◆ MacBookシリーズとmacOS
まったく新しい15インチ「MacBook Air」が今回のMacシリーズにおける目玉発表でしょう。加えて、アップデートされた13インチ「MacBook Air」、エントリーレベルの13インチ「MacBook Pro」が登場する可能性があります。また、リフレッシュされた24インチの「iMac」や「MacBook Pro」の発表もあり得ますし、ダークホースとして〝初の自社製チップ搭載〟となる「Mac Pro」が現れるかもしれません。もし、Appleが「AR/MRに絞ったWWDC」としてMacの発表をずらした場合でも、これらの製品はそう遠くない時期に登場するはずです。なお、「Mac Studio」に関しては、状況が定かではありません。これは少し読者の失望を誘うかもしれませんが、6月に発表されるモデルは、おそらく主要な新しいM3チップを搭載することはないでしょう。その代わり、現在のM2プロセッサーと同じようなものが搭載されるはずです。この系統の新しいMacシリーズは、先週からデベロッパーのテストログに現れ始めています。その中にはより大きなMacBook Airと思われるものも含まれています。このログには、8コアのCPU(4つの高性能コアと4つの効率的コアに分かれている)と10コアのグラフィックプロセッサを搭載したチップの搭載されている、というデータが含まれています。
◆ watchOS、iPad OSそして、最後にもうひとつ
Apple Watchのハードウェアの変更は最小限にとどまると予想されており、オペレーティングシステムのアップグレードに焦点が置かれるはずです。
iPadOS 17は、有機ELディスプレイを搭載した来年発売のiPad Proの刷新モデルのためのソフトウェアの土台を作ることになります。
そして、iOS 17は2024年にヨーロッパの新しい規制に対応するため、アプリをサイドローディング(公式ストア以外でのアプリのダウンロード)に開放することを目指し、ソフトウェアのオーバーホールが行われているはずです。おそらく最も重要なのは、このヘッドセットが、Appleの複合現実に関する計画の始まりに過ぎないということです。アップルはすでに、より高い処理能力を備えたハイエンドモデルと、一般消費者がこの技術をより身近に感じられるようにするためのダウンスケール製品の2つの後続モデルの開発に取り組んでいるというリークもあります。
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