2022年に登場した最新の「iPhone 14」シリーズ。春は新生活とともに買い替えを考えるユーザーも増える時期ですが、現状では買うのをまだ待ったほうが良いかもしれません。
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「iPhone 15」を待つべき3つの理由
iPhoneを待つべき理由は以下の3つです。
【1】「iPhone 14」は超円安レートが反映されたまま
「iPhone 14」シリーズで最も安いモデルの価格は、Apple公式ストアで119,800円(税込)。もっとも高いモデルは239,800円(税込)です。
「iPhoneってそんなに高かったっけ?」という感覚は間違っていません。参考までに、2021年に発売された「iPhone 13」はApple Storeで9万8800円(税込)でした。
たった1年でiPhoneがここまで値上がりした理由は、2022年から始まった急激な円安です。この円安のピークは今年1月で、1ドル151円まで円安が進みました。
現在では1ドル131円程度と落ち着いていますが、Appleは値上げしたiPhoneなどの日本価格を変更していません。もしも変わるとなれば、おそらく今年の「iPhone 15」発売と同時のタイミングとなるでしょう。
【2】「iPhone 14」は進化が少なかった
日本円では大幅に値上がりしたにも関わらず、「iPhone 14」の通常モデルは「iPhone 13」からの進化がほぼありません。
「iPhone 14」では外観が変わっていないだけではなく、チップセットにも大きな変更はありませんでした。iPhoneシリーズ上、最も変化がなかったモデルといってもいいでしょう。
【3】「iPhone 15」でLightningポート廃止
「iPhone 15」では、Lightningポートが廃止され、USB-Cポートが搭載される見込みです。これはEUの規制を受けたもので、Apple幹部も「従わざるを得ない」と述べています。
関連:Appleが「iPhoneのLightning廃止」を認める。USB-C搭載はいつ?ポートが1つ変わるだけですが、長い目でみるとこれは大きな変更です。この計画では、タブレット、スマートフォン、キーボード、マウス、ゲーム機、ヘッドフォンなど、ほとんどの電子機器にUSB-Cポート搭載が義務付けられる予定。つまり、全ての新しい製品ではLightningポートがなくなる可能性が高いのです。
iPhoneだけのためにLightningケーブルを持ち続けるというのもストレス。数年使うことを考えれば、USB-C搭載モデルを待つのが良い選択となりそうです。