5月9日の巨人戦に先発登板したバウアー選手が6回7失点で巨人打線にOKされました。前回登板した広島戦では7回1失点9奪三振で勝利投手となり大活躍をしたのですが、今回は一体何があったのでしょうか?今回は、5月9日の巨人戦の内容を確認しながらバウアー選手の弱点を探っていきたいと思います。
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目次
- 1. 横浜DeNAのバウアー投手ってどんな選手?実はサイ・ヤング賞の受賞者です!
- 2. 鳴り物入りでDeNAに移籍したバウアー選手の日本での活躍は?
- 3. 巨人打線にはどうしてつかまった?巨人の足で揺さぶる作戦勝ち?
- 4. まとめ:DeNA三浦監督もバウアー選手の今後に期待!
横浜DeNAのバウアー投手ってどんな選手?実はサイ・ヤング賞の受賞者です!
アメリカ・メジャーリーグでサイ・ヤング賞を受賞したことがあるバウアー選手。彼はどういった特徴の選手なのでしょうか?ここでは、バウアー選手の基本プロフィールの他に持ち球やピッチャーとしての特徴を紹介します。
2023.05.03 wed #バウアー選手 初登板
It’s time to win a ballgame. Let’s go.
勝利の時間だ。さあ、いこう。#baystars@BauerOutage pic.twitter.com/8t8JVF8LOF— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 2, 2023
横浜DeNAのバウアー投手の基本プロフィールは?意外と大きくない?
まず、バウアー選手の基本プロフィールを紹介します。
・身長:185cm
・体重:95kg
・投球/打席:右投/右打
・年齢:1991年生まれ32歳
このように、バウアー選手はプロ野球選手として標準的な体格と言えますね。
横浜DeNAのバウアー投手の持ち球は?どんなピッチングをする?
バウアー選手の持ち球やどんなピッチングをするのかを知っていますか?まずは、彼の持ち球から!
・ストレート
・カットボール
・スライダー
・ナックルカーブ
・チェンジアップ
・ツーシーム
またバウアー選手の特徴は、変化球の持ち球が多く150キロ台中盤のストレートとナックルカーブやチェンジアップを使って三振の山を築く本格派のピッチャーです。
バウアー投手は以前から横浜DeNAに好意的?
バウアー投手は、2019年に横浜DeNAの球団施設に訪れ、好意を持ったことが入団の決め手だと語っています。そして翌年の2020年シーズンでは60試合の短縮シーズンでありながら5勝4敗・防御率1.73・100奪三振を記録しサイ・ヤング賞を受賞し、彼の経歴に箔をつけました。
鳴り物入りでDeNAに移籍したバウアー選手の日本での活躍は?
2023年に鳴り物入りでDeNAに移籍したバウアー選手。現在まで5月3日の広島戦と5月9日の巨人戦に先発登板しました。ここでは、この2試合の結果から巨人戦での7失点OKの原因を探っていきます。
2023.5.9【DeNA vs 巨人】
本日の試合ハイライト映像公開中球団公式YouTubehttps://t.co/lHoiEXOxSh#baystars https://t.co/9lDNh5vrdX
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 9, 2023
5月3日・広島東洋カープ戦~日本初登板で7回1失点の勝利投手に!
横浜スタジアムで開催されたこの試合でバウアー選手は、7回98球を投げ7被安打1失点9奪三振1四死球と鮮烈なデビューを果たしました。投球内容は、変化球中心に時おり150キロ台のストレートを交えて9奪三振を記録!また、変化球の制球も安定しており広島打線を翻弄した印象です。
5月9日・読売巨人ジャイアンツ戦~日本2試合目は6回7失点の大炎上
新潟で開催されたこの試合。中6日で登板したバウアー選手は、巨人打線につかまり負け投手となりました。この日の記録は、6回103球11被安打7失点8奪三振0四死球と散々なものです。しかし、前の広島戦に比べて球数や四死球にそれほど差が無く、三振も多く奪っています。
5/3広島戦と5/9巨人戦は何が違った?
ここでは、5/3広島戦と5/9巨人戦の違いをおさらいしておきましょう。まずは本拠地横浜スタジアムでの広島戦。この日の広島打線は6人の左打者も並べる打順でした。しかし、広島打線に奪われた1点も2死塁無しから広島デビッドソン選手に高めのボール球を本塁打されており、失投とは言えません。また、広島の攻撃は盗塁無しと、足を使った攻撃は皆無!バウアー選手の投球も全体的にコースに決まっており安定感がありました。
次に新潟で開催された巨人戦。この日の巨人打線は左打者が5人と、左右のバランスの良い打線といえます。また、岡本選手の先制本塁打も内側低めのストレートなので、失投とは言い難いです。しかし、巨人は初回から盗塁を決め、最終的には盗塁を2つ記録しています。さらに、ファールで粘って凡退するケースも多くあることも特徴です。このように、この2試合の違いは球場と攻撃のスタンスの違いと言えるのではないでしょうか。
巨人打線にはどうしてつかまった?巨人の足で揺さぶる作戦勝ち?
5月3日の広島戦では好投していたバウアー選手が、なぜ巨人戦では大崩れしたのでしょうか?巨人の作戦勝ちなのか、それとも地方球場特有のものなのか?ここでは5月9日の巨人戦を考察していき、彼の弱点を見ていきましょう。
【#練習風景から🏟️】#梶谷隆幸 選手は古巣DeNAを率いる三浦監督と談笑✨(撮影・斎藤浩一)#巨人 #giants #ジャイアンツ #サンスポ pic.twitter.com/K5sFDXFmhZ
— 巨人情報@サンスポ (@sanspo_giants) May 9, 2023
バウアー選手の変化球は高めに浮いていた?地方球場のマウンドの影響?
では、巨人の得点シーンを振り返ってみましょう。
・岡本選手:2回インコース真ん中やや低めのストレートを本塁打
・大城選手:6回真ん中高めのチェンジアップを本塁打
・門脇選手:2回真ん中高めのチェンジアップを内野安打、6回ど真ん中のチェンジアップを本塁打
巨人打線はことごとく真ん中から高めにきた変化球を狙っていますね。また、バウアー選手は、慣れない地方球場マウンドの影響での球が高めに浮いたと分析されているそうです。
巨人は足で揺さぶる作戦だった?バウアー選手の弱点があらわに?
では、得点シーン直前に巨人は足で揺さぶっていたのでしょうか?
・2回先頭打者の岡本選手が本塁打
・2回、門脇選手の打席では1塁走者の梶谷選手が盗塁
・6回、大城選手のホームランの前では岡本選手がエラーで出塁
・6回の門脇選手の打席では、1塁走者のブリンソン選手が盗塁を匂わせけん制を2回
バウアー選手はクイック時に変化球の球威・制球が落ちると分析されており、巨人はそれを誘って打ち崩したのかもしれませんね。
今後のバウアー選手の活躍はいかに?弱点を克服できるかがカギ?
このようにバウアー選手は変化球が高めに浮くところやクイック時の制球に弱点がありますが、この巨人戦でも8奪三振を記録しています。このことからも、各球場のマウンドに慣れて制球が安定すると、なかなか手強い相手ではないかというのが正直な感想です。
まとめ:DeNA三浦監督もバウアー選手の今後に期待!
今回は、バウアー選手の7失点OKについて考察していきました。バウアー選手は今回OKされましたが、まだまだ油断が出来る相手ではないということがわかりましたね。また、DeNAの三浦監督も次に繋げてくれると彼の能力を信頼している模様。今後のバウアー選手の活躍とDeNAの躍進には目が離せないですね。
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— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 5, 2023