次世代「iPhone 15」シリーズでは、全モデルでLightningポートが廃止され、USB-Cポートが搭載されるとウワサされています。最新のリークによれば、この変更に並んで、USB-C関連のApple製品が続々と生産されているようです。
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生産中の新EarPodsのコネクタがUSB-Cに
2022年10月、欧州連合はユニバーサル充電規格であるUSB-Cポート搭載を義務付ける新たな規制を可決しました。この変更に従う形で、Appleは「iPhone 15」シリーズからUSB-Cポートを採用するようです。
さらにリーカーのShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)は今回、Appleが「USB-CのケーブルやEarpodsが量産している」とリークしています。
Also USB-C MFI cables and Earpods are in mass production for a while is the best proof that it’s happening.
— ShrimpApplePro 🍤 (@VNchocoTaco) April 27, 2023
AppleがUSB-CのEarPodsを生産していることが明らかになったのはこれが初めて。これまでAppleは、Lightningポートを搭載したEarpodsを販売していました。
ほぼiPhone専用といえるEarPodsをUSB-C化は、USB-C搭載iPhone登場を裏付けているといえるでしょう。ただしAppleは、Lightning規格の「Made for i(MFi)」プログラムを、USB-Cでも継続するとされています。
2月に中国のソーシャル・ネットワーキング・プラットフォームWeiboで共有された怪しげな主張は、Appleが「Made for iPhone」プログラムにUSB-Cアクセサリーを含めることで、規制の技術的な部分は遵守していても、その意図は遵守していない可能性を示唆していました。「Appleは、今年の新型iPhoneとMFI認証の周辺機器に使用される、独自のタイプC、LightningインターフェースICを製造した」と彼らは述べています。
Appleは、MFi認証プログラムの一環として、アクセサリーの承認、特定の部品の販売、認証用チップの企業への提供などを行っています。これは、iPhoneに接続するアクセサリーが品質基準を満たしていることを保証するための方法です。
ShrimpApplePro氏によると、このMFi認証ありのUSB-CケーブルとEarPodsの新バージョンの量産がすでに始まっているとのこと。Appleは、2023年秋の「iPhone 15」のラインナップに先駆け、USB-Cポートを搭載したAirPodsの充電ケースなどとともにこれらをリリースするかもしれません。
これらのAppleの動きを見る限り、AppleがUSB-CでもMFi認証を継続することはすでに決まっているようです。MFi認証なしのケーブルでは充電速度や転送速度が制限されるとウワサされていますが、結局USB-Cケーブルも買い換える必要があるのでは、やや本末転倒にも思えます。