メジャーリーグでサイ・ヤング賞を獲得し、今シーズン横浜DeNAベイスターズに加入したトレバー・バウアー投手。デビュー戦こそ勝利を飾ったものの、その後の2試合では大炎上し、敗戦投手に。実績豊富な、トレバー・バウアー投手が打たれたのは運が悪かった?と言われています。そこで、今回はトレバー・バウアー投手がなぜ炎上したのか解説していきます。
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目次
- 1. トレバー・バウアー投手のデビュー戦
- 2. 初勝利後の2試合で炎上!
- 3. 炎上したのは運が悪かった?
- 4. これからの登板予定
- 5. 今後求められる事
- 6. まとめ
トレバー・バウアー投手のデビュー戦
トレバー・バウアー投手は、来日後2軍での調整を経て、5月3日の広島戦に登板しました。1回から三振を奪い、好調なスタートを切るも、2回にはソロ本塁打を打たれ、先制点を献上。その後、立ち直りを見せ、後続を断ち、最少失点で切り抜けると、横浜DeNA打線が援護し、逆転に成功。
2回に失点して以降は、多彩な変化球を駆使し、広島打線を翻弄。7回1失点9奪三振の力投で日本球界でのデビュー戦を勝利で飾りました。この日の投球は、相手打者に、球種を絞らせない巧みな配球で、最少失点に抑えるピッチングを披露。今後の活躍が期待できる登板内容でした。
初勝利後の2試合で炎上!
来日初登板で初勝利を挙げ波に乗ってるバウアー投手でしたが、2戦目の読売ジャイアンツ戦では炎上。6回11安打・3被弾・7失点と打ち込まれ、敗戦投手になってしまいました。第3戦目は、5月16日の広島戦に登板。前回のリベンジを果たす為に、マウンドに上がるも初回から3者連続ツーベースヒットや本塁打を打たれ4失点。
2回にも、フォアボールや連続タイムリーヒットを打たれ3失点。裏の攻撃時に代打が送られ降板。2回8安打・1被弾・7失点と結果を残せませんでした。2試合連続7失点と大量失点しまい、2連敗。バウアー投手には、しっかりと調整してもらい、いい結果を残せる様になって欲しいです。
炎上したのは運が悪かった?
トレバー・バウアー投手は、ここ2試合で大量失点し、炎上したのは不運が続いたと語っていました。相手の対策をしたつもりだったが上をいかれてしまい、フェアゾーンに飛んだ当たりがことごとくヒットになってしまうと対策が難しいとのこと。
また、コンディションは、今シーズン1番良く、課題や順応という部分では適応できている為、改善する場所がないとのこと。コントロールも悪くはなく、打たれたのは様々な不運が重なって起きた事。とバウアー投手は、あくまで運の悪さがこの結果を招いてしまったと感じているそうです。
これからの登板予定
バウアー投手は、来日第3戦での炎上後、中4日で登板する予定でした。ですが、雨で中止となり、先発ローテが変更。監督から次回の登板に向けて、ファームで調整登板を言い渡されました。そして、21日のイースタン・リーグのロッテ戦に登板。初回に先頭打者本塁打を打たれ、失点。ですが、後続を2者連続三振に打ち取り最少失点で切り抜けました。
その後、ヒットを打たれ出塁を許すも、ホームを踏ませないピッチングで予定通りの6回まで投げ抜き、6回8安打・1失点・10奪三振の力投。次戦に向けて順調に調整が進んでいます。次回の登板は、中4日で5月26日の中日戦に登板が濃厚。この登板は、バウアー投手にとって大事なマウンドとなります。2試合連続で7失点とかなり打ち込まれている中で、どこまで修正できるか、注目です。
今後求められる事
バウアー投手は、2試合連続7失点に対して、不運だと語っていました。ですが、バウアー投手には、いくつか弱点があるとのこと。それは、配球パターンと変化球を投げるときの癖です。バウアー投手は、2戦目の読売ジャイアンツ戦では、変化球を主体に組み立てていた投球内容がバレてしまい、打ち込まれてしまいました。
メジャーリーグでは通用していた配球ですが、日本では、通用しなかった為、日本のバッターについてもっと研究しないといけないとバウアー投手は感じていたとのこと。ですので、しっかりと日本のプロ野球の打者の研究をし、そのリーグにあった配球ができる様になると、勝ち星が増えてくると思います。
また、他にも課題があり、それは、バウアー投手のストレートを投げる時と変化球を投げる時の投球フォームに癖がある事です。特に、変化球を投げる時に投球フォームが変わってしまう傾向にある為、対策する事で、どの球が来ても対応できてしまうとのこと。ですので、変化球を投げる時の癖をしっかりと分析し、改善していく事が出来れば、どの球が来るかわからなくなる為、今より打ち込まれる頻度は減ると思いました。ここから、どこまで改善できるかで、今後のバウアー投手の明暗が分かれます。
まとめ
初勝利以降、大量失点による降板で、勝利から遠ざかっているバウアー投手。様々な不運や、癖を見抜かれてしまい、相手打線に打ち込まれてしまっています。自分の癖や相手打者の研究を怠る事なく出来る様になると、バウアー投手の勝ち星は増えていくと感じました。ここから、バウアー投手がどの様に成長していくか楽しみです。