オリックス・バファローズは、吉田正尚選手が抜け、この穴を埋められる選手として来田涼斗選手が注目を集めていますね。オープン戦でアピールを続け、開幕スタメンの可能性も高まってきています。今シーズンオフは、師匠である吉田正尚選手に弟子入りし、指導を受けたそうです。そこで今回は、来田涼斗選手がどんな選手なのか解説していきます。
目次
- 1. 来田涼斗選手のプロフィール
- 1.1. 高校からプロ入りまで
- 2. オリックス・バファローズでの活躍
- 2.1. プロ3年目の今シーズン
- 3. 師匠との自主トレ
- 4. 来田涼斗選手の凄さの秘訣とは?
- 5. まとめ
来田涼斗選手のプロフィール
来田涼斗選手は、2002年生まれの現在20歳。身長180cm、体重90kgと非常に優れた身体です。兵庫県出身で高校は明石商業高校に進学。その後、2020年のドラフトで、オリックス・バファローズに3位指名され、入団。現在プロ3年目。ポジションは外野手です。
高校からプロ入りまで
来田涼斗選手は、明石商業高校に入学。高校1年の県大会からベンチ入り。高校2年の時には、春の選抜大会と夏の全国大会のどちらも先頭打者本塁打を記録。甲子園大会で2本の先頭打者本塁打を記録したのは来田涼斗選手が初。1年の夏から3季連続で甲子園に出場する活躍を見せていた来田涼斗選手ですが、最後の夏はコロナウイルスの影響で大会が中止になり、甲子園に出場できませんでした。その後、ドラフト会議でオリックス・バファローズから3位指名を受け、入団。
オリックス・バファローズでの活躍
1年目のシーズンは、開幕1軍スタートとはいきませんでしたが、ウエスタン・リーグではクリーンアップを任され、成長が期待されていました。その後、7月に1軍昇格を果たすと、プロ初スタメン・初打席・初球・初本塁打を記録。次の打席ではヒットを放ち、出塁。その後、プロ初盗塁を記録。第3打席でもヒットを放ち、猛打賞を達成する活躍を見せました。その後は、23試合に出場し、打率.211・2本塁打・8打点を記録。2年目のシーズンは、1軍での出場機会に恵まれず、10試合の出場のみ。ですが、ウエスタン・リーグでは、105試合に出場し、チームトップの7本塁打を記録するなど、着実にステップアップしています。ここで培った力を発揮し、1軍に定着してほしいです。
プロ3年目の今シーズン
来田涼斗選手のプロ3年目の、キャンプは一軍スタート。吉田正尚選手が抜け、外野のレギュラー争いは熾烈。若手にもチャンスが巡ってきており、そのチャンスを逃さないよう、来田涼斗選手は、キャンプで打撃や守備でアピールを続け、1軍のオープン戦に出場。オープン戦でもしっかりと結果を残しており、12試合で10安打・打率.345・打点3の好成績。開幕一軍・開幕レギュラーに向けていいアピールができています。
師匠との自主トレ
来田涼斗選手は、吉田正尚選手の沖縄での自主トレに2年連続で参加。技術面などを指導してもらい、自己のスイングを改善。今までは、体が上手く連動できていないスイングでしたが、指導を受けた後は、しっかりと下半身から上半身の連動ができるスイングになったそうです。自主トレで教わったことをすぐ実践できる来田涼斗選手は吸収が速い選手だと思いました。また、WBCで優勝に導く活躍を見せ、今シーズンからレッドソックスに移籍した吉田正尚選手の教えを受けた事で来田涼斗選手は確実に一歩ずつ成長しています。師匠に教わったことをしっかりと実戦の場で発揮できれば、来田涼斗選手がブレイクする日は遠くないかもしれません。
来田涼斗選手の凄さの秘訣とは?
来田涼斗選手は、優れたバッティング技術を持っています。鋭いスイングで広角に打ち分ける事が出来、ホームランも打てる打者です。高校時代には、甲子園で先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を記録するなど高いポテンシャルを発揮。プロ入り後も、1軍デビュー戦で初打席で初球を本塁打。衝撃的なデビューを果たしました。他にも、打撃だけではなく、走塁や守備も魅力のある選手です。足の速さを活かし、盗塁だけではなく、ヒットを打った際も、どんどん次の塁を狙う積極性もあります。今年のオープン戦では、2塁打より3塁打が多いのも積極的に次の塁を狙いに行った結果です。また、守備でも広い守備範囲だけではなく、遠投100m越えの強肩も魅力。走・攻・守3拍子揃っている来田涼斗選手が、今後オリックス・バファローズの中心選手になれるよう頑張って欲しいです。
まとめ
プロ3年目を迎え、ブレイクが期待される来田涼斗選手。オフシーズンの自主トレでは、師匠である吉田正尚選手に弟子入りし、様々な事を吸収してきました。元々、ポテンシャルの高い選手のため、何かきっかけを掴む事が出来ると、一気にブレイクできる選手です。師匠の教えを忠実に実行した事で、オープン戦で結果を出しています。シーズンでもこの好調を維持し続け、まずは年間を通して1軍の選手として成長いって欲しいです。そして、将来はオリックス・バファローズの中心打者としてクリーンアップに組み込む選手になる事を期待しながら、今後の活躍を見守っていきたいと思います。