西武は5月から日ハム、オリックス、ロッテとそれぞれ3連戦を争ってきましたが、いずれも負け越し。順位も5位と低迷しています。そんな不調が続く西武は12日、山川穂高選手を「総合的に判断してコンディション的に」という理由から登録抹消。攻撃力の低下が課題となっている西武にとって更なる痛手となりました。低迷続く西武はこのピンチをどう乗り越えるのか。キーマンとなる選手は誰なのでしょうか。
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目次
- 1. チーム離脱となった山川選手 その経歴は?
- 2. 山川選手が離脱 「コンディション的に」
- 3. 低迷続く西武 主砲不在で大ピンチ!?
- 4. 中村選手に注目集まる 復活のキーマンとなるのか!
- 5. 守りでチームを支える投手陣 鍵を握る選手は?
チーム離脱となった山川選手 その経歴は?
今回チームを離脱することとなった山川穂高選手。山川選手はどのような選手なのか。その経歴を見ていきます!
山川選手は沖縄出身で2013年にドラフト2位で西武に入団。今年でプロ10年目を迎えます。昨シーズンはチームの主砲として本塁打王と打点王の2冠を獲得する活躍。山川選手は左足を高く上げて踏み込み、豪快なフルスイングが特徴のホームランバッター。その圧倒的な打撃力で長年チームを引っ張ってきました。
今年のWBC日本代表にも選出され、2打点の活躍。日本代表の優勝に大きく貢献しました。2020年に右足首を捻挫、22年には太腿裏の肉離れ、そして今年もふくらはぎに張りが出るなど度重なる怪我が心配されている山川選手。コンディションの調整、怪我をしない体づくりが自身の今後の課題となりそうです。
山川選手が離脱 「コンディション的に」
西武は12日、「総合的に判断して、コンディション的に」という理由から山川穂高選手を登録抹消。山川選手は4月10日から5月2日の間も離脱しており、それに続く2度目のチーム離脱となりました。WBC直後からふくらはぎに張りを感じていた山川選手。1度目の離脱から復帰するも持ち前の長打力は見られずコンディションが整っていない様子でした。
前回の登録抹消時には、「食事制限をしました これまでも暴飲暴食をしていたわけではないし、できることはやってきたつもりでしたが、ずっと怪我が続いているので、これは食事を見直さないといけないなと。栄養士の方と相談して、サプリメントとか、このタイミングでこれを食べる、といったことを見直しました」と明かしていました。山川選手は昨季も軽度の肉離れで一時離脱。コンディションの調整が大きな課題となっているようです。
西武が山川穂高を抹消 ヤクルトは特例で救援コンビが離脱…12日の公示#FullCount10thhttps://t.co/i3OYi4A3hk
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) May 12, 2023
低迷続く西武 主砲不在で大ピンチ!?
2019年以来リーグ優勝から遠のいている西武。今季も現時点で5位と低迷が続いています。5月から日ハム、オリックス、ロッテそれぞれと3連戦を争ってきましたが、いずれも負け越し。オフシーズン中には、捕手・森友哉選手がオリックスへFA移籍し攻撃力の低下が課題となっていた西武。悪い流れが続く中で、今回の山川選手離脱は更なる痛手となりました。
このピンチに対して打開策はあるのか。また、今後西武打線を支えるキーマンは誰になるのでしょうか。
中村選手に注目集まる 復活のキーマンとなるのか!
森選手の移籍、そして今回の山川選手の離脱により攻撃力が課題となっている西武。このピンチに、上位進出のキーマンとして期待されているのが中村剛也選手です。
長らく西武打線を牽引してきた中村選手。今季も4月序盤から4番として活躍。リーグトップタイとなる8本塁打を放っています。さらにそのうち5本は先制・同点・勝ち越しのいずれかに当たる「殊勲本塁打」。勝負所での強さも発揮しています。
中村選手は今年で22年目。これまでに本塁打王6回、打点王4回と圧倒的な打撃力で活躍してきました。そして通算本塁打は現時点で462本。順調にいけば来年を目処に500本塁打に到達しそうな勢いです。500本を達成すれば史上9人目。40歳という年齢を感じさせない活躍を見せています。
西武の上位進出へ向け、キーマンとして注目される中村選手。ベテランとして、そして西武打線の大黒柱として期待が高まります!
【 #西武 】中村剛也が規定打席到達 4打席目を終え打率は3割2分 #西武ライオンズ #seibulions #baseball https://t.co/bO0k0GGoaZ pic.twitter.com/ByG0EXNZ78
— スポーツ報知 プロ野球取材班 (@hochi_baseball) May 16, 2023
守りでチームを支える投手陣 鍵を握る選手は?
攻撃力に心配の声が上がる西武ですが、投手陣の評価はどうなっているのでしょうか。鍵を握る選手はいるのでしょうか。
西武は昨シーズン、リーグトップの防御率を記録。今シーズンも有力選手が残り、投手陣には大いに期待がかかっています。中でも注目を集めているのが高橋光成選手、今井達也選手、平良海馬選手。
高橋選手は3年連続3度目の開幕投手に指名。キレのあるストレートと変化球を巧みに操り、今シーズンすでに4勝を記録しています。今井選手は昨シーズン、9試合の先発で5勝1敗、防御率2.41と安定感のあるピッチングを披露。最速159km/hを持ち、4月13日のロッテ戦では完封勝利を収めています。
平良選手は昨シーズン最優秀中継ぎのタイトルを獲得。今シーズンからは先発に転向し、現在までに6試合に登板し3勝、防御率も2.19と安定した成績を収めています。安定感があり層の厚い投手陣。攻撃力が課題となっている西武ですが、投手陣がどれだけ打線を援護できるかも重要になってきそうです!