周りの人も言いづらい上、教えられても恥ずかしい「ズボンのファスナー開きっぱなし」問題。自分ではなかなか気づきにくいこの問題を解決する装置が開発されました。
*Category:
長時間ズボンのチャックが下がっているとスマホ通知を送る装置
@gvy_dvpont氏は、「チャックが長時間下ろされているを検出して通知を送信する」装置を開発しました。
私のことをご存知の方は、私の好きなことのひとつが、友人からの商品アイデアをスピードランすることだとご存じでしょう。その中で、「フライが長時間落ちているのを検知して、通知を送ってくれるパンツ」というリクエストがありました。現在、出資者を募集しています。
— 出典:@gvy_dvpont
このジーンズのチャックの下側にはセンサーが内蔵されており、チャックに取り付けられた強力な磁石を検出し、ジッパーが開いた状態になるとセンサーが動きます。
Hot glued some safety pins to a hall effect sensor. Super glued a powerful magnet to the zipper. Wires run to an ESP-32 in my pocket, which pushes the notif when the hall effect sensor has been "on" for [x] seconds. pic.twitter.com/ZFHvO3aZVV
— Guy Dupont (@gvy_dvpont) May 23, 2023
センサーが作動すると、ジーンズのポケットにある装置を通して、ジッパーを上げるように着用者のスマートフォンに通知が送られる仕組み。詳細な構成パーツなどについては、このニュースを取り上げた「Hackaday」のコメント欄に、開発者本人が記載しています。
このプロジェクトは小さいので、ここに記録しておくことにします:
- センサーはHoneywell SS441R(デジタル出力付きホール効果センサー、3Vで動作!)。
- Stemma/QTケーブルの端を切り落とし、センサーに電源/GND/データをハンダ付けした。
- リード線は保護のために熱接着し、パンツに取り付けるための安全ピンも熱接着した。
- 前ポケットの内側にある小さな穴からケーブルを通し、Stemma/QTのポートに引っ掛けます。
- 意外なメーカーFeatherS3
- Featherは、400mAのリポで動作しています。
- CircuitPython(サーキットパイソン
- センサーがピンをLowにするまでスリープし、起きたらすぐにWiFiに接続しようとする。
- 接続後、センサー出力がまだ低いことを数秒間確認し、私のPushoverアカウントにPOSTリクエストを行い、Androidネイティブのプッシュ通知を私の携帯電話に送信します。
- 30秒ほど待って「デバウンス」し、再びスリープ状態に戻ります。
— 出典:hackaday
とても便利なこの装置ですが、メンテナンスや防水性の問題から、実用性はまだなさそうです。スマホとの接続が切れても困りますし、アラームや警告灯をつけるのもアリかも…?