平成フラミンゴのNICOが3月23日に個人チャンネルを更新し、新生活が忍び寄るこの時期に人生においてとても濃い思い出という辛かった教育実習について語りました。想像を超える厳しさに驚きつつも、感謝を忘れないNICOに色々気づかされる内容になっています。YouTubeの急上昇ランキング3位を記録するなど反響もとても大きかったようです。
この記事では動画の内容や視聴者の反応について詳しくお伝えしていきます。ぜひ最後までお読みください。
辛すぎる教育実習
NICOは教育実習生として母校で3か月弱過ごした事があります。その学校は私立だった為実習で赴いた際も通っていた当時と先生の顔部ぶれは変わってなかったそう。そのため、高校在学中に先生たちと仲良くしていたNICOは教育実習も楽しくできると思っていたようです。
しかし、NICOが在学中生徒指導で最も恐れられていた先生がいました。その先生は天野川先生といい、教育実習の頃には重鎮中の重鎮になってたのだとか。NICOは保健室の先生と体育の先生の2種類の免許を取る予定でしたが、その天野川先生も体育の先生!
教育実習は担当の先生が実習生にマンツーマンで指導を行う為、NICOは「天野川先生だけは担当になりませんように!」と願っていました。ところがそんな願いもむなしく担当は天野川先生に決定!ここから辛い教育実習が始まるのでした。
始める前からコテンパン宣言!
教育実習が始まる前から連絡を取っていた先生がいるというNICO。担当が天野川先生という事もその先生から聞いたのだそう。しかもその先生から「天野川先生が西をコテンパンにするって言ってたらしいよ」と衝撃的な事を言われます。それを聞いたNICO、まず天野川先生が自分を覚えていた事に驚きました。
現役時代は目立っていけないことをしていた覚えもなく直接注意された記憶もありません。確かに賑やかではあったため、NICOが仲良くしていた先生に「うるせえって忠告しておけ」と言われたことはあったそうです。しかしそれだけでコテンパンにするなんて言われるものでしょうか? 怖すぎます。
そして保健室の先生の方から実習が始まり、こちらは1か月楽しく過ごすことが出来ました。ところが体育の実習が始まる1週間前に突如保健室を訪れた天野川先生に「楽しくやってるかもしれねえけど、そのままの顔できたら実習させねーからな!」と一喝されます。ノーメイクで来いという意味だそうです。
拒否されまくる!
天野川先生からメイクの事を事前に言われていたものの社会人のマナーとしてファンデーションは塗っていったNICO、初日に挨拶に行くも顔も見てもらえず「帰れ!」と追い返されそうになります。メイクの事がバレていたのです。泣く泣くメイクを落とし、先生を追いかけまわし、大泣きで謝りなんとか許してもらえました。
その後も授業を行う前に必要な指導案を徹夜で必死に作ったものの、シャツがインしていなかったという理由で見る前から「ダメ!」と返されてしまう事がありました。その時も「お願いします、お願いします。」と必死に天野川先生を追いかけまわし、その様子はすっかり名物になってしまったのだとか。
その数か月は朝が弱いNICOがストレスから毎日朝5時に目が覚めてしまったと言います。かなり追い詰められていた事が分かりますね。
実はハードルができない
そしてこの教育実習をしていた時の体育の内容は陸上競技のハードルでした。ただ、通っていた日本体育大学では様々なスポーツをやらされていたにもかかわらずたまたまハードルはやったことが無かったと言います。もちろんこれから人に教えなくてはならない為NICOは勉強しました。
しかし、天野川先生に痛いところを突かれてしまいます。やっと指導案が通りこれから授業と言う時に呼び出され「お前ハードルできるの? 」と聞かれたのです。「出来るっていう程ではないんですけど…」と歯切れの悪い返事しかできなかったNICOは「教えるお前が出来なくてどうするんだ!」と練習を命じられました。
4時間目の初授業に備え、それまでのすべての時間を校舎から見えるグラウンドで「1.2.3、1.2.3」と一人猛練習。本当に地獄で、ほかの教育実習生が超楽しそうに見えたそうです。
救われたこと
そんな辛すぎる教育実習でメンタルはボロボロになりました。それは昔受けたひどいいじめでも感じた事の無かった「消えたい」と言う思いが浮かんでくる程ひどいものでした。しかしそんな中でも救いはあったのです。
生徒に救われる
幸いなことに、その当時教えていた生徒たちがみんな良い子たちばっかりだったと言います。天野川先生が厳しいという事はみんな知っていたため「西先生が可哀そう」と同情されていたようなのです。
集合をかければサッと集まり、実技では「先生これでどうですか? 1.2.3」と積極的に言ってきてくれました。その時の生徒たちのおかげで授業がとてもスムーズに行ったのです。また担任を持たせてもらったクラスでは「先生大丈夫ですか? 」「お代わりありませんか? 」と気を遣われました。
「今時の高校生であんな子達っているの? 」と思うほどいい子達で当時は唯一の救いだったようです。動画の中でNICOは当時の生徒たちに向けて「本当にありがとうな!みてたらマジで」と声をかけていました。見てくれていると良いですね。
最後は天野川先生に救われる
そして教育実習最終日、体育の先生たちと実習生たちが食事に行きました。そこで天野川先生は天女のような笑顔で「西お疲れ、ここ座れよ」と優しく声をかけてきます。驚くNICOに「お前はこれを乗り越えたんだからこの先何だってできるよ」とさらに声をかけられました。
思い返してみれば天野川先生の言っていた事は全て正しかったのです。例えば「お前が太陽側に立つと生徒たちの目に悪いから絶対に太陽側に立つな」という注意や授業の前に生徒たちが怪我をしないようにグラウンドの石を拾うなど常に生徒を思っていました。生徒に嫌われる厳しいポジションを選んだのは愛があったから。
今では天野川先生が大好きだそうです。大人になってから自分に100%以上の情熱でぶつかってきてくれる人はなかなかいません。そして最後は「新生活で辛いことがあるかもしれないけれど手を取り合って楽しんでいきましょう。大丈夫!」と締めくくりました。
SNSの反応は?
この動画のコメント欄には「嫌なことがあったときこの動画見たら絶対元気出る」「話が上手すぎてずっと聞いてられるし、ほんとに見てて飽きない」などと言った声が多数寄せられており公開1日で3,000件を超える大反響となっています。ではSNSの方はどうでしょうか? Twitterを調査しました。
これから実習と言う方からのコメントがありました。この動画がとても心に響いたようです。頑張ろうと思えてよかったですね!
「素敵な動画をありがとう」と言う声もありました。この方もいつもNICOの言葉に支えられているそうです。Twitterの方もNICOに元気、勇気をもらっている方達からのコメントで溢れていました。
NICOからの力強い応援メッセージ! まだの人は必見!
「元気なイメージが強いNICOがメンタル崩壊するほどの辛い話? 」と見始めた筆者でしたが最後は感動でいっぱいになりました。この動画はNICOからの力強い応援メッセージとなっていますので、まだの方はぜひ一度見る事をおススメします。そして辛くなったらまたこの動画を思い出しましょう。
これからも平成フラミンゴ、NICOを応援していきます。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
サムネイルは以下より: