【競泳】日本選手権4冠!池江璃花子選手の凄さの秘訣とは?

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日本選手権で4冠を達成し、世界選手権代表に内定した池江璃花子選手。一時期、白血病を発症し、競技を続けられるか分からない状態でしたが、そこから復帰を果たし国内では圧倒的な強さを誇っていますね。そんな、池江璃花子選手は、常に自分と向き合い様々な課題を克服してきています。そこで今回は、池江璃花子選手の強さの秘訣を調べてみました。

目次

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池江璃花子選手のプロフィール

池江璃花子選手は、200年生まれの現在22歳。現在は、横浜ゴム・ルネサンスに所属している競泳選手です。専門種目は、自由形とバタフライ。現在、個人で数多くの日本記録を保持しており、長水路で5種目・短水路で6種目持っています。

これまでの実績

池江璃花子選手は、3歳から水泳を始め、5歳の時には4泳法をマスター。中学入学前に50m自由形で初の全国大会優勝を達成。中学時代には、全国大会で中学記録を更新し優勝。その後、ワールドカップや日本選手権などに出場し、中学記録を樹立しました。高校入学直後には、五輪選考会を兼ねた日本選手権に出場。高校新記録や日本新記録をマークし、4種目で代表権を獲得しました。五輪では、メダル獲得はなりませんでしたが、自己ベスト更新や5位入賞などの活躍。その直後に行われたインターハイでは、過密日程の中50m自由形と100m自由形で大会新記録をマークし優勝。国体で日本記録更新・ワールドカップでは100m個人メドレーで日本新記録をマーク。高校2年生時に出場した日本選手権では、5種目にエントリーし、5種目で優勝。今まで、5冠を達成した女性スイマーはおらず、池江璃花子選手が初めての快挙。その年の夏に行われた世界ジュニア選手権では、3種目で優勝し、その内の1種目で自身が持つ日本記録を更新し、大会MVPに輝きました。高校3年時には、アジア大会に出場し、リレー種目を含む6冠を達成。日本人では初めての偉業を成し遂げ、この大会でも大会MVPを受賞。

白血球で休養するも復活!

ここまで、選手として順調なキャリアを歩んできた池江璃花子選手ですが、2019年2月に白血病と診断され、治療に専念。2020年8月に594日ぶりに競技会に50m自由形で出場。翌年の2021年2月のジャパン・オープンに50m自由形で出場し、2位。4月に東京五輪の選考会を兼ねた日本選手権に出場。個人では、50mバタフライ・100mバタフライ・50m自由形・100m自由形で優勝し、4冠を達成。また、メドレーリレーでは派遣標準記録を突破し、リレーメンバーとして五輪出場が決定。東京五輪では、400mリレーでは予選敗退、400mメドレーリレーでは決勝に進出するも8位、混合メドレーリレーでは、全体の9位で東京五輪を終えました。池江璃花子選手の第2章の競泳人生がスタートし、今後どんな活躍が見れるかとても楽しみです。

日本選手権4冠達成

池江璃花子選手は、4月4日〜9日に行われた日本選手権に出場し、50m自由形・100m自由形・50mバタフライ・100mバタフライの計4種目で優勝しました。100mバタフライでは、57秒68で優勝。世界選手権の派遣標準記録を突破し、代表に内定。50mバタフライでも、25秒59で優勝し、派遣標準記録を突破しました。また、自由形の50mと100mでも世界水連の定める参加標準記録を上回った為、代表に選出。池江璃花子選手は、日本選手権で優勝した4種目で世界選手権に挑みます。

池江璃花子選手の特徴

池江璃花子選手は、長いリーチを活かし、水の抵抗が少ない泳ぎ方を身につけた事で、いいタイムを出す事が出来ています。長いリーチを活かし、ストローク数を減らしていき、安定した体幹と筋肉で水の抵抗を感じさせない泳ぎを習得。また、後半になっても落ちないスタミナや、レースを重ねるごとに強くなるのも池江璃花子選手の特徴です。ですが、スタートに課題を抱えており、改善に取り組んでいる最中とのこと。世界と戦う為には、前半から勝負に出る場面も必要です。その為にも、スタートダッシュを向上させることが求められます。今後、世界の選手に負けない為にも、スタートをから負けない強さを身につけ、オリンピックで金メダル獲得に向けて頑張って欲しいです。

まとめ

競泳を始め、順調にキャリアを重ねて成長し続けていた池江璃花子選手。一時期、白血病を発症し、競技に復活できるか危うい時期もありました。治療に専念した事により、筋力も落ちてしまい、元の状態に戻るまでリハビリや練習などで相当な努力を積み重ねてきたと思います。それを乗り越え復活した池江璃花子選手は、22歳という若さを感じさせない強い精神力を持ち合わせており、本番のレースでは、他の選手に負けない強さを身につけました。これから世界選手権や2年後にはオリンピックも控えています。池江璃花子選手の強い精神力と誰にも負けないスタミナで世界一のスイマーを目指してこれからも頑張って行って欲しいです。

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