます。
— 出典:Android Authority
これはAppleがスマートディスプレイ市場に参入する前兆かもしれません。実際ガーマン氏は、Appleが磁石で「くっつける」ことができる、Google「Pixel Tablet」のように機能するディスプレイを開発中だと主張しています。しかし同氏によれば、この製品はまだ初期の開発段階にあるとのことです。
ガーマン氏はその他、iOS 17ではWalletアプリ、位置情報サービス、新しい日記アプリ、そして健康機能に焦点を当てた様々なアップデートが行われるとしています。例年通りであれば、iOS 17の詳細は6月開催の開発者向けイベントWWDC23で発表される予定です。