侍ジャパンのサポートメンバーに選ばれ、活躍を見せた西川愛也選手は、不名誉な記録を樹立し、話題を集めていましたね。ですが、ようやくその不名誉な記録を止める事ができました。そこで今回は、西川愛也選手についての解説と打ち立ててきた不名誉な記録について解説していきます。
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目次
- 1. 西川愛也選手のプロフィール
- 1.1. これまでの実績
- 2. 62打席連続無安打
- 3. 遂に無安打記録を止めた!
- 4. 西川愛也選手が這い上がって来れた理由は?
- 5. まとめ
西川愛也選手のプロフィール
西川愛也選手は、1999年生まれの現在23歳。花咲徳栄高校で3度甲子園に出場し、活躍を見せると2017年のドラフト会議で西武ライオンズから2位で指名を受け入団。プロ入り後は、内野手として登録されるも、2020年に外野手に登録変更。現在、プロ6年目で今シーズンは、主にセンターとして試合に出場しています。
これまでの実績
西川愛也選手は、小学校2年生から野球を始め、高校は花咲徳栄高校に進学。1年秋からベンチ入りし、3度甲子園に出場し、3年の夏の大会では、埼玉県勢・花咲徳栄高校史上初の優勝に貢献。その後のドラフト会議で西武ライオンズに2位で指名され入団。プロ1年目は、高校時代に大胸筋を怪我をした影響もあり、リハビリしながら2軍で72試合に出場。プロ2年目は、2軍で経験を積み、チーム最多の103試合に出場。打率.242・3本塁打を記録。プロ3年目からは、外野手に登録変更。8月に初の1軍昇格を果たし、代打でプロ初出場、第2打席にはプロ初安打・初打点を記録。その後、1軍と2軍を行き来し、1軍では3試合に出場しました。プロ4年目は、オープン戦でアピールに成功し、自身初の開幕スタメンを勝ち取るも、ヒットが打てず、4月末に2軍に降格し、再び1軍に昇格する事なくシーズン終了。プロ5年目は、開幕を2軍でスタート。その後6月に一軍昇格を果たし、スタメンで起用されるものの結果を残せず2軍に降格。8月に1軍に再昇格を果たすも、ヒットを打てず、9月に2軍降格。そのままシーズンを終えました。
62打席連続無安打
西川愛也選手は、2020年のプロ初安打以降、3シーズンに渡りヒットを打てませんでした。今までの最長記録であった59打席を2023年4月30日に行われた試合の第1打席で記録更新。その後の2打席もヒットが出ず、プロ野球の野手ではワーストの62打席連続無安打記録を更新しました。
遂に無安打記録を止めた!
2023年4月30日の試合でワースト記録を更新し、迎えた第4打席で遂に記録を止めました。7回の第4打席に63打席ぶりにセンター前ヒットを放ち、スタンドからは大歓声。その後、後続打者のタイムリーヒットでホームに生還。ベンチに戻ると、松井稼頭尾監督から記念球を手渡されていました。監督・観客・チームメイトが待ちに待ったプロ2本目のヒットを放ち出塁した際には、塁上で笑顔になっていたとのこと。本人も、もがき苦しみ、長いトンネルから抜けられたことで、肩の荷が降りたのかもしれません。その次の試合では、スタメンとして出場し、第3打席に2試合連続となるヒット。試合終了後には、山川穂高選手と室内練習場で練習し、次戦に向けてしっかりと調整していました。
西川愛也選手が這い上がって来れた理由は?
西川愛也選手は、足の速さとバットコントロールに定評のある選手です。2軍で結果を残し続け、1軍に昇格するも、なかなかヒットが打てず、結果を残せていませんでした。そこで、西川愛也選手は、バッティングフォームの改善や、シーズンオフには山川穂高選手に弟子入り。キャンプの間もオフを返上し、室内練習場でバッティング練習を行っていました。その結果、体が一回り近く大きくなり、バッティングフォームが安定。打球の強さが増し、バッティング技術が向上していきました。また、WBCのサポートメンバーとして強化試合に出場し、ヒットを打てた事や、守備でチームに大きく貢献できた事で、西川愛也選手は大きく成長。今シーズンのオープン戦では、打撃面で結果を残すも、右肩の痛みがあり、1軍には残れず、2軍で調整しました。その後、2軍の実戦でしっかりと結果を残し、4月30日から1軍に昇格。昇格後、初スタメンでプロ2本目のヒットを放ち、師匠の山川穂高選手も喜んでいました。今まで培ってきた経験や、師匠である山川穂高選手のアドバイスを自分の物にし、結果を出せた西川愛也選手は、大きく成長しています。まだまだ、シーズンは始まったばかりです。これから西川愛也選手が、どこまでヒットを積み上げられるか注目が集まります。
まとめ
今シーズン無安打記録を更新するも、ヒットを放ち記録を止めた西川愛也選手。バッティングフォームの改善や、師匠である山川穂高選手の指導により、バッティング技術が向上しました。1軍に昇格しても、試合終了後には、室内練習場で練習に励んでおり、努力を怠りません。この努力が少しずつ結果に繋がってきており、良い結果を残せるか期待が集まっています。今シーズン、西川愛也選手にとっては勝負の年。チームの勝利に貢献できる活躍を期待しています。