現在開催されているU20W杯で日本代表は5月22日(日本時間)、大会初戦のセネガル戦に臨みました。立ち上がりから積極的にゴールを狙う日本。前半15分、FC東京所属の松木玖生選手が強烈なミドルを決めて先制。日本はこの1点を最後まで守り切り1-0で初戦を制しました。松木選手のゴールにセネガルメディアは「重いシュートに驚かされた」と脱帽。決勝トーナメント進出へ向け好スタートを切りました。
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目次
- 1. 海外メディアも称賛!松木選手のゴラッソ
- 2. 後半はセネガルが優勢 数多の攻撃を耐え白星発進!
- 3. 次戦コロンビアはどんなチーム?日本が勝利するには
- 4. 松木選手はどんな選手? 出身高校やプレースタイルは?
海外メディアも称賛!松木選手のゴラッソ
U20日本代表は日本時間5月22日、U20W杯初戦のセネガル代表戦に臨みました。アフリカチャンピオンで攻守ともに厚い選手層を有するセネガル代表。セネガルのGKは、アフリカ人初のFIFA年間最優秀GK賞を昨年受賞したチェルシー所属のエドゥアール・メンディ選手。日本が勝利するには、いかにしてこの厚い壁を破るかがキーポイントでした。
しかしそんな不安を一瞬で打ち崩したのはFC東京所属の松木玖生選手。松木選手は前半15分、ペナルティエリア手前の中央でパスを受け、ゴール右に強烈なミドルを突き刺し先制!日本はこのゴールを守り切り1-0で勝利しました。
ゴールまで一直線に美しい軌道を放ったこのゴールにファンからは、「一気に目が覚めた」「ゴラッソ!」「さすがキャプテン」など称賛の声。また、対戦国セネガルのメディアも「セネガル代表は、松木玖生の遠目からの重いシュートに驚かされて先制点を許した 選手たちにとっては最悪のスタートとなった」と報じました。
松木玖生が世界を驚かす左足一閃弾! 日本はU-20W杯・セネガル戦で勝利、価値ある白星スタートhttps://t.co/mbEFmgepYA#ゲキサカ #daihyo #日本代表 #サッカー日本代表 pic.twitter.com/STUdMHoimn
— ゲキサカ (@gekisaka) May 21, 2023
後半はセネガルが優勢 数多の攻撃を耐え白星発進!
前半15分の松木選手のゴラッソで勢いに乗った日本でしたが、その後はセネガルの激しい攻撃に苦戦。ひやっとする場面も多く見られました。
松木選手のゴール直後、すぐにセネガルの反撃が始まります。前半21分、サイドからゴール前に入ってきたボールをセネガルFWのサンバ・ディアロ選手がシュート。ゴールネットを揺らしました。しかしこのゴール直後、VARによって判定が覆り、セネガルのオフサイドでノーゴール。日本はFIFAの新システム”VAR”に救われる形となりました。
後半に入り、さらに増していくセネガルの勢い。60分にはパペ・マタル・サール選手が味方のオフサイドギリギリのスルーパスを受け、ゴール左に蹴り込みますがこれは枠外へ。66分にはDF登録のムサ・ンダイェ選手がペナルティエリア外からミドルシュート。しかしこれもゴール外で得点とはなりませんでした。
その後も攻撃の手は弛まず、最終的にセネガルはシュート数12本。日本の6本に対して2倍のシュート数となりました。そんなセネガルの猛攻に対して日本は、ドイツ名門シュツットガルトのセカンドチームに所属するチェイス・アンリ選手や、スペイン名門バルセロナの下部組織所属の高橋仁胡選手らの固い守りで耐え抜き、前半の松木選手の1点を死守。決勝トーナメント進出へ向け白星発進となりました。
グループリーグは突破には2位以内あるいは3位の中で上位に入ることが必要。次戦は強豪コロンビア。ここで勝利して安心して決勝トーナメント進出を決めたいところです!
次戦コロンビアはどんなチーム?日本が勝利するには
見事な白星スタートとなった日本代表。しかしグループリーグ突破へ向け次戦も気が抜けません。次の対戦相手は南米・コロンビア代表。コロンビアはどんなチームなのか。日本代表が勝利するにはどのような戦い方が必要となるのでしょうか。
コロンビアは過去11回、U-20ワールドカップに出場している強豪国。エクトル・カルデナス監督の率いるコロンビアは、2003年にレイナルド・ルエダ監督が達成した3位という同国最高成績を上回る結果を目指しています。
中でも注目なのはオスカル・コルテス選手、ミゲル・アンヘル・モンサルベ選手。コルテス選手はU-20南米選手権でブレイクした選手の1人。ディフェンスを切り裂くスピードと距離のある位置から強烈なシュートも放つことができる攻撃的ミッドフィールダーです。
モンサルベ選手はコロンビアサッカー界で最も将来有望な選手の一人として注目を集める19歳。頭脳派なプレーで広い視野と判断力を持ち合わせ、チャンスでは自らも切り込み得点力のあるミッドフィールダーです。
このように強力な攻撃力を持つコロンビア。日本はコステス選手、モンサルベ選手らを自由にプレーさせず、今回のセネガル戦のような固い守りが重要となりそうです。
: オスカル コルテス
: Óscar Cortés
: コロンビア
: ミジョナリオス
: 19(2003/12/3)
: 176cm
: WG
: A+貧困層から這い上がったコロンビアの新星https://t.co/K9XUWiUDhy pic.twitter.com/WsLx0loQQe
— サッカー若手紹介所 (@Footy_Agency) May 18, 2023
松木選手はどんな選手? 出身高校やプレースタイルは?
今回、強烈なゴラッソで注目された松木玖生選手。松木選手の出身校やそのプレースタイルを解説していきます!
松木選手は北海道室蘭市出身。現在はFC東京でプレーするミッドフィールダーです。中学は青森山田中学校、高校は青森山田高校に進学。中学3年次には高校の練習に交じり、高校年代の大会にも出場していたようです。
青森山田高校では1年次から全国大会のメンバーとして出場。注目を集める存在となりました。高校卒業後はJ1・FC東京に加入。高体連出身選手としてはクラブ史上初となる開幕戦先発デビューを飾りました。
松木選手はフィジカルの強さや精度の高い左足を生かしたプレースタイルが特徴。攻守の切り替えの速さも注目すべきポイントです。世界からも注目を集めている松木選手。日本代表のグループリーグ突破へ向け、キープレーヤーとなりそうです!